伊集院静 小島慶子との仲裁は妻・篠ひろ子!元妻・夏目雅子との結婚、闘病生活とは

2015年11月19日 更新

伊集院静 小島慶子の態度に激怒!番組を途中退席!?仲裁は妻・篠ひろ子!

伊集院静といえば元電通の広告マンにして直木賞作家。今では文学界の重鎮でもある伊集院静ですが、にわかに話題になる出来事がありました。

なんと、深夜番組「ゴロウデラックス」の収録中に、フリーアナウンサーの小島慶子と喧嘩をし、怒りのあまり途中で退席してしまったのです。「女子供は鮨屋に入るな」などと自らの流儀を語る伊集院静に対し、共演の小島慶子が「うるさいなあ~」と冗談交じりになじったところ、「女の人にうるさいなんて言われたことがない」とご立腹。

しかし、妻である女優・篠ひろ子に「相手に非があっても、立ちあがったりしない(中略)言われた方の身になって考えなさい」とたしなめられ、怒りを落ち着けた伊集院静。2時間後には現場に戻り、スタッフは胸をなでおろしたとか。

篠ひろ子の的確なアドバイスで小島慶子との喧嘩は仲裁され、その後、伊集院静は「ゴロウデラックス」に再び出演し、その顛末も語っています。

伊集院静 元妻・夏目雅子との結婚、200日におよぶ闘病生活とは?

40代以上の世代の人にとって、伊集院静といえば元妻である女優・夏目雅子を思いおこす人が多いと思います。人気の絶頂にありながら、27歳という若さで病に倒れ亡くなった夏目雅子。二人の出会いは、当時CMディレクターだった伊集院静が、無名の夏目雅子をCMに起用したことに始まります。

CMをきっかけに夏目雅子は大ブレイク。既婚者だった伊集院静と夏目雅子は不倫関係に陥りますが、7年の交際の後、1984年に結婚。しかし、結婚後1年もたたずに夏目雅子が急性骨髄性白血病を発症してしまったのです。伊集院静は仕事をすべてキャンセルし、夏目雅子の闘病生活を支えました。

しかし、抗がん剤の副作用のため、夏目雅子の病状は悪化し、200日に渡る闘病生活もむなしく1985年に元妻・夏目雅子は永眠します。伊集院静は失意のあまり、夏目雅子の没後何年かはアルコール中毒に陥ったといわれています。しかし、夏目雅子の美しさと演技は、出演作を通じて人々の記憶に残り、その女優の唯一の伴侶となった伊集院静の存在は多くの男性にとって羨望の対象ともなったといえます。

伊集院静 「伊集院静の男の流儀」「新社会人に贈る言葉」がかっこよすぎる!作詞家としても一流だった!

伊集院静 「伊集院静の男の流儀」「新社会人に贈る言葉」がかっこよすぎる!

伊集院静が、男が憧れる大人の男と言われる所以は、元妻・夏目雅子とのエピソードだけではありません。伊集院静が毎年手がける「新社会人に贈る言葉」の存在があります。サントリーの企業広告として、毎年4月1日に全国紙に一斉掲載される新社会人へのコラム「新社会人おめでとう」。そのかっこよさにしびれている人も多いはず。一部をご紹介します。
「私たちは一人一人が先駆者になろう。仕事は辛いぞ。苦しいぞ。でも自分だけのために生きているのではないことがわかれば、必ず道はひらく。」
「失敗をおそれるな。笑われても、謗られても、挑め。困難に立ちむかう人間の生き方の中には真理がある。」
そして、昨今話題なのが「伊集院静の男の流儀入門」シリーズです。本書は電子書籍として発売されるや大ヒットした、伊集院静のエッセイ集。大人の男がとるべき行動や考え方を、伊集院静が指南します。「弱い立場のものに手をさしのべよ」と厳しく語り、時には「恋愛がこの世で一番だと女が考えるのはしょうがない。女はバカだから」と一刀両断する。そんな伊集院静の語り口にしびれる人が続出しています。

伊集院静 作詞家としても一流だった!マッチからキンキまで!

「ギンギラギンにさりげなく そいつが俺のやりかた」このフレーズを誰もが一度は聞いたことがあるはずです。これは、マッチこと、近藤真彦のヒット曲「ギンギラギンにさりげなく」のさびの歌詞。実はこれ、伊集院静が作詞を担当しています。作詞家としての筆名は、伊達歩なので、ご存じでない方もいるかもしれませんが、伊集院静は作詞家としてもおおいに躍しているのです。

その詞が提供された曲は幅広く、時代を超えて愛される名曲ばかり。他にもキンキキッズや沢田研二、中森明菜、ブレッド&バターなど、幅広いジャンルで一流の作詞家といえる活躍ぶりを見せています。特に近藤真彦は、伊集院静が作詞した「愚か者」でアイドルから大人の歌手として成長をとげ、その年のレコード大賞を受賞しました。

この評価は、歌詞の世界観に負うところが大きかったといえます。前述の「ギンギラギンにさりげなく」もこの歌詞でなければここまでヒットし、誰もが口ずさめる曲とはならなかったでしょう。伊集院静が作詞家としても一流の存在だということは間違いないでしょう。

伊集院静 たけしも認める!男が憧れる男でいつづけられるか?

作家、エッセイスト、作詞家……さまざまな分野で一流といえる仕事を残しつづける伊集院静。男が憧れる男ともいわれる伊集院静の魅力は、世代を問わずさまざまな人をひきつけているようです。

先日、TOKYO MX「バラいろダンディ」に生出演したタレントのビートたけしは、好きな人、カッコいいと思う人として伊集院静の名を挙げています。

番組で「あなたにとって親分はいますか?」と問われたビートたけしは「親分っていうのはいないけど……好きだなって人はいる。この人いいな、恰好いいなって人はいる」と答え、「俺は伊集院さんが好きだな」「客観的で格好いいと思う」と明かしました。
ビートたけしは現在65歳、伊集院静も68歳と二人はほぼ同年代。ビートたけしといえば、お笑い界だけでなく、映画界でも「世界のキタノ」として活躍している一流の存在。そんなビートたけしに同年代でありながら「かっこいい」と思わせる魅力が伊集院静にはあるようです。

そして、世代を問わず伊集院静の存在を意識させるのが、前述のコラム「新社会人へ贈る言葉」。本を読む人が減ってきた昨今、作家・伊集院静の本を読んだことがない人でも、新聞広告という形で掲載されるメッセージを通じて、伊集院静の言葉に触れることができます。伊集院静は広告マンとしてサラリーマン生活を経験しているだけに、その言葉はさまざまな形で仕事に打ち込んでいる人の心を動かします。

新社会人に向けてのメッセージとされていますが、若者だけではなく、幅広い世代の社会人の心を打っていることでしょう。毎年このメッセージを読んで初心に戻る人も多いはずです。

まもなく70代を迎えようとする伊集院静ですが、これに限らず精力的に執筆活動を続けています。エッセイ集「大人の流儀」シリーズは大ヒットしており、シリーズはすでに四冊を重ねています。これは、伊集院静の語る「大人」の姿に、共感し、憧れずにはいられない人が多くいることの証でしょう。伊集院静が歩みをとめない限り、男が憧れる男として君臨していくのではないでしょうか。

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