伊賀大介は熊谷隆志のアシスタントを経て独立!私服へのこだわりも強かった

伊賀大介は熊谷隆志のアシスタントを経て独立!手掛けた作品や信頼を寄せられているアーティストは?

伊賀大介は熊谷隆志のアシスタントを経て独立!カリスマスタイリストに

伊賀大介は、カリスマ的な人気を誇る売れっ子スタイリストです。お洒落に敏感な男性ならば、一度はその名前を耳にしたことがあるのではないでしょうか。

男性向けの人気ファッション雑誌「MEN’S NON-NO」や「smart」等のスタイリングだけではなく、映画やドラマ、CMといった映像作品、さらにはミュージシャンのスタイリングまで幅広く手掛けています。伊賀大介がキャリアをスタートさせたのは、スタイリストの熊谷隆志に弟子入りした19歳の頃でした。

3年間をアシスタントとして修行して過ごした伊賀大介は、師・熊谷隆志のすすめで独立を果たします。

伊賀大介は大物芸能人御用達!数々の話題作に引っ張りだこ

これまでには、大ヒットした話題の映像作品のスタイリングも数多く手掛けてきている伊賀大介。お洒落にそれほど詳しくない方でも、知らず知らずのうちに彼の仕事ぶりは目にしているかもしれません。映画では、佐藤健と神木隆之介がW主演を務めた「バクマン。」をはじめ、「苦役列車」や「何者」でスタイリングを担当。

それだけでなく、アニメーション映画「バケモノの子」のスタイリングを担当したことでも話題になりました。俳優やミュージシャン、アスリートのスタイリングも手掛けている伊賀大介は、浅野忠信や綾瀬はるか、北島康介、松井秀喜、椎名林檎といった大物からの依頼も多く、信頼も厚いようです。

伊賀大介の妻は麻生久美子!私服へのこだわりも強かった

伊賀大介の妻は麻生久美子!すでに2児のパパ

スタイリストとして多くの芸能人と仕事を共にしてきている伊賀大介は、妻である女優の麻生久美子との出会いもまた仕事場でした。麻生久美子の写真集で仕事を共にした2人は、4年の交際を経て、2007年に結婚。2012年には第一子となる娘が誕生し、2016年には息子が生まれています。

カリスマスタイリストとして引く手あまたの伊賀大介ですが、かなりの愛妻家としても有名です。イクメンパパだという話もありますから、娘や嫁との関係も良好なのでしょう。第二子も誕生した伊賀大介が、幸せな家庭を築いていることは間違いなさそうです。

伊賀大介の私服のこだわりやおすすめの本は?

その作品の監督が求める人物像を形作るため、スタイリストとして絶妙にダサい服を登場人物に着せることもある伊賀大介ですが、私服はもちろんお洒落です。音楽が好きな伊賀大介は、特にロック好きということもあって、私服はロックテイスト寄り。裏原宿系のようなストリートカジュアルを好んで着ているようです。

また、読書にもこだわりがあり、自分が好きな本を人に押し付ける「本テロ」もよくやるとか。大崎善生の「聖の青春」や、岡本太郎「今日の芸術」といったおすすめ本を周囲に配りまくった経験があるそうです。

伊賀大介がスタイリストを選んだ意外な理由!「着こなし」をテーマにお勧め映画10本選

1977年生まれの伊賀大介は、19歳で熊谷隆志に弟子入りし、22歳でスタイリストとして独立していますから、すでに20年ほどのキャリア。
伊賀大介がスタイリストを志したのは高校生の頃でした。当時のファッション雑誌で目にしたグラビアページのカッコよさに感激した伊賀大介は、「こんな世界を作りたい」と思うように。

そこで、スタッフクレジットに並ぶモデルやカメラマン、ヘアメイク、スタイリストという職業の中から、スタイリストならばできるのではないかと考え、目指すことを決意したと言います。モデルはありえないし、機械に弱いからカメラマンは無理。絵も苦手だからヘアメイクも厳しいという消去法から残ったのが「スタイリスト」だったという、なんとも消極的な理由だったことは意外です。

とはいえ、夢をしっかりと実現させたところを見ると、その情熱は本物だったのでしょう。
スタイリストになるためには、あらゆるものを吸収することが大事だと考えた伊賀大介は、音楽に加えて、漫画を含めた読書、映画と、さまざまなカルチャーを自らの糧にせんと取り込んでいきました。特に映画は、高校時代には学校をさぼってでも見たと言います。現在、伊賀大介が多くの監督からのオファーを受けて映画のスタイリングを手掛けているのも、その蓄積が役立っているからではないでしょうか。

エンタメサイトから「『この着こなしがヤバい! 映画』10本」というテーマで取材を受けた伊賀大介は、「着こなし」をテーマに、幅広いジャンルの映画から10本を選んでいます。たとえば、「ファイトクラブ」のリブ入りタンクトップや、「トゥルー・ロマンス」のガウン。「仁義なき戦い」のニッカポッカやアロハシャツに、「竜二」の太いシルエットの白いスーツと、その作品を象徴するような印象的な衣装を紹介。衣装という視点で映画をひもとく面白さを教えてくれています。

こういった観察眼や、そこから何かを得ようとする姿勢があったことが、伊賀大介がスタイリストとして成功した所以なのでしょう。そのうち「伊賀大介がスタイリングを手掛ける映画は面白い」という評判がたつ日も来るかもしれませんね。

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