藤子・F・不二雄異色短編集ベスト5!藤子不二雄Aとコンビ解消の真相

藤子・F・不二雄異色短編集ベスト5!藤子不二雄Aとコンビ解消の真相

藤子・F・不二雄 異色短編集ベスト5!感想あらすじネタバレ!

藤子・F・不二雄の作品オススメ 異色短編集ベスト5!

ドラえもんやキテレツ大百科でおなじみの藤子・F・不二雄。子供向けの心温まる作品のイメージが強い方も多いかと思いますが、実は藤子・F・不二雄のファンが一押しの作品は短編集ということ、ご存じですか?

藤子・F・不二雄は、子供向けのコメディ作品を執筆するかたわら、1969年から青年誌などに多くのSF短編を発表してきました。内容はどれもかなり強烈なブラックなものが多く、本格的なSF作家としても藤子・F・不二雄の人気を高めていきます。今回はその異色短編集から人気の高い5作品をご紹介します。

まずベスト5は、「ヒョンヒョロ」。藤子・F・不二雄の短編の中でも1、2を争うオチの怖さの作品として有名です。

ベスト4は、「気楽に殺ろうよ」。タイトルからして、不気味な作品ですね。

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ベスト3は、「ノスタル爺」。こちらも気になるタイトルです。

ベスト2は、「コロリころげた木の根っ子」。1974年『ビッグコミック』に掲載されました。

そしてファンが一押しのベスト1の作品は、「箱舟はいっぱい」です。この作品は藤子・F・不二雄ファンの間では知らない人はいないくらいの作品。5作品どれもシュールでブラックな作品ばかりですが、タイトルからして何か不気味さが漂います。ご紹介したこれらの異色短編集は、ドラえもんを始めとしたどの連載作品よりも、藤子・F・不二雄の作家性が色濃く表れている珠玉の傑作SF短編作品の数々です。

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藤子・F・不二雄の作品オススメベスト5!感想あらすじネタバレ!

藤子・F・不二雄の作品ベスト5をご紹介しましたが、それぞれの作品の内容を簡単に紹介します。読んでみたくなること間違いなしですよ!

【ヒョンヒョロ】

小さな男の子、マーちゃんが空き地で出会ったうさぎちゃんから手紙を渡されます。両親にへたくそな筆跡の手紙を見せますがそれには、「脅迫状。ヒョンヒョロを差し出さないと誘拐するです。マーちゃんどの」と書かれていました。

その後“うさぎ”のような異性人が現れ、誘拐を巻き起こしながら、恐ろしい結末を迎える作品。藤子・F・不二雄の短編の中でも1、2を争うオチの怖さの作品ですので、まだ読んでいない方はぜひ読んでみてください。

【気楽に殺ろうよ】

ある日の朝、目を覚ました主人公はいつものように新聞を取りに庭へ行きます。すると背中から刃物で刺されたような凄まじい激痛を感じるのですが、なぜかすぐに痛みはなくなりました。しかし、それから何かがおかしい世界になります。

会社に行こうとすると「月曜日なのに?」と不思議がられたり、子供用の絵本であるはずのシンデレラにベッドシーンが描かれていたり。混乱する主人公を心配した奥さんは、彼に病院に行くことを勧めるのですが……。こちらはいわゆるパラレルワールドの話。かなりショッキングな内容の作品となっています。

【ノスタル爺】

浦島太吉は戦後30年あまりジャングルで戦い続け、やっと故郷に帰りますが、その村はすでにダムの底。妻の里子も死んでいました。しかし、不思議なことに、水没したと思った辺りには、まだ里子との思い出の場所が残っていました。

そこに一人の少女が…それは幼き日の里子。不意に抱きつく太吉は捕まりますが、「一度失ったものを二度と失いたくない」と閉じ込められてでも、村に残ることを願いでます。とにかくシュールで切ない話です。

【コロリころげた木の根っ子】

出版社の編集部所属である新人の西村。彼は結婚1周年記念の日に、運悪く小説家大和の原稿を受け取りに行くことになります。気にいらないことがあれば、奥さんを殴る乱暴な作家の家で、彼はある重大な秘密に気がついてしまうのです。果たして、決して逆らわない奥さんの秘密とは……?これはかなりダークな世界観の作品。最後のコマは本当にぞっとします。

【箱舟はいっぱい】

今から3年前、カレー彗星が地球に接近し、3年後である今月末には地球に衝突して人類の終焉が訪れるという騒ぎになりました。世界天文文学会議が公式に衝突を否定した事で騒ぎは治まるのですが、実は公式否定は嘘。ひょんな事から、彗星の接近により間もなく地球が滅亡するという事実を知ってしまった家族の数奇な物語。

この作品は、かなり初期に現実的な近未来を予測したとしてマニアの間でも有名。SF好きなら、この作品を一度はぜひ読んでみてください。

5作品紹介しましたが、気になる作品はありましたでしょうか?

