岩松了の奥さんはふせえりでない?子供は?結婚奨励の理由が深い!「今頃!?」と驚かれたコト

2021年5月19日 更新

岩松了が結婚した奥さんはふせえりではない!?子供はいる? 結婚奨励派で理由が深い!


岩松了のプロフィール
◆生年月日:1952年3月26日
◆出身:長崎県
◆身長:168cm
◆血液型:A型
◆所属事務所:鈍牛倶楽部

岩松了が結婚した奥さんはふせえりではない!子供は?

岩松了(いわまつりょう)は劇作家や演出家、映画監督として作品を生み出す一方で、自らも俳優として映像作品に出演する機会も多く、幅広く活躍しています。

そんな岩松了の結婚は、33歳の時でした。インタビューでの発言などから、子供がいるという事実も明らかになっています。

1989年に劇作家として書いた4作目の「蒲団と達磨」にて岸田國士戯曲賞を受賞していますが、当時の状況について「子供ができた時期とも重なってたし、食わさなきゃいけないという意識も強くて」と振り返った言葉が「週刊ポスト」2019年11月1日号に掲載されていました。

しかし奥さんはどんな女性なのか、結婚の馴れ初めや伴侶の人柄などを一切語ることなく、プライベートはベールに包まれています。

岩松了は女優のふせえりと三木聡監督作品にて共演することが多く、プライベートでもパートナーなのではと思われがちですが、ふせえりは岩松了ではなく三木聡と結婚しており、娘が1人います。

共演機会の多いふせえりは過去にインタビューで岩松了について「演出のときはかなり厳しいし、コワイですからね」と語っています。

しかし「三木さんの作品に来るときって、役者さんとしていらっしゃるので、ぜんぜん、演出家の顔はありませんでした」と話しているので、演出家と俳優の時の顔を使い分けているようです。家族といる時はどんな顔を見せているのでしょう。

岩松了は結婚奨励派?理由が深い

岩松了監督・脚本の、2008年公開映画「たみおのしあわせ」は、オダギリジョー演じる奥手な青年・民男が、お見合いで出会った理想通りの女性と結婚するために奮闘するストーリーでした。

岩松了自身「僕は基本的に結婚推奨派」と宣言しており、既婚率低下気味の昨今、「結婚して本当に幸せになれる?」と考える人々が少なくはない時代に逆行するようなる作品に仕上がっています。

岩松了が語る結婚の魅力は「結婚すれば、人間関係が分かるから」というもの。続けて「結婚したばかりの頃は、お互い見つめ合っていても、だんだん目を合わさなくなっていく」と語っており、その理由について岩松了は次のように説いています。

「そういう時間こそが人間として面白いと感じることができれば、結婚も捨てたものじゃないと思う」と。岩松了ならではの深い結婚論にうなずく人もいるかもしれません。

自身の夫婦関係に直接言及したわけではありませんが、結婚生活の酸いも甘いも知った上でポジティブな視点で捉えていることをうかがわせる言葉です。

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岩松了の出演ドラマ代表作は「時効警察」の熊本課長!映画「ペコロスの母に会いに行く」で主演

岩松了のドラマでの代表作といえば「時効警察」

岩松了が俳優として出演したドラマでの代表作といえば「時効警察」が思いつく方も多いでしょう。

2006年1月に放送された「時効警察」は、1話完結型のコメディミステリードラマとなっており、その回ごとに脚本や監督が代わっていました。三木聡や園子温、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、さらに課長の熊本役で出演している岩松了も脚本と監督を兼ねている回もあります。

岩松了のキャリアを語る上で重要な作品の1つといえるでしょう。「時効警察」は大人気ドラマで、第1シリーズ終了後も第2、第3シリーズ、スペシャル版などが放送されています。

岩松了がニューヨークで寿司店に行った際のエピソードとして、「日本人の職人さんから帰り際に、『ありがとうございました、熊本課長』って言われたことがあった」と語っており、国境を越えたドラマの知名度の高さに驚いていたようです。

「時効警察」で劇作家と俳優を担当したように、2足の草鞋を履いている岩松了。これについて「バランスをとるように、役者の仕事をやると、自分としては非常にいいんですね。役者は対人関係で動いていくし、作家とは使う神経が違うので」と語っており、うまくバランスをとっているようです。

