橋本大二郎のワイドスクランブル司会が下手と言われる理由!県知事時代の成人式一喝で一躍有名に

2018年7月11日 更新

橋本大二郎のワイドスクランブル司会が下手と言われる理由!次男の事件とは?

橋本大二郎のワイドスクランブル司会が下手と言われる理由

橋本大二郎は、大下容子アナと共に、2014年4月からワイドスクランブルの司会を務めています。橋本大二郎は麻布高校、2度の東京大学受験失敗を経て慶應義塾大学経済学部、学士入学した同大学法学部を卒業後にNHKに入局。1991年に高知県知事に就任するまでは、NHKキャスターとして活躍しており、特に「NHKニュースTODAY」の社会部門で名を挙げた実力派として知られていました。

そんな橋本大二郎がワイドスクランブルで24年ぶりにキャスター復帰を果たしたわけですが、初回から「棒読みすぎない?」「伝え方が下手」と低評価。長すぎたブランクを考えると仕方ない面があったのかもしれませんが、ゲストコメンテーターの意見に真っ向反論するなど、一部から”意見の偏り”と取られかねない言動も賛否両論の声があがりました。しかし近年はだいぶ丸くなり、大下容子アナの絶妙なフォローもあって、番組に流れる空気も和らいできました。

橋本大二郎の次男の事件とは?県知事時代最大のピンチ!

橋本大二郎がまだ高知県知事在任中の2003年、当時33歳だった次男がひどい事件を起こしました。事件が起こったのは、同年2月上旬の夜中。橋本大二郎の次男は、世田谷区の路上でナンパした20代女性を車に乗せ、高速道路の路側帯で裸の写真を数枚撮影しました。この時点で十分ひどい話ですが、さらにひどいことに、後日、次男は、この女性とその知人の5人の男性に拉致されて、数千万相当の登記簿などを持ってこいと恐喝されてしまいます。

この4日後、次男は強制わいせつ容疑で、被害者側も恐喝未遂・逮捕監禁容疑で逮捕という体たらく。3月7日に示談が成立して釈放されたのですが、橋本大二郎の次男は、勤めていた大手旅行代理店を解雇されました。知事としては支持率が高かった橋本大二郎ですが、次男の不祥事で、父親としては失格という烙印が押されてしまったようです。

 

橋本大二郎は成人式一喝で一躍有名に!妻とは再婚だった!

橋本大二郎の成人式一喝に賞賛の声!実は成人式が嫌いだった?

橋本大二郎が一躍有名になったのは、高知県知事時代の2001年1月に出席した高知市成人式。挨拶の際に騒ぐ新成人に対し、壇上の橋本大二郎が「静かにしろ!出ていけ!」と恫喝する様子が全国のトップニュースになりました。橋本大二郎自身は1992年から成人式に出席しており、常々”最も挨拶しにくい式典”と嘆いていたそうです。お祭り騒ぎする不届きな新成人が成人式を台なしにするといった報道は、この季節の風物詩とさえなっていますが、当時、これほど切れまくった知事は非常に稀。

毎年のように「うるさいから静かにしなさい」とたしなめながらも、募らせてきた橋本大二郎の怒りが噴出したのが2001年の成人式だったのでしょう。確かにあの恫喝っぷりにはギョッとするものがありましたが、世論はおおむね称賛の嵐。ただ、それ以後の成人式への参加を見合わせるといった行動は、批判されることもありました。

橋本大二郎は妻とは再婚だった!?離婚歴があるの?

橋本大二郎の妻・孝子は、橋本大二郎と同じ元NHKアナウンサー。2人はNHK時代に出会い、忘年会の日程を間違えて自宅に行ったのをきっかけに大恋愛に至りました。当時、橋本大二郎と妻となる孝子は、NHKに内緒で同棲していましたが、バレた途端に橋本大二郎は転勤を命じられ、遠距離恋愛の末に結婚しています。そんな橋本大二郎と現妻・孝子には息子が2人いますが、結婚当時すでに6歳と9歳。

橋本大二郎が不倫の末の離婚・再婚かと良からぬ連想もしてしまいそうですが、実はすでに結婚歴があったのは彼女のほう。息子たちは、妻・孝子の連れ子だそうです。前夫とは死別していたため、不倫による離婚ではありません。妻・孝子の自宅を訪れて、手料理をごちそうになるたびに、息子たちとの親交を深めていったという橋本大二郎。誠実味あふれる温かい話ですよね。

橋本大二郎と橋本龍太郎は異母兄弟!どんな家庭に育ったの?

橋本大二郎の兄は、元内閣総理大臣の故・橋本龍太郎です。元大蔵官僚・橋本龍伍の息子として育った2人ですが、橋本大二郎と兄・橋本龍太郎に血のつながりがないことを知らされたのは、高校1年生の秋に父親が亡くなった時でした。こうした複雑な官僚家庭に育ったと聞くと、ギスギスしたものを想像してしまいますが、父・橋本龍伍と幼い橋本大二郎の間では「今日はハッピーだったかい?」「ハッピーでちゅ!」といった朗らかな会話が毎日交わされていたといいます。

また、橋本大二郎が知る前から異母兄弟であることを知っていたという兄・橋本龍太郎との仲も良好。母親に、子連れの妻・孝子との結婚を納得するように説得したのも、次男の事件の際に励ましてくれたのも、兄・橋本龍太郎でした。やがて兄・橋本龍太郎は内閣総理大臣に。橋本大二郎はNHKキャスターを経て、当時の最年少44歳で当選した高知県知事を4期務めています。

一見お堅そうな人物ですが、父・橋本龍伍との毎日のやり取りによって意識に刷り込まれた”ハッピー”によって、どんな時でも幸せな気分でいられるという橋本大二郎。複雑な家庭に育っても、知事時代に、後援会事務局長の不正疑惑や、次男の事件があっても、自分の生き方を見失わずに大成できるものなのですね。そう考えると、橋本大二郎の育て方が悪かったから次男が事件を起こしたという筋書きも何かの間違いでは?という気さえしてきます。

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