ブラッド・エルドレッドが広島市民に愛されるワケとは!?自転車をこぐ姿は「ほぼ日本人」!?

ブラッド・エルドレッドのママチャリに見る広島愛がスゴイ!可愛い娘は日本育ち!

ブラッド・エルドレッドが自転車で広島を爆走!広島市民に愛されるワケとは!?

ブラッド・エルドレッドは、広島東洋カープの外国人選手です。助っ人外国人選手には珍しく、打撃も守備も走塁も常に全力。温和で優しく、真面目な性格のエルドレッドは、カープ野球に求められる「次の打者に繋ぐ意識を持ったプレー」もしっかり理解。アドバイスにも素直に耳を傾け、2軍でも腐らず練習に打ち込むなど、首脳陣からの厚い信頼を獲得している存在です。

ズルズルと音を立てながら麺をすすって食べるなど、日本の生活や文化に順応すべく楽しんでいるというエルドレッド。ママチャリ(2014年まで在籍していたブライアン・バリントン投手のおさがり)で街中を疾走したり、スーパーで買い物をしたり、商業施設で家族揃って食事をしていたりと、目撃談は後を絶ちません。広島市民は、すっかり広島に馴染んで生活してくれていることが嬉しく、広島に愛着を持ってくれているエルドレッドが大好きです。

ブラッド・エルドレッドの娘が可愛すぎると話題に!インスタグラム動画は必見!

ブラッド・エルドレッドには娘が3人いますが、彼のインスタグラムにたびたび登場する可愛い姿に、カープファンはメロメロです。長女のエイブリーちゃんと次女のケンジーちゃんは広島の公立小学校に通っており、朝には、エルドレッドが交通安全の旗当番で学区内の交差点に立つ姿が目撃されることも!アメリカの自宅に帰っても、「イタダキマス」「ヨッコイショ」などの日本語が自然と口から出るほど、娘たちは流暢な日本語を身につけていると言います。

エルドレッドの娘たちは、もちろん生粋のカープ女子。試合中の球場でおなじみの「それいけカープ」や「宮島さん」の歌や「CCダンス」もバッチリです。三女のセセリアちゃんは、なんと初めて喋った言葉が「carp」という、ファンにはたまらない動画も公開されています。エルドレッドにとっては、妻や娘も広島での生活に順応してくれていることが、ストレスなく野球に集中できるカギになっているそうです。

ブラッド・エルドレッドの年俸推移と応援歌!経歴やプロフィールは?

ブラッド・エルドレッドの年俸推移は?応援歌の歌詞や掛け声は?

ブラッド・エルドレッドの推定年俸は、2012年の2300万円から、6850万円、5100万円、1億900万円、1億500万円と推移し、2017年は1億1000万円とみられています。これに、出来高や契約金が上乗せされますが、2016年のシーズンオフに2年契約を更新した際の契約金は推定9350万円。年棒が、活躍ぶりや人気の高まりにきれいに比例していることが分かります。

そんなエルドレッドの応援歌の歌詞は、「エルドレッド・ホームラン・無限のパワー」の3単語と実にシンプル。ホームランと無限のパワーの前に2回繰り返す「エルドレッド」のイントネーションは、「エルドレッド」と“レ”が気持ち長めです。掛け声では、エルドレッドではなく、「ホームランホームラン ブーラッド」「かっ飛ばせー ブーラッド」とファーストネームの「ブラッド」のほうを呼びます。ちなみに、メジャーリーグ時代の愛称がビッグカントリー(「力強い・大きな・大らかな田舎者」の意)だったことから、チーム内では「カントリー」や「カンちゃん」と呼ばれているそうです。

ブラッド・エルドレッドのプロフィールと経歴をおさらい!

ブラッド・エルドレッドは、1980年7月12日生まれで、出身地はアメリカのフロリダ州。196cm、122kgの巨体で、趣味は本格的な魚釣り。フロリダ国際大学を卒業後、ピッツバーグ・パイレーツのドラフトにかかり、2002年にメジャーリーグの一員に。

ケガなどで成績を残せないままホワイトソックス、ナショナルズ、ロッキーズ、ジャイアンツ、タイガースなどの球団を10年に渡って転々とした後、広島東洋カープの55番として来日したのが2012年のことでした。2013年に、ケガと成績不振でクビになりかけるも、当時の野村謙二郎監督の強い希望で残留。すると、2014年には本塁打王を獲得するほどの活躍を見せ、2016年には25年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献し、2017年の前半戦は本塁打王争いに名乗りを上げるほどの活躍を見せています。

チームを転々としてきたエルドレッドが、同一チームに6年も在籍するのは初めてのことで、カープに多大な愛着を持っているのが伺えます。

ブラッド・エルドレッドが日本語でお立ち台に!球団在籍最長外国人選手となるのは目前!

ブラッド・エルドレッドが、2017年7月1日に、3打席連続本塁打を達成しました。その日のお立ち台では、なんと通訳を伴わずに対応。前日のお立ち台で、鈴木誠也が通訳を介すというファンサービスで盛り上げたため、石井琢朗打撃コーチが提案して実現したものです。

普段、チームメイトとは日本語でやり取りしているというエルドレッド。3本の本塁打について1本ずつ感想を求められ、(1本目)「あー、ソウデスネ、最初のホームラン、〇☆□?気持チイイ!」。(2本目)「アリガトゴザイマス、あー、2のホームラン、石井コーチ、練習シッカリシッカリスルンデスケド、私ヒッパリコンパクト」。(3本目)「チョットパワーデスケド、時々イイスイング、ガンバル」と、一生懸命な珍回答を披露しました。

この日、本塁打の数で1位の中日のアレックス・ゲレーロに並んだことについては「ゲレーロ選手、イイ選手。今、私ゲレーロ一緒」と答え、「カープファン皆サン、応援シテマス。明日頑張ってイキマショウ!」と締めくくっています。提案した石井コーチは「もう少しきちんと話せると思った」と苦笑したそうですが、ファンは大歓喜&大感激!緒方孝市監督も、「日本の野球に対応するために、たくさん勉強したことが成績に繋がっている」と活躍を高く評価しています。

2016年のオフに2年契約で更新を締結したため、2018年もカープ在籍が決まっているエルドレッド。7年目となると、今までの球団最長在籍記録のライトル(6年)を抜くことは間違いないでしょう。ファンはカープでの引退を強く望んでおり、引退後もコーチやスカウトとして関わってほしいと声を上げています。2年連続セ・リーグ制覇、33年ぶりのカープ日本一に向けてエルドレッドの力は欠かせません。ケガにだけは気を付けて、これからも無限のパワーを見せつけてほしいです。

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