岩松了は映画「ペコロスの母に会いに行く」で主演

活動の主軸は劇作家だとしている岩松了ですが、主演作もあります。2013年11月公開の映画「ペコロスの母に会いに行く」では、岩松了と赤木春恵がダブル主演を務めました。

認知症の母親の介護体験を題材とする、同名の新聞連載漫画を実写化したものです。岩松了の出身地である長崎県が舞台になっていますが、岩松了自身の体験談ではありません。

岩松了が演じる主人公、団塊世代のサラリーマン・岡野ゆういち(愛称ぺコロス)は、父が亡くなった頃から物忘れと奇妙な行動を次第に顕著にしていった母(赤木春江)を断腸の思いで介護施設に預けることにしました。

介護施設には、看護師にセクハラをはたらく洋二郎、女学生に戻ってしまったまつ、面会に来た息子のことを忘れてしまった母など、癖はあれど明るい老人たちが暮らしています。

笑いあり、涙ありのストーリーで、岩松了と赤木春江の深い演技によって、2013年キネマ旬報ベスト・テン日本映画ベスト・作品なりました。

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岩松了が戯曲「お茶と説教」を書き上げて気づいたことは?風間杜夫を驚かせた告白とは?

岩松了が戯曲「お茶と説教」を書き上げて気づいたことは?

岩松了は少年時代、野原を駆け回るスポーツ少年で、本の1冊も読んだことがなかったそうです。なぜか中学に入った頃から突然文学にのめり込むようになり、今度は「受験勉強をする奴はバカ」と言って、読書と野球しかしませんでした。

そんな岩松了も、東京への憧れから、1年の浪人生活を経て、東京外語大学に入学。友人の誘いで大学の演劇サークルに入ったものの、当時は芝居を好んでいたわけではなかったといいます。

何となく煮え切らない大学生活に「中退」という形でピリオドを打った岩松了は、柄本明主宰のお笑い系「劇団乾電池」に入団することとなり、“大学へ行っていたならインテリに違いない”と演出を任されることになりした。

しかし、それもやはり、岩松了のやりたいことではなかったそうです。こうしているうちに自らを裏切り続けている嫌悪感が噴出し、「人生を変えるなら今しかない!」と一念発起したのが、33歳。岩松了が今の奥さんと結婚した年です。

そして書き上げたのが渾身の戯曲「お茶と説教」。岩松了は、この作品の執筆にあたって「人は横に並んでいる」という事実に気づきました。

自己と他人は比べるものではない、自分らしく書けばいいと臨んだ作品が、演劇界に大きな波紋を呼ぶことになったのです。

岩松了の風間杜夫を驚かせた告白とは?

岩松了は2020年12月に公演された舞台「そして、春になった」の脚本と演出を担当しており、通常の演劇スタイルや朗読劇とも違った演出に、上演直後から大きな話題を呼びました。

ストーリーは映画監督の妻とかつて愛人だった女優による2人芝居になっており、松雪泰子とソニン、片桐はいりと瀧内公美というダブルキャストでした。

2人がセリフの中にしか登場しない男、つまり夫であり不倫相手について語っているのを観ると、演じるキャストによって観客が思い描く「男」の印象が大きく違ったようです。

これについて岩松了は「目の前にいない第三者の人物像というものは、語り手によって大きく違ってくる。それがよく分かる非常に面白い舞台になった」と語りつつも、それを意図して作り上げたわけではなかったのだとか。

岩松了はこの舞台についてのインタビューで、ここ数年演劇に対する考え方が変化したことを語っています。極端な表現だと前置きをしつつ「これまでずっと1人でやってきたものが、『いや、これはみんなで作っているんだ』というふうに思えるようになった」とのこと。

「他人の力を利用することの豊かさにやっと気づいた」という話を風間杜夫にしたところ、「何いってんだ、今頃!?」と言われたそうです。岩松了は、これまで自分1人で頑張らねばという思いが強すぎたのかもしれません。

そんな岩松了は2021年4月より放送の松たか子主演ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」に、松たか子演じる大豆田とわ子の父・大豆田旺介役で出演しています。

数々の話題作に出演し、脚本や演出も手掛けている岩松了。新たな気づきにも力を得て、これからもその独特の存在感で演劇界をけん引していくことでしょう。

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