白竜の非情なオーラに凍り付く!「アウトレイジ最終章」にも出演決定

白竜の非情なオーラに凍り付く!「アウトレイジ最終章」にも出演決定出典:https://pc.video.dmkt-sp.jp

白竜の非情なオーラに凍り付く!「アウトレイジ最終章」にも出演決定

白竜が「その男、凶暴につき」で魅せた冷めた暴力

映画監督の北野武は、1989年、内に秘めた狂気と暴力性を、映画「その男、凶暴につき」でいかんなく発揮し、そのリアルな暴力描写が観る者を震え上がらせました。

北野武が、この映画で、「世界のキタノ」への第一歩を踏み出したのと同時に、殺し屋・清弘役を演じた白竜は、俳優として独自の地位を獲得しています。北野武と白竜は、「その男、凶暴につき」で、暴力の持つ二面性を見事に表していました。北野武が紅蓮の炎のような容赦ない暴力ならば、白竜は凍てつく氷のような冷たい暴力。まさにハードボイルドの極地です。白竜が演じたやくざは、オールバックに切れ長の眸。一見端正と見える面立ちには全く表情がなく、ただサングラスの奥の眸だけが、ぬめりをおびて光っていました。

白竜の容貌は、たとえるならば、能面の小面のような底知れぬ闇をたたえた怖さです。多くの俳優がヤクザや強面を演じる場合、髪型を変えたり、髭を生やしたり、頬に傷をつけたりしますが、白竜は、何もせずただ立っているだけで、危険な雰囲気を醸し出す稀有な役者と言えるでしょう。

「その男、凶暴につき」出演以来、白竜は、バイオレンスやサスペンス、やくざ映画に欠かせない俳優となりました。男優にとって、これら作品への出演は大きな夢です。中でも北野武作品への出演は、ベテラン、新人に限らず、出演希望者が殺到していると言われています。

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白竜を「アウトレイジ最終章」を出演させる北野武の恐ろしい企みとは

北野武監督による「アウトレイジ」シリーズは、今まで北野映画に出演したことのない俳優を起用することで知られている作品です。三浦友和や、小日向文世、西田敏行など、これまで善良な役を多くやってきた役者が、ぶっちぎりの悪役を演じて嬉々としています。

北野組の常連俳優の中で、前作の「アウトレイジ ビヨンド」に次いで、シリーズの完結作となる「アウトレイジ 最終章」に出演しているのは、白竜ただ1人です。2017年10月に公開予定の「アウトレイジ 最終章」は、作品の全容はいまだ明かされていませんが、白竜が、最終章のクライマックスの鍵を握るキーパーソンであることは間違いないでしょう。

白竜の出身やプロフィール!本当の性格は意外だった!?

白竜は佐賀出身在日ロックバンドのボーカリストだった?!

白竜は、1952年佐賀県生まれで64歳になります。芸名からも分かるように、在日二世です。故郷でやんちゃに育った少年は、剣道やバンド活動に忙しい中学・高校時代を過ごしました。高校を卒業してからの1年間は地元九州で活動した後に上京。「アリランの唄」で、ロックバンドのボーカルとして鮮烈なデビューを飾ります。

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その後、映画監督の崔洋一の紹介により松田優作に出会ったことで、役者としての生き方に強い衝撃を受けた白竜。1984年には、崔洋一監督の「いつか誰かが殺される」に俳優として起用されます。また、ロック界の首領・内田裕也とも親交を持ち、異色のロッカーとして注目を集めていた1989年、北野武「その男、凶暴につき」へ出演したことで、俳優・白竜としての本格的活動がスタートしました。

その後は、映画やテレビへの出演だけでなく、Vシネマ「首領への道」「白竜」「極道の紋章」の各シリーズで活躍。2017年は、北野武監督「アウトレイジ 最終章」の出演が控えています。

白竜の素顔は笑顔が可愛い気さくなオジサン

白竜は、強面の極みのような風貌ですが、性格は至って温和で気さく。実は、はにかんで笑う白竜もなかなか魅力的です。おまけに酒もほとんど飲めず、下戸だと言います。白竜のトレードマークと言えばサングラスですが、商品にシリアルナンバーが入っている「ロズヴィー」の全モデルのナンバー「1」は、白竜に贈られているとか。白竜が使用しているサングラスは、どれも大人気だそうです。

白竜のVシネマ出演料は1年間でなんと1億7500万円?!

トーク番組全盛の今、哀川翔など、ともにVシネマで活躍してきた素顔の強面俳優は引っ張りだこです。白竜もまた、最近、トーク番組への出演が多くなりました。2016年秋に出演した番組で視聴者を驚かせたのは、1990年代、Vシネマ全盛期のギャラの話です。

主役級だった白竜は、1本の主演料が700万円程度。1本を2週間程度で撮影するVシネマに、1年間に25本出演したギャラの合計、なんと1億7500万円!白竜は、拘束が長い映画やテレビに比べるとずっと効率がよかった、といたずらっぽい笑顔を浮かべていました。一時の勢いこそなくなったものの、Vシネマは、独自のジャンルとしていまだに根強い人気を誇り、白竜は、Vシネマ界の大スターです。

白竜自身はそんな自分をどう思っているのでしょうか?あるインタビューでは、「これからはもっといろんな役どころやっていきたい」と抱負を語り、例として「一般のどこにでもある家庭の親父と子供の映画の、父親役とか」と答えています。しかしその反面、「徹底的にアウトローの役を突き詰めていきたいという気持ちもある。アンソニー・ホプキンスみたいに」とも。ファンならずとも、白竜には、そのどちらにも挑戦してもらい新境地を開いてほしいものです。

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