原泰久「キングダム」あらすじ感想ネタバレ!アニメ3期はいつ!?

原泰久「キングダム」あらすじ感想ネタバレ!アニメ3期はいつ!?

原泰久「キングダム」、今最も人気のある漫画のあらすじをご紹介!

原泰久が描く「キングダム」は、2006年、ヤングジャンプ誌上で連載が開始されました。舞台は中国。春秋時代に生まれた、戦災孤児で奴隷階級の少年・信が、大将軍を目指す姿を描きます。信が生まれた春秋戦国時代は、数多の国が勃興を繰り返す戦乱の世。夢を語り合った親友・漂に瓜二つの政と出会ったことで、信の運命が変わります。

政は、第31代の秦国の王。王弟の反乱から王宮を奪還すべく動き始めた2人は、一緒に戦い続ける間に絆を深めていきます。信は、死んだ漂と誓った「武功を上げて天下の代将軍になる」という夢を、政は「中華を統一する」という信念を胸に秘めながら、次々に降りかかる国内外の問題に立ち向かっていくのです。

2人を助け、また立ちふさがる壁となる登場人物たちは、いずれも曲者ばかり。信を助ける存在となる河了貂や、羌瘣、尾平などの飛信隊の仲間たち、李牧や呂不韋などの敵対する人物も、独特の魅力を放ちます。特に信の目標となる、秦国の将軍、王騎の存在感は群を抜いており、読者人気も高いキャラクターです。

原泰久「キングダム」、ネタバレ感想とアニメ3期の可能性について

原泰久「キングダム」の大まかな流れは、春秋戦国時代を調べれば、ある程度分かってしまいます。年表を見ると、次に来る年号は秦。政は、中華を初めて統一した秦の始皇帝になります。原泰久「キングダム」は、自由に解釈している部分もありますが、史記を元にして作成されており、大きな逸脱はありません。

多くのファンが涙した王騎討ち死にも、秦国が、競合した他国から同時に攻められる、手に汗を握って見守った合従戦も、現実に即した流れがあるわけです。それでも、原泰久なりの表現や解釈により、物語は史実を上回る熱で読者をひきつけます。原泰久「キングダム」は、2012年から2014年にかけて、NHKアニメとしても放送されています。アニメ化によって、合戦やアクションシーンなどに動きが付くことにより、臨場感は一層高まり、物語の魅力が増しました。

アニメ2期は、廉頗率いる魏軍との戦いが終わり、信の部隊に成長した河了貂が加わるなど、各々の変化を織り交ぜながら最終回を迎えています。原作「キングダム」の話もだいぶ先へ進みましたから、アニメ3期の制作が待ちきれないファンも多いことでしょう。

原泰久は井上雄彦(スラムダンク)のアシスタントだった!キングダム芸人は誰?

原泰久「キングダム」が、アシスタント時代に超有名漫画家井上雄彦からもらったアドバイス

原泰久は、漫画家になる前に就職しており、社会人を経験しています。その後、出版社への持ち込みをきっかけに漫画家に。いくつかの短編掲載を経て、連載が開始されたのが「キングダム」です。実は原泰久は、「スラムダンク」「リアル」「バガボンド」の作者として名の知られている井上雄彦の下で、アシスタントとして武者修行していた経験があります。今でも公私ともに交流があるという原泰久と井上雄彦は、原泰久が井上雄彦を「社長」と呼び慕う仲だそうです。

原泰久は、「キングダム」に対しても、井上雄彦からアドバイスを受けていたという有名なエピソードもあります。掲載誌を読んだ読者が送るアンケートでの評価が振るわなかった時期に、原泰久が井上雄彦にアドバイスを求めたところ、「信の目を大きく描いたらいいんじゃないか」との答えが。アドバイスに従って、徐々に修正していったところ、アンケートの評価が上昇、現在に続く人気の礎になりました。

原泰久「キングダム」、大ブームのきっかけは芸人が熱弁をふるったあのバラエティ番組だった!

原泰久の「キングダム」は、巻数が増えるごとに初版の発行部数が減るという出版業界の定説を覆し、一巻が出版された当時よりも、現在の初版発行部数が多いという稀な作品です。近年の大ブームのきっかけとなったのは、人気バラエティ番組「アメトーーク!」。原泰久の「キングダム」を愛する芸能人が、好きな登場人物のコスプレ姿で登場し、熱弁をふるいました。

登場した「キングダム芸人」は、ケンドーコバヤシ、サバンナの高橋、ポテト少年団の菊池、平成ノブシコブシの吉村の芸人勢と、紅一点となった小島瑠璃子。他作品での例えや、名場面の紹介、原泰久の秘蔵エピソードが飛び出すなど、「キングダム芸人」の放送回は、大いに盛り上がりました。

放映時は、「キングダム」を未読だったオードリーの若林が、一巻を読む姿が放映され、だんだんと前のめりになる姿も話題に。「アメトーーク!」をきっかけに、徹夜で読み直した読者も相当数にのぼりますが、放送後は、一時的に「キングダム」が書店から姿を消したという伝説も。また、放送後には、雨上がり決死隊の宮迫が、秦国の将軍・王箭のコスプレ姿をネット上で披露しています。

原泰久「キングダム」、ついに実写化!主人公の信は人気急上昇の俳優・山崎賢人が!

原泰久の「キングダム」は、連載10周年を迎えました。最初は10年くらいで終わろうと思っていたそうですが、現在は後半戦のスタートラインに立ったあたりとのこと。ヤングジャンプ誌上では、毎週、緊迫した戦のシーンが描かれています。そんな集英社の公式サイトで、連載10周年を記念した実写特別動画が公開されました。

主人公の信を演じるのは、山崎賢人。2015年の朝ドラ「まれ」や「デスノート」、映画「Orange」などに出演する注目の若手俳優です。映像は、山崎賢人扮する信が、倒れ伏しているところから始まります。さまざまな出会いや言葉を思い出し、再び敵に立ち向かっていく……信を奮い立たせるのは、これまでに影響を受けてきた、さまざまな人物たちの想い、そして言葉。彼らの言葉を肩や背に乗せるとき、信の身体がとても大きくなったように映ります。

王騎や麃公と思われる個所は、原作の画面が再現されていたり、彼らの持ち物が印象的に使われていたりするのもファンにはうれしいポイントです。信以外に、はっきりと姿が映っているのは2人。美しい剣舞を披露した羌瘣は山本千尋が、作中でも最強の敵と言われる趙国の将軍・龐煖を世界的モデルの五城健児が演じています。3分ほどの短い映像ですが、中国で撮影された本格映像の「キングダム」実写特別動画。合戦風景や騎馬が疾走するシーンなどもあり、実写映画化にますます期待が膨らみますが、まずは漫画「キングダム」の手に汗握る今後の展開に注目です。

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