林原めぐみ 声優代表作ベスト5!声優アーティスト先駆者CD売り上げもスゴかった!

林原めぐみ 声優代表作ベスト5!綾波レイ人気は未だ健在!

林原めぐみ 声優代表作ベスト5!「エヴァンゲリオン」「スレイヤーズ」「名探偵コナン」……

林原めぐみとえいえば、1980年代後半から現在に渡って、数々の名作の主要人物を演じてきた声優界の神的存在。そんな林原めぐみの声優代表作ベスト5!と言っても、どの作品も甲乙つけがたいのですが……

第5位は、1988年に林原めぐみが初メインキャラクターを演じることになった「魔神英雄伝ワタル」の忍部ヒミコ。これは、林原めぐみが声優業に専念するきっかけとなった記念すべき役でもありました。

第4位、「ワタル」の翌年に獲得した役、らんま1/2」の女・早乙女らんまも、彼女の地位を固めていく上で重要な布石となったはずです。続いて第3位「スレイヤーズ」リナ=インバース、第2位「名探偵コナン」灰原哀。これらに見られる特徴は「ミステリアス」「繊細」。

そして第1位は?元気キャラばかり演じてきた林原めぐみが、リナ=インバースや灰原哀のような神秘的な役を演じるようになったきっかけといえば、もうアレしかありません。90年代のアニメ界に最大のインパクトをもたらした「新世紀エヴァンゲリオン」の綾波レイ。ちなみに、同作品内では碇ユイ、ペンペン、EVAなどを兼任しています。

林原めぐみ オマージュ作品続々、綾波レイ人気は未だ健在!

林原めぐみ声優代表作第1位「新世紀エヴァンゲリオン」の綾波レイは、1995年のテレビ放映以来、主人公を押しのけて作品のアイコン的存在となりました。もはやアニメと言えばエヴァ、エヴァといえば綾波レイという絶対的地位を築き、その人気はいまだ健在。

以後、アニメファンのみならず、芸人、アーティストたちの中にも綾波レイを崇拝する風潮が見られ、「名探偵コナン」の灰原哀をはじめ、彼女をオマージュしたキャラが登場するストーリー作品や楽曲が登場するようになりました。この儚く物憂げで寡黙な少女というキャラの特質を見事に演じている林原めぐみではありますが、実はアニメ本編の声優オーディションでは「葛城ミサト」や「惣流・アスカ・ラングレー」役を志願していたそうです。

ところが、過去に林原めぐみが主役を演じたOVA「1月にはChristmas」を観たことがあった庵野秀明監督は、当初から「綾波レイ役にはこの人がいい」と考えており、これまでの元気キャラから一変、林原めぐみがミステリアスな綾波レイというキャラに大抜擢されることになりました。

林原めぐみ 声優アーティスト先駆者CD売り上げもスゴかった!

林原めぐみ 声優アーティスト先駆者 本格的歌手活動のレールを敷く

1980年代、レコード会社と専属契約を交わして本格的な歌手活動を行う声優は非常に稀でした。そんな中、歌手として声優アーティストの先駆者になったのが林原めぐみです。とはいえ80年代後半デビューの林原めぐみにも本格的な歌唱レッスンを受けた経験はありませんでした。

ところが、ヒロイン役を演じていたOVA「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」で挿入歌を歌うことになったのをきっかけに、その才能がキングレコードのプロデューサーによって見出されます。レッスンの経験がないことはもちろん、もともと歌手志望ではなかった林原めぐみは歌うことに消極的でしたが、彼の強い説得で本格的な歌手活動を開始することになりました。

その頃から林原めぐみ名義のCDが様々なレーベルからリリースされるようになり、1991年にはスターチャイルドに所属を固め、「虹色のSneakers」で公式歌手デビュー。それ以降の林原めぐみの大躍進があったからこそ、後続の声優アーティストたちの活躍の道が拓けたのだと言われています。

林原めぐみ 歌手としての大躍進 CDの売り上げもすごかった!

林原めぐみが声優アーティストとして本格的に歌手活動を始めた1990年代は、小室ファミリーを筆頭にJ-POPアーティストが隆盛を誇っていた時代でもありました。そんな中、林原めぐみのシングル「Give a reason」が、声優ソロ歌手史上初のオリコン週間ランキング9位、「Northern Lights」では3位を記録、アルバムでもトップ10入りを果たすなどの快挙を成し遂げています。

通算10回のオリコン週間ランキングTOP10入りは、声優アーティストとしては史上初で、いまだ誰にも破られていません。そればかりか、シングル「don’t be discouraged」の初動売上10万枚超は声優アーティストとして依然破られておらず、アルバム「Iravati」の初動、累計売上枚数は共に現在も1位をキープ。

全CDの総売上数もトップを走り続けているのです。こうした林原めぐみの活躍を、アニメ業界では「声優業界の美空ひばり」と呼び、若手声優アーティストたちの大きな目標となっているのです。

林原めぐみ アニサマ2015への出演?!極端に露出が少ない理由とは?

「綾波レイ」から林原めぐみの神格化は始まり、それを裏切らない林原めぐみの歌声が、アニメ界の歴史を塗り替えていきました。名実とも声優界では頂点を極めていると言ってもいいほどなのに、林原めぐみ自身がテレビなど、人々の前に登場する機会はほとんどありません。

抽選で観覧できるラジオ収録か雑誌、数少ないイベント以外で林原めぐみにお目にかかることは難しいのが現状です。このように極端に露出を避ける理由について「声優を演じているキャラクターのイメージを損ねてはいけない」と語っている林原めぐみには、その他にも「声優」という仕事に一貫性を追求する姿勢が多く見受けられます。

例えば、声優アーティストとしてこれほどの人気を誇っているにも関わらず、林原めぐみが歌番組やコンサートで歌うことはほとんどありませんよね。これは「歌手活動によって喉を酷使することで、声優業に支障を来してはいけない」という彼女の活動方針。あくまで”声優”としてのプロ意識なのです。

とはいえソロコンサートが叶わないのなら、せめてフェスにちょこっと登場してくれるだけでもファンにとったら発狂間違いなしでしょう。そんな調子でアニメソングの祭典「 Animelo Summer Live」、通称「アニサマ」への出演が毎年期待されていましたが、結局2015年も林原めぐみ降臨ならず……

しかし、今年はキングレコードのフェスに出演してアニメファンを大興奮させてくれたようですから、来年のアニサマには……という期待が高まりますね!!

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