市川猿之助 結婚、彼女、子供は?身長、体重、性格は?香川照之、浜木綿子や藤間紫との関係!歌舞伎版「ワンピース」ネタバレあらすじ

市川猿之助 結婚、彼女、子供は?身長、体重、性格は?香川照之、浜木綿子や藤間紫との関係!歌舞伎版「ワンピース」ネタバレあらすじ

2022年6月27日 更新

市川猿之助 結婚や彼女、子供は?身長、体重、性格は?

市川猿之助 結婚と性格、身長や体重は?

市川猿之助は、1975年生まれで39歳。2007年のNHK大河ドラマ「風林火山」で、武田信玄役を演じて、広く一般に知られるようになりました。

これだけのキャリアを持つ歌舞伎役者ですから、すでに結婚もして、子供がいてもよさそうですが、未だに独身。浮いた噂も少なく、現在も特定の彼女はいないようです。若い頃に、何年もストーカーに付きまとわれたのが原因とも言われていますが、市川猿之助は、どちらかというと向こう意気の強い性格。これまで歌舞伎一筋、というのが本当のところでしょう。

慶応義塾大学を卒業し、読書家としても知られる市川猿之助の性格には、勉強熱心で生真面目さも付け加えることができます。そんな市川猿之助は、身長171cm、体重61kgと、歌舞伎役者らしい華奢でしなやかな体型。全体に柔和で優しい容貌ですが、目力の鋭さは、先代ゆずりと言えます。

市川猿之助 スーパー歌舞伎の継承者として

かぶき者という、歴史的な風俗が脚光を浴びるようになってから、歌舞伎もまた、単なる伝統芸能ではなくなりました。時代をさかのぼれば、かつては最先端のエンターテイメントであった歌舞伎。歌舞伎役者は、その時代のスーパースターであったことが再認識されるようになっています。近年における歌舞伎界の隆盛は、2012年に亡くなった18代目中村勘三郎の多彩な活躍に負うところが大きかったと言えます。

しかし、それよりもずっと前から、歌舞伎界のさらなるかぶき者として、「ヤマトタケル」や「三国志」など、独自のスーパー歌舞伎を演じて評判となっていたのが、三代目市川猿之助、現在の市川猿翁。そして、その稀代の名跡を継ぐことになったのが、子供の頃から修養をつみ、女形にも定評のある市川亀治郎、名を改め四代目市川猿之助その人なのです。

市川猿之助 香川照之や海老蔵との関係は?浜木綿子や藤間紫との関係は?

市川猿之助 市川海老蔵とは、次代の歌舞伎界を担うライバル関係

市川猿之助は、成田屋門人であった、祖父の二代目市川段四郎が起こした澤瀉屋(おもだかや)一門の流れ。成田屋の市川海老蔵に対しては、弟子筋にあたります。なにかと成田屋に注目が集まる歌舞伎界において、スーパー歌舞伎で孤高の戦いを挑んできた先代を尊敬している市川猿之助は、市川海老蔵に対して、並々ならぬライバル心を抱いているのは間違いないでしょう。

市川猿之助 香川照之こと市川中車との微妙な関係

おまけに市川猿之助は、門閥の争いだけでなく、一門の中でも大きな問題を抱えています。かって市川猿翁は、元宝塚女優の浜木綿子と結婚して、男の子の子供が生まれました。本来ならば、この子供が猿之助の名跡を継ぐはずなのですが、猿翁は、日本舞踊の藤間流紫派家元の藤間紫と不倫関係となり、浜木綿子と別れ、子供は浜木が引取って育てることに。この子供こそ、東大出の実力派俳優、香川照之です。

香川照之は昨年、猿翁との長年の確執をのりこえ、澤瀉屋一門として市川中車を襲名。また香川照之の10歳の長男も、市川團子として歌舞伎デビューを果たしました。香川照之は49歳。歌舞伎は未知数であっても、俳優としては、市川猿之助にとって大先輩にあたります。先代が残したスーパー歌舞伎を継承しながら、市川中車の一門加入に伴う、様々な問題も抱えた市川猿之助の立場は、非常に複雑と言えます。

市川猿之助 市川海老蔵と勝負!スーパー歌舞伎「ワンピース」ネタバレあらすじ

そんな、公私ともに大変な市川猿之助が、この秋、スーパー歌舞伎で前代未聞の演目を掲げ、注目を集めています。その演目とは、あの人気漫画「ワンピース」。今年10月から新橋演舞場で上演されます。

スーパー歌舞伎Ⅱ(セカンド)「ワンピース」のあらすじご紹介。今回の物語は、主人公ルフィの兄エースが人質になった「頂上決戦」。舞台では、ルフィたちが航海の途中で立ち寄ったシャボンティ諸島での出会いや闘いを描きます。公開処刑に向けてとらわれているエースを救いに向かうルフィ。海底監獄インペルダウンに潜り込み、エースの救出には成功します。けれども、敵の攻撃を受けて、ルフィの腕の中で瀕死のエース……。

市川猿之助が演じるのは、主人公のルフィほか、海賊のシャンクスと、「九蛇海賊団」のハンコック。ワンピースの原作者尾田栄一郎は、「演劇と歌舞伎の境界線はどこにあるのかと尋ねると『全ての所作が美しいのが歌舞伎です』と猿之助さんは言われました。僕はONE PICEを美しく描いたことはありません。つまりこれは、海賊と美しさのコラボレーション。歌舞伎というフィルターを通すと、海賊たちがどんな美しさを放つのか制作の片鱗を見せていただくに、すごいものになるという予感しかいたしません」と、大いなる期待を寄せています。

一方、ライバルである市川海老蔵はこの夏、中村獅童と組んで、「六本木歌舞伎「地球投五郎宇宙荒事」を各地で上演しています。脚本・宮藤官九郎、演出・映画監督の三池祟史という、この破天荒なオリジナル歌舞伎を、市川猿之助が意識しなかったわけはありません。

成田屋VS澤瀉屋、六本木歌舞伎VSスーパー歌舞伎、次代の歌舞伎界を担うのはどちらか。市川猿之助に市川海老蔵、この二人には、大いなるかぶき者として、これからも大暴れしてほしいものです。

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