藤子・F・不二雄 手塚治虫、石ノ森章太郎とのトキワ荘時代!藤子不二雄Aとコンビ解消の真相

藤子・F・不二雄 手塚治虫、石ノ森章太郎とのトキワ荘時代

トキワ荘とは、東京都豊島区に1952年から1982年にかけて存在した木造アパートです。単なる木造アパートがなぜ有名かというと、手塚治虫ら著名な漫画家が居住していたのです。藤子・F・不二雄や石ノ森章太郎も居住していました。

当時は、日本で漫画を書くことが「不良行為」と見なされる時代。漫画家を志す若い彼らにとってトキワ荘は、同じ志をもつ仲間と寝食を共にすることで心強い上に、漫画に打ち込める素晴らしい環境だったことでしょう。トキワ荘の目印は、赤塚不二夫が手がけた看板。トキワ荘は実力ある若手漫画家が集まり、のちに「漫画家の梁山泊」と呼ばれるまでになります。

メンバーを見てもどれだけ後のすごい人たちの集まりかが分かりますが、当時からトキワ壮に入るには厳格な審査があったそうです。きっと、単なる若手漫画家ということではなく、才能のある人たちだけが入ることができたのでしょう。藤子・F・不二雄はイタズラ好きで、トキワ荘の住人にたくさんのイタズラをしたそうです。

その度に赤塚不二夫や石ノ森章太郎から仕返しをされていたとのこと。とても楽しそうな日々ですね。また、藤子・F・不二雄は、生涯を通じて手塚治虫を最大の師と尊敬し続けました。手塚治虫は藤子・F・不二雄のトキワ壮の敷金も肩代わりしてくれ、その後しばらく手塚治虫が使っていた机で作品を書いていたそうです。

残念ながら現在トキワ壮はもうありません。しかし、跡地近くに位置する場所に、当時の建物をかたどった石造りのモニュメントが設けられています。漫画家を志す人、トキワ壮出身の漫画家ファンたちの間では今もなお聖地として訪れる人が後を絶ちません。

藤子・F・不二雄 藤子不二雄Aとコンビ解消の真相とは?

藤子・F・不二雄と同じく、藤子不二雄Aのことも皆さんご存じだと思います。実は2人は、コンビ結成時から長らく2人で話を考え、絵を描いており、「藤子不二雄」というペンネームで活動していました。しかし、そのうち、互いの作風に変化が出てきてしまいます。その後は、別々に作品を執筆し始め、コンビを解消するに至りました。コンビ解消の理由は、作風の違い以外の理由もささやかれています。

もちろん一つの説ですが、藤子・F・不二雄のドラえもんが大ヒットした当時は藤子不二雄という名前で作品を出していましたが、実際は藤子・F・不二雄の作品であることは周知の事実。しかし、2人の収入や納税額はどちらの作品がヒットしても全て二等分でした。爆発的なドラえもんの売れ行きにより、どちらかが亡くなったあとに、遺族達が遺産相続で確執が生じるのではないかと案じた藤子・F・不二雄からコンビ解消を申し出たとのことです。

藤子不二雄の解散は、AとF、2人の不仲による解散ではなく、その後もお互いを尊重しあい、お互いに旅行の際にはお土産を買ってくるなど変わらず良好な関係を築いていました。藤子不二雄Aは、ことあるごとに尊敬する人物に相棒の藤子・F・不二雄の名前をあげ、「彼がいなければ僕は漫画家にはならなかったと思う」などと話しています。コンビは解消するに至りましたが、2人にしか分からない絆があったことは間違いありません。

藤子・F・不二雄、幻のアニメ「ジャングル黒べえ」「ウメ星デンカ」が初パッケージ化・藤子・F・不二雄って日本史上最高の漫画家!手塚や石ノ森を遙かに超えてる!

藤子・F・不二雄原作で、1973年に放送された「ジャングル黒べえ」と、1969年放送の「ウメ星デンカ」が初パッケージ化されます。どちらもDVD-BOXで、「ジャングル黒べえ」は12月9日に29,800円。「ウメ星デンカ」は2016年1月6日に24,800円で発売されることが発表されました。初回生産限定となっています。

また、両作品については、本編の一部に現在では不適切と思われる表現が含まれているものの、作品の歴史的価値を尊重し、なるべく作品完成時の状態を忠実に再現することを優先して収録したと説明されています。映像や音声の一部には、現在の技術において修復困難なフィルム上の退色や傷、音声ノイズなどが発生する箇所もあるとのこと。

このニュースをうけて、世代を超えたファンから歓喜の声があがっています。特に、ネット上では、藤子・F・不二雄はどうしたらあんなに面白いアイデアばかりが浮かぶのか、天才だという声が多数。懐かしさを覚える人はもちろん、ドラえもんしか知らない若い世代にも、藤子・F・不二雄作品をぜひ見ていただきたいものです。作品の発売が今から楽しみですね!期待して待っていましょう。

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