原日出子の更年期障害克服に旦那・渡辺裕之の支えアリ!
原日出子を44歳で襲った更年期障害!克服のポイントは「家族理解」
原日出子は、1959年11月10日生まれの女優で、現在は56歳です。1981年に、NHK連続テレビ小説「本日も晴天なり」の主役を務めてブレイクすると、映画にも出演するほか、歌手としても活躍しました。原日出子がこれまでに出演した作品数は数知れず。幅広い役をこなす器用な女優として、実に数多くの作品に出演しています。
1994年に、俳優の渡辺裕之と結婚し、1男1女をもうけ、2001年に「パートナー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したころからは、「良き妻」「良き母」というイメージがすっかり定着していきました。それからほどなくして、原日出子の体に、異変が起こり始めます。
44歳になった原日出子は、息切れや倦怠感などの症状が続き、更年期障害を発症してしまいます。家族に気付かれぬようにしていた原日出子でしたが、あまりにも精神的なダメージが大きかったため、更年期障害を経験していた先輩の奈美悦子に相談したそうです。奈美悦子がアドバイスしたことの1つは、「家族に理解してもらうこと」でした。そのため、原日出子は、夫の渡辺裕之にようやく事実を打ち明け、家族の理解を得られるようになりました。
原日出子の更年期障害は8年間も続いた!克服した陰には旦那・渡辺裕之の支えがあった!
原日出子が更年期障害に苦しんだ期間は、2004年の44歳頃から、実に約8年間にも及びました。最初の3年間、原日出子は、家族の前では元気に振る舞い、更年期障害の症状を悟られないようにしていたといいます。しかし、その「いつまでも、綺麗で完璧な母でいなくては」という原日出子の真面目な性格こそが、なによりも症状を悪化させる原因でした。
真面目で、完璧を求めてしまう性格の原日出子は、なんでも自分でやってしまうところがあったのでしょう。いざそれが不可能となると、ストレスがたまり、さらに症状が悪くなってしまうという悪循環。3年間、家族に打ち明けることもせず、ずっと一人で悩んでいた原日出子は、奈美悦子に相談したことをきっかけに、ようやく治療を開始。
原日出子の更年期障害を知った旦那の渡辺裕之は、ゴミ捨てや洗い物などをする際は、原日出子の見てないところで行うことを心がけていたとか。それは、「やってもらって悪い」と思われないようにとの、原日出子の精神面への気遣いからでした。自分ひとりの力ではなかなか抜け出すことのできない負の連鎖を断ち切ってくれたのは、まさに旦那・渡辺裕之の存在だったのです。
原日出子の元旦那や子供たちは?出演作やプロフィール!
原日出子の元旦那は高校の同級生!3人の子供たちの現在は?
原日出子は、1983年に、最初の結婚をしています。原日出子の元旦那は、同じ東京都立久留米西高等学校に通っていた同級生。2人の間には、娘が1人です。元旦那は一般の方なので、結婚して5年後となる1987年に離婚していますが、離婚理由は語られていません。そして長女が11歳の時に、連れ子結婚したお相手が、渡辺裕之でした。
原日出子との間には、1男1女に恵まれた渡辺裕之ですが、連れ子だった長女も、我が子同然に育てたといいます。現在は、原日出子の長女も、すでに3人の子供を持つ母親となっているので、原日出子も、お祖母ちゃんになりました。また、原日出子の長男は俳優の道へ進み、両親と同じ世界で頑張っているようです。
長女と次女はあまりメディアには出てきませんが、家族旅行の写真や食事を共にする様子は、原日出子のブログで見ることができます。
原日出子はNHK朝ドラ「本日も晴天なり」で大ブレイク!気になるプロフィールは?
原日出子は、1979年の映画「夕焼けのマイウェイ」で女優デビューを果たしています。原日出子の本名は渡辺典子ですが、原日出子の「原」は、女優の原節子から、「日出子」は、「夕焼けのマイウェイ」の原作者・加藤日出男からもらった芸名だそうです。そんな原日出子が、本格的にブレイクするようになったきっかけは、1981年に放映されたNHK連続テレビ小説「本日も晴天なり」で主演を務めたことでした。
正統派女優のステータスともいえるNHKの朝ドラヒロインを務めた原日出子は、その後も、たくさんの作品に出演し、女優として実力を着実に蓄えていきます。今日に至るまで、数々のドラマや映画に出演し、活躍し続けてきていることはご存じの通りです。
最近では、北川景子主演で人気を博したドラマ「家を売るオンナ」で、イモトアヤコ演じる白洲美加の母親役でも出演していましたね。子供を想う母親役といえば、ふっくらと温かみを帯びた原日出子の笑顔を思い浮かべる人も少なくないに違いありません。
原日出子が映画「怒り」出演で物語に深みを与える!3人の孫誕生に「育バー」宣言!
原日出子は、2016年公開の映画「怒り」にも出演しています。「怒り」は、吉田修一の小説で、「悪人」の映画化でもタックを組んだ李相日が監督です。3カ所の地点でバラバラに進んでいたかのように見えた物語が、いつしか交じり合う展開で、「息継ぎなしに見せられて、圧倒された」とは、原作者である吉田修のコメント。初めから映画化を考えて書いた小説ではなかったので、李相日監督の演出で映画になった「怒り」の出来栄えには、原作者も心から満足しているようです。
原日出子は、映画「怒り」で、東京篇の妻夫木聡演じる藤田優馬の母親役として、物語に深みを与えています。末期がんを患っているという難しい役どころですが、ベテランらしい演技で、若手俳優たちの中しっかりと存在感を出していました。プライベートでは、最近3人目のお孫さんが誕生したとブログで公開している原日出子。
2人のお孫さんは女の子ですが、今回生まれたお孫さんは男の子で、かなり未熟児で産まれたものの、元気になった孫の姿をブログでも披露しています。原日出子は、母親の介護などで激太りしたとも言われていましたが、映画「怒り」で見せたのは、年相応に丸みを帯びた、美しい姿でした。
原日出子がダイエットに成功したのは、ケトジェニックダイエットを取り入れたからだという噂があります。ケトジェニックダイエットとは、糖質制限に、肉類の摂取をプラスすることで、健康的に体重を落としていく方法で、原日出子は、12kgも痩せたとか。お孫さんも3人になり面倒を見る機会も増えているという原日出子は、「育バー頑張ります」と張り切り中。
旦那・渡辺裕之とともに更年期障害を乗り越え、ダイエットにも成功した原日出子は、女優としても、妻や母やお祖母ちゃんとしても、充実した日々を送っているようです。