秋吉理香子の小説「暗黒女子」が読ませる!年齢、プロフィールは?

秋吉理香子の小説「暗黒女子」が読ませる!年齢、プロフィールは?

秋吉理香子の「暗黒女子」は読ませる小説!映画化が決定!

秋吉理香子は、2008年に「雪の花」で第三回Yahoo JAPAN文学賞を受賞した作家です。そんな秋吉理香子の代表作「暗黒女子」の映画化が決定しました!この小説は、名門・聖母女子高等学院を舞台に、1人の美しくも無垢な女子高生・白石いつみが謎の死を遂げたことから始まるミステリーです。

いつみの死を悼んで開催された文学サークルの読書会に、彼女と縁の深い6人の女子高生が集まり、各々が「いつみの死」をテーマに書き下ろした自作のミステリー小説を披露します。「いつみはどうして殺されてしまったのか?」……しかしながら、6人の少女たちが紡ぎ出した物語の犯人は、6人6様の「意外な人物」でした。

最近稀に見る「読ませる小説」として話題を呼んでいる「暗黒女子」の映画化に際しては、若手演技派女優・清水富美加と、ティーンモデル出身の飯豊まりえのW主演が決定。「全員が嘘をついている!絶対に予測出来ない驚愕の結末」は、2017年春に全国公開されます。

秋吉理香子の年齢、プロフィールはどうなの?

秋吉理香子の「暗黒女子」は、心の闇をえぐりだす手法や、読後の後味の悪さから、「イヤミス」(読んで嫌な気持ちになるミステリー)として多くのコアなファンの支持を集めました。今や「イヤミス」界の寵児と称される秋吉理香子とは一体どんな人なのでしょう?15歳でアメリカ・ロサンゼルスに移住し、高校卒業後に日本に戻った秋吉理香子は、早稲田大学第一文学部に入学します。

卒業後は、再び渡米し、ロヨラ・メリーマウント大学院に進学。映画・テレビなどの仕事を経て、映画・テレビ製作修士号を取得しました。その後、2008年に、Yahoo JAPAN文学賞でデビューを果たしますが、年齢については非公表です。ただ、公開されている写真から推測するに、20代~30代といった若手作家ではない気がします。また「秋吉理香子」というのは本名ではなくペンネーム。自身のブログにも書かれていますが、日常生活の相棒でもある猫がとっても好きなようです。

秋吉理香子おすすめの小説「聖母」あらすじネタバレ!最新作「自殺予定日」は?

秋吉理香子のおすすめ小説「聖母」のあらすじとネタバレ!

秋吉理香子のおすすめ小説といわれる「聖母」は、4歳の幼い男の子の死体遺棄から始まります。その上、その子に性的暴行のみならず、性器切断がされているという、何とも重い、まさに正当「イヤミス」道でストーリーが展開。作家は、小説を書き始めるにあたって、作品のタイトルについて大いに頭を悩ませるといいますが、秋吉理香子がこの重たいテーマの作品に「聖母」のタイトルを付けたのには、相当なる覚悟があったと推測されます。

今まで学園ものを主軸にミステリーを書いてきた秋吉理香子にとって、「そろそろ叙述ミステリーで読者層を広げて」との策略があったかどうかは定かではありませんが、叙述ミステリーの醍醐味は何といっても最後のどんでん返し。「聖母」は、代表作「暗黒女子」で、「絶対に予測できない驚愕の結末」を描いた秋吉理香子ならでは手腕がいかんなく発揮されている作品といえるでしょう。

「愛おしい、愛おしい子。この子を助けるためなら何でもする」、命を育む使命を受けた女だけが描ける世界観。それがたとえ、他人の子供を食らう鬼子母神となっても……です。

秋吉理香子の最新作「自殺予定日」のあらすじと最大の見所とは?

秋吉理香子は、驚愕のどんでん返しと、独特な「イヤミス」世界観で、世間をあっと驚かせ続けていますが、最新作は、2016年4月に刊行された「自殺予定日」です。主人公は、女子高生の瑠璃。実父の死に疑問を感じ、「継母が父を殺したのだ」との結論に達します。

ところが、継母が実父を手に掛けた証拠が見つかりません。警察からも、世間からも見捨てられた瑠璃は、絶望の淵に落とされ、自殺を決意。ところが死ぬために入った山奥で、男性の幽霊から声を掛けられ、あろうことか「1週間で父を殺した証拠を見つけよう。死ぬのは証拠を見つけてからでいいじゃないか」と提案されるのです。

こうして瑠璃が自殺する予定日が決まり、タイトルの「自殺予定日」さながら物語は進んでいきます。中でも「自殺予定日」の最大の見所は、「イヤミス」で世間に君臨して生きた秋吉理香子が結末をどう締めくくるかということ。それはぜひ、ご自分の目で確かめてください!

秋吉理香子を作家へと導いたのは母の言葉だった!

秋吉理香子は、小説家になる前、アメリカで、映画の制作に関わる一方で、アニメ制作にも取り組んでいました。原稿用紙20枚程度、アニメとして12分ほどの作品でしたが、このアニメ制作が、秋吉理香子に、「読み易さ」「スピード感」の醍醐味を教えてくれたといいます。他の「イヤミス」作品とは違ったスピーディな展開を魅せてくれるのは、この時に学んだことが大いに役立っているのでしょう。

また、母も非常に小説好きだったため、秋吉理香子は、幼い頃から読みたいと願った本は何でも買ってもらえたといいます。母は、本を買ってくれるだけでなく、「読んでどう思った?」などの感想を常に尋ねていました。カフカの「変身」を読み終えた時、小学生だった秋吉理香子が、「人間が虫になるのに驚いた」と母に伝えると、「この作品は、老人とか異端者を迫害する人間の恐ろしさを虫になった人間の話に喩えて描いているんじゃない?」と教えられ、目から鱗が落ちたといいます。

それを理解する小学生も凄いと思いますが、結果的に、この母の言葉が秋吉理香子の将来を決定づけたようです。秋吉理香子の原点が純文学だったことは少し意外ではありましたが、計り知れぬ懐の深さと、多くの引きだしを持った作家であることは間違いなさそう。秋吉理香子は、学園ミステリーだけでなく、家族小説、社会派に至るまで幅広い作品に取り組んでいきたいと意欲満々です。

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