平埜生成はテニミュ出身の人気若手俳優!劇団プレステージを退団した理由とは!?

平埜生成はテニミュ出身の人気若手俳優!劇団プレステージの退団理由とは!?

平埜生成はテニミュ出身の人気若手俳優!担当キャラは神尾アキラ!

平埜生成(ひらのきなり)は、「亜人」や「斉木楠雄のΨ難」「バウンサー」など、漫画を原作とした作品に出演することも多い若手俳優です。注目を浴びるようになったのはミュージカル「テニスの王子様」、略してテニミュに出演したことがきっかけでした。

テニミュもまた人気連載漫画「テニスの王子様」を原作とする舞台作品で、2003年の初演時から高い人気を集めて以降、毎年公演されています。熱心なテニミュファンが多いことでも知られていますが、平埜生成が出演したのは、2011年に上演された「テニスの王子様 青学VS不動峰」からの4回です。

演じていたのは、主人公の越前リョーマが通う青春学園テニス部のライバル校・不動峰中のテニス部副部長で、俊足を誇る神尾アキラ。オーディション参加者の中でアキラに一番似ていたことから、見事この役を勝ち取りました。

平埜生成が劇団プレステージを退団した理由とは!?俳優活動は個人で続ける!

平埜生成はもともと、所属事務所アミューズの若手俳優たちで組まれた劇団プレステージの劇団員として活躍していました。2009年、16歳の時に、「オレたちの高校白書〜偏差値27からの完全犯罪」で初舞台を踏んでからは、数多くの劇団プレステージ公演に出演しています。

しかし、2017年5月に退団を発表しました。退団を決意した理由について、「これまで自分にとって居心地の良い場所から、外に飛び出してみようと思った」とコメントした平埜生成。俳優として経験を重ねていく中で、劇団の看板を外した個人としての自分を確認し、実力を証明してみたいという気持ちが芽生えたようです。劇団プレステージを退団した現在は、アミューズの所属の俳優として単独で活動しています。

平埜生成がジャニーズ事務所に所属していた?!「おんな城主 直虎」で大河ドラマに初出演!

平埜生成がジャニーズ事務所に所属していた?!

平埜生成は、1993年2月17日生まれで東京都の出身です。出身高校名などは非公表ですが、ハンドボール部に所属していたというスポーツマンで、高校在学中にアミューズに所属するようになりました。ネット上では、それ以前はジャニーズ事務所に所属していたという情報も。2006年に開催されたステージショー「ジャニーズJr.の大冒険」のパンフレットに名前が載っていたそうです。

この情報が本当だとすると、歌やダンスも重視されるジャニーズから、俳優を目指して事務所を変えた可能性もあるかもしれません。アミューズ所属後は、舞台やミュージカルを中心に活躍していた平埜生成ですが、2015年に放映されたテレビドラマ「オトナ女子」で初のレギュラー出演を果たしています。

すると、江口洋介や千葉雄大らイケメン俳優に交じって「あの若いイケメンは誰?」と大注目を集めることに。2017年4月から全10話が放映されたBSスカパー!のオリジナル連続ドラマ「バウンサー」では、主役の獅子戸丈一郎を演じています。

平埜生成が「おんな城主 直虎」で大河ドラマに初出演!役作りに悩みながらも意欲を燃やす!

平埜生成が、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」にて初出演を果たしました!物語も終盤に差し掛かる第39話からの出演で、徳川信康役を演じています。大河ドラマの初出演が決まった時には、うれしい反面、不安もあったと明かしている平埜生成。撮影前には、徳川信康にまつわる本を読みあさり、人物像について下調べをしていたと言います。

徳川信康と言えば、かの徳川家康の長男にして、敵将・武田勝頼と繋がっていると嫌疑をかけられ、父親の命により切腹したという悲劇の武将です。家臣には優しく、自分よりも徳川家のことを考える人柄だったと伝えられていますが、そんな人物像をどう演じるべきか、かなり悩んでいたようです。とはいえ腹は決まったと見え、「台本に忠実でありながらも、本を読んで得たヒントをもとにしっかり演じきりたい」と意欲を燃やしています。

平埜生成は俳優になってから読書好きに!休みの日は部屋にこもって読書三昧?!

平埜生成は、もともと活字が大の苦手だったそうです。しかし、俳優になって台本を声に出して読んでいるうちに、読書が好きになったと言います。とはいえ、小説も声に出して読んでしまうので、カフェや電車の中では読むことができないのが目下の悩みとか……。

声に出して読むと、自分が物語の登場人物になりきってしまうという平埜生成。さすがは俳優らしい感性の高さです。そのため最近は、休みの日ともなれば、一日中部屋にこもって本を一気読みしていると明かしています。今では、月刊の文芸情報誌「ダ・ヴィンチ」の「あの人と本」という対談インタビューコーナーで、読書について「いろいろな迷いを解消してくれて、人生を教えてくれる」と語るほどになりました。

ここでお勧め本として紹介したのは、井上ひさしの「十二人の手紙」。公演のため山形に行ったとき、遅筆堂文庫という図書館で薦められた1冊で、誰かの手紙やメモという体裁で綴られた短編それぞれに、さまざまな人生模様が描かれている作品です。

「自分で何かを取りに行くことをしなくては」という思いがいつもあるという平埜生成。劇団プレステージを退団したのもその思いがあったからですが、俳優としてだけでなく、生きること全てにおいて同じ思いで、読書もその手段の一つだと捉えています。

平埜生成が自己分析するには、「ゆとり世代と言われる自分は、いろいろなものを与えられ、押さえつけられることもなく生きてきたから、他の時代に生きてきた人より何かをつかみ取ろうとするパワーが弱い」。だからこそ、何かを取りに行くことを意識的に行わないといけないという姿勢には、彼の真面目さと、強烈なエネルギーを感じます。

そういう生き様が、俳優としての演技にも投影されているからこそ、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」出演というチャンスも手繰り寄せたのでしょう。まだまだチャレンジし続ける平埜生成には、本格的なブレイクの予感がします。

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