安藤和津の家系図に犬養毅元首相!トンデモナイ金持ちお嬢様だった!

安藤和津の家系図に犬養毅元首相!トンデモナイ金持ちお嬢様だった!

2022年5月24日 更新

安藤和津の家系図に犬養毅元首相!トンデモナイ金持ちお嬢様だった!

安藤和津の家系図が華麗過ぎる!祖父は犬養毅元首相だった!

安藤和津(あんどうかづ)は、俳優・奥田瑛二の妻として知られるエッセイストであり、タレントです。家系図によると、犬養毅元首相の血を引く華麗なる一族出身であるそうです。犬養毅は、1931年12月に第29代内閣総理大臣に就任し、翌5月15日、武装した海軍の青年将校らに首相官邸で殺害されました。

安藤和津は、その犬養毅の三男であり、戦後の吉田内閣で法務大臣を務めたこともある、犬養健が52歳だった時に生まれた娘です。犬養毅は安藤和津の祖父にあたるわけですが、政治家一家に生まれ育った令嬢というわけではなく、その家系図には、母親の名前はありません。なぜなら、料亭「おぎ乃」の経営者だった母親・荻野昌子は、犬養健の愛人だったらしく、安藤和津は、後に認知されたものの、非嫡出子として出生したからです。

安藤和津の犬養毅元首相の孫の金持ちエピソードが桁外れ!想像を絶するお嬢様育ちだった!

安藤和津は婚外子とはいえ、犬養毅元首相の孫ですから、一般家庭よりも豊かな生活が保障されていてもおかしくありません。そうでなければ、学習院初等科から女子高等科、上智大学文学部中退後、2年の英国留学という、お嬢様さながらの学歴も有り得ない話でしょう。

しかし、学歴などは、ごく表面的なことに過ぎません。実際の安藤和津の暮らしぶりは、誰もが想像する「金持ち」「お嬢様」のレベルを遥かに超えるものでした。2016年6月放送の「今夜くらべてみました」によると、髪を切ったり、手入れをしたりする時は、美容師が自宅を来訪。お抱え料理人が食事は作るほか、20人ほどのお手伝いさんが常駐していたといいます。

幼少期から、銀座の名店のオーダーメイド服を着せられ、お年玉の相場は40~50万円。中学生の時には、大卒初任給2万円の時代に、3500万円もかけて世界一周旅行に出るなど、父・犬養健の死後も、この生活は保障されていました。この、あまりに常識外れの金持ち生活には、羨望を忘れて、開いた口がふさがりません。

安藤和津と夫・奥田瑛二の結婚に母親の助言あり!2人の娘は?

安藤和津と夫・奥田瑛二の出会い!結婚を意識したのは母親の言葉がきっかけ

安藤和津は、1979年1月、今やベテラン俳優となった夫・奥田瑛二と結婚していますが、きっかけとなったのは、母親の言葉だったそうです。安藤和津と奥田瑛二が出会ったのは、共通の知人の誕生日パーティでのこと。奥田瑛二は、大物代議士の息子でありながら、当時は、親にも勘当された売れない役者でした。

「公園で寝泊まりしている」と聞いた安藤和津は、自分のアパートに奥田瑛二を寝泊まりさせるようになります。「就職なんかしたら、いい奥さんになれない!」と、安藤和津に花嫁修業を強要するほど、極度の過保護だった母親のメガネに、奥田瑛二がかなうはずはありません。

もちろん、2人の間にも結婚の話など出ていませんでした。しかし、奥田瑛二が寝込んだ時に、必死に看病をする安藤和津を見て、母親が、「あんたたち結婚したら?」と言ったことが、全ての始まりだったといいます。安藤和津は、「母は、奥田が言いなりになりそうな男と思ったのでは?」と言っていますが、母の直感は間違いではなかったようです。奥田瑛二の浮気問題を乗り越え、夫婦共演のイベントでは「最近は仲が良い」と語るなど、意外と絆の固い夫婦ではないかと思われます。

安藤和津と奥田瑛二の2人の娘、安藤桃子と安藤サクラの現在は?

安藤和津と奥田瑛二には2人の娘がいます。1982年に生まれた長女は、映画監督、小説家として知られる安藤桃子です。2014年3月には一般男性と結婚し、翌年には第1子を出産。現在は、東京から高知市に移住して子育てをしているそうです。安藤桃子の小説「0.5ミリ」は、2014年に自身の監督・脚本によって映画化されていますが、この時に主演したのが、次女の安藤サクラでした。

安藤サクラは、1986年2月18日生まれ。やはり芸能一家生まれの俳優・柄本明と結婚したのは、華麗なる血筋を引く芸能一家の出であるためかもしれません。安藤サクラは、父親の影響から、わずか5歳で女優になろうと決意しますが、”芸能一家”という周囲の声が呪縛となり、夢を封印した時期があったそうです。

しかし、再び女優を志した安藤サクラは、2016年の主演映画「百円の恋」での日本アカデミー最優秀主演女優賞をはじめ、今や若手NO.1実力派女優と呼ばれるまでになりました。CNNの「まだ世界的に名前は売れていないが、演技力のある俳優7人」にも名を連ねており、今後はさらなるビッグネーム女優になるのではないかと予想されています。

安藤和津の娘は、朝ドラ女優・安藤サクラ

安藤和津は犬養健がくれた宝物……過保護すぎた母親の介護が教えてくれた夫婦愛

安藤和津だからこそ語れた新事実

安藤和津は、祖父である犬養毅元首相が暗殺された「五・一五事件」について、親族だからこそ知る新事実を明かしています。ちょうど初来日を果たしていた英国の喜劇俳優チャールズ・チャップリンは、事件当日に、首相官邸でのパーティに参加する予定でした。

ところが、「天ぷらを食べたい」と言い出したため、安藤和津の父・犬養健が、天ぷら屋に連れて行ったそうです。パーティに参加しなかったために命が助かったことよりも、「チャップリンもろとも犬養毅を暗殺するという計画があった」など、社会科の授業でも見聞きしたことがないだけに、腰を抜かしてしまいそうな話。

なんて華麗なる……と言いたいところですが、スケールが大きすぎる生活に全く弊害がなかったわけではありません。安藤和津の母親は愛人という立場ですから、父・犬養健の葬儀でも、親族席に座ることはできませんでした。だからこそ、”パパからもらった宝物”であった安藤和津に執着し、常に密着して、口を挟んできたといいます。

次第に暴力性を増していった母親

安藤和津には、「母親の愛情」という認識はありましたが、奥田瑛二と結婚し、同じマンション内に住むようになってからの干渉度合には、かなり参っていたようです。次第に母親は暴力性を増していき、思い通りにならないと、物を投げて壊したり、酷い時には人に当たったりするようになると、奥田瑛二の口から「お義母さんと離れて暮らしたい」との言葉が飛び出しました。

しかし、母親の問題行動が、脳腫瘍による認知症だと分かった時には、その言葉を翻し、入浴介護や、汚物処理などを、心を尽くして行っていたそうです。肉親の衰えに直面した時に訪れる苦悩は、血統や育ちは違えど、皆同じ。協力し合う夫婦愛も美しいものです。安藤和津の母親は、そういったものを見抜いて結婚を勧めたのかもしれませんね。

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