伊東勤(千葉ロッテ監督)の采配が熱すぎる!監督としての評価は?

伊東勤(千葉ロッテ監督)の采配が熱すぎる!監督としての評価は?

伊東勤(千葉ロッテ監督)の采配が熱すぎる!試合前は選手全員とハグ!

伊東勤(千葉ロッテ監督)は、2013年より、千葉ロッテマリーンズで監督を務める野球人で、その采配の熱さで知られる監督です。第1回に続き、見事に優勝した2009 ワールド・ベースボール・クラシック日本代表のコーチでもあった伊東勤は、名実ともに、今の日本の野球界を牽引する人物の1人といっても過言ではないでしょう。

伊東勤といえば、とにかく熱い采配の話題に事欠かない監督。開幕直前のミーティングでは「みんなグラウンドで思いっきり暴れてくれ」とメンバーを鼓舞し、「責任は全部俺が取る」からと言って、メンバー全員とハグを交わして試合に臨んだというエピソードもあるほどです。伊東勤のように熱い采配をする監督であれば、当然、メンバーの士気も上がるというもの。「理想の上司像」に、伊東勤の名前を挙げる人も少なからずいます。

伊東勤(千葉ロッテ監督)監督としての評価は?適材適所ですでに好実績を残している!

伊東勤(千葉ロッテ監督)は、千葉ロッテマリーンズの監督としての続投が決まり、2016年の今季で4シーズン目となります。過去3年間で、2度のAクラス入りを果たしていることからも、監督として高い評価を得ている伊東勤。限られた戦力の中でも、クライマックスシリーズの争いに絡んでいく伊東勤野球は、それまではあまり実績のなかった若手の選手を積極的に登用したり、ベテランの選手の役割を見直したりしています。いわゆる「適材適所」を実施してきたことも、成功の要因として大きいのではないでしょうか。

伊東勤(千葉ロッテ監督)と西武ライオンズの確執!清原和博も恐れる性格とは?

伊東勤(千葉ロッテ監督)と西武ライオンズの確執!いったい何があったのか?

伊東勤(千葉ロッテ監督)と、かつての古巣である西武ライオンズとの確執は有名です。伊東勤は、2004年から2007年まで西武ライオンズの監督をしていました。伊東勤が現役引退後に初監督を務めた2004年。西武ライオンズは、リーグ優勝と、12年ぶりとなる日本一の座を獲得しています。

現役引退後に初監督を務めた諸氏の中では、就任後の初年度にリーグ優勝と日本一を達成したということで、「現役引退後初監督に日本一は達成できない」というジンクスを破った形となった伊東勤。しかもリーグ優勝は、西武ライオンズ球団として2年ぶり、日本一は12年ぶりという快挙ですから、文句の付けようのない成績を残したといえます。

しかし残念なことに、2007年シーズンの西武ライオンズは、怪我人も多く、交流戦でも10連敗を喫してしまうなどチームが低迷してしまいました。この責任を取って、西武ライオンズ監督辞任に至った伊東勤。選手の補強問題で確執があったとされた西武ライオンズからは、伊東勤の最終試合にもかかわらず、花束の贈呈すらもありませんでした。伊東勤と西武ライオンズは、確執を残したまま現在に至っているようです。

伊東勤(千葉ロッテ監督)の性格には、清原和博も恐れていた!

伊東勤(千葉ロッテ監督)は、かつて西武ライオンズ在籍時に、現在は「容疑者」となってしまった清原和博とともに黄金時代を築いた仲です。清原和博容疑者の逮捕前には、心配しつつ「呂律が回っていなかった」とコメントしていた伊東勤。いつもの二日酔いかなと思い、「あまり飲み過ぎるなよ」などと清原和博に声を掛けてもいたようで、残念な思いが伝わってきます。

そんな清原和博が、現役時代、誰よりも恐い性格といっていたのが、ほかならない伊東勤でした。具体的な理由は不明ですが、やんちゃだった清原和博をして恐怖感を感じさせる何かが、伊東勤の性格の中にはあるのでしょう。伊東勤が西武ライオンズの監督だった時代には、敵チームの主力打者である清原和博を名指しして、「そのような調子だと、今シーズンも怪我に泣くぞ」と発言したことでも知られています。

伊東勤の「熱さ」と表裏一体をなしているのが、第一線で戦う者同士にしか分からない、秘められた「恐さ」なのかもしれません。

伊東勤(千葉ロッテ監督)熊本出身の想いが泣ける……野球をやっている場合じゃない!

伊東勤(千葉ロッテ監督)の実家は熊本県。今回の大地震は、あの熱き野球人・伊東勤をして「野球をやっている場合じゃない」とコメントさせるほどの状況です。できることなら「いますぐにでも飛んで帰り、何かの役に立ちたい」との思いがあり、「家の中はかなりひどい状態」「何もしてやれないのが腹立たしい」という伊東勤のコメントからは、出身地であり、現在も実家のある熊本に対する切実な思いが伝わってきます。

ここ数年に起きた大地震は大規模なものだけでも阪神淡路大震災や東北大震災、そして今回の熊本大地震などです。少し前までは、「災害は忘れた頃にやってくる」などの警句がありましたが、最近では、忘れる間もなく、この国に大震災が襲ってきています。伊東勤の熊本を想うコメントには、何とか代役を立てられないのかとのファンの声があるのも事実です。

しかし、彼は伊東勤。プロ野球チームの監督なのです。伊東勤以外には、今の千葉ロッテマリーンズの監督はできません。たとえ伊東勤が試合に臨んでいるのが、熊本からは遠いグラウンドであっても、監督としてチームを勝利に導くことこそが被災者の皆さんの一番の励みになる……と考える他にはないのかもしれません。

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