岩本ナオのマンガ「金の国水の国」美しい世界観の虜に!あらすじネタバレ

岩本ナオのマンガ「金の国水の国」美しい世界観の虜に!あらすじネタバレ出典:http://flowers.shogakukan.co.jp

岩本ナオのマンガ「金の国水の国」美しい世界観の虜に!あらすじネタバレ

岩本ナオ「金の国水の国」あらすじ!おとぎばなし的な美しい世界観の虜に

岩本ナオの「金の国水の国」は、小学館「月刊flowers」にて、2014年10月に前編が、12月に後編が載りました。コミックスは1巻のみですが、通常コミックスの1.5倍のページ数の292ページと大ボリューム。1冊だけでもじっくりと物語を楽しむことができます。

物語の舞台は、おとぎばなしのようにのんびりとした空気の漂うファンタジー世界。隣り合う仲の悪いA国とB国は長年いがみ合ってきましたが、とうとう犬の糞の片付け問題で揉め、戦争にまで発展してしまいます。神様が慌てて仲裁に入り、「Aの国は国で一番美しい娘をB国に嫁にやり、B国は一番賢い若者をA国に婿に出しなさい」と告げます。A国の嫁に選ばれたサーラは、ぽっちゃり系の姫。B国の婿に選ばれたナランヤバルは設計技師でした。2人が出会うことにより、両国は少しずつ変化していきます。

岩本ナオのマンガ「金の国水の国」ネタバレ!キーパーソンは犬と猫!?

岩本ナオ「金の国水の国」は、争う国が紆余曲折あって和解するというストーリーと、国同士のいさかいの中で出会ったサーラとナランヤバルのラブロマンスが物語の主軸となります。とはいっても、嫁と選ばれたサーラと、婿に選ばれたナランヤバルは、嫁と婿として出会ったわけではありません。

当初、サーラの元に送られてきた「婿」と、ナランヤバルの元に送られてきた「嫁」は、それぞれ子犬のルクマンと、子猫のオドンチメグでした。互いの国を侮辱するために贈られてきた2匹の存在は、サーラとナランヤバルが政略結婚相手として出会う話だと予想していた読者を、いきなり裏切ってきます。

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しかし、お互いに送り付けられた結婚相手が動物という設定のため、偶然出会うことになるサーラとナランヤバルのラブロマンスが、大きな揉め事なく成立するという構図は見事の一言。さらに子犬のルクマンと子猫のオドンチメグは、物語を動かす役割も担っているため、ストーリーが進むにつれて重要なキャラクターともなっていきます。

岩本ナオの本名やプロフィール!「町でうわさの天狗の子」あらすじネタバレ

岩本ナオ注目の人気漫画家の本名は?

岩本ナオは1月10日生まれ、岡山県岡山市の出身の漫画家です。「知らない土地を描くことはできない」とコメントしたこともあるとおり、岩本ナオ作品の舞台には、緑の多い田舎の風景が多く登場します。出身校は不明ですが、西洋史を学び、大学院を卒業している岩本ナオ。彼女の漫画家デビューは2004年「その彼女の存在」で、小学館「第10回月刊フラワーズコミックオーディション」金の花賞を受賞します。同作品で雑誌デビューしました。

読み切り作品を発表した後に、2007年から、小学館「月刊flowers」にて、「町でうわさの天狗の子」の連載を開始。現代の高校生たちに天狗というファンタジー要素を絡めた作品は人気を呼び、連載期間6年で、コミックス全12巻の大作となりました。岩本ナオは、ペンネームや本名など、名前についてのコメントは特別しておらず、詳細は不明となっています。

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岩本ナオ「町でうわさの天狗の子」現代ファンタジーのあらすじネタバレ

岩本ナオ「町でうわさの天狗の子」は、2007年から2013年まで、小学館「月刊flowers」に連載された作品です。舞台は現代ですが、天狗や、化ける狸や狐が登場するなど、ファンタジーな世界観がふんだんに盛り込まれています。緑峰町にある康徳神社の神様である天狗の康徳坊と人間の母の間に生まれた刑部秋姫(おさかべあきひめ)は、天狗の子。天狗として強大な力を秘めながらも修行を嫌がり、普通の少女としての暮らしを望んでいます。

「町でうわさの天狗の子」で描かれるのは、秋姫が天狗の子であるが故に起こるさまざまな問題や葛藤。そこに、秋姫の乳兄弟で天狗になるための修行をしている幼馴染の榎本瞬や、秋姫が恋をしている神谷武を交え、思春期の少年少女の成長も加わります。いつでも秋姫を一途に想い守る瞬のいじらしさをつい応援したくなるという点に魅力を感じている読者も多いようです。

岩本ナオ「金の国水の国」は「このマンガがすごい!」オンナ編1位!作品の魅力とは

岩本ナオ「金の国水の国」が、「このマンガがすごい!2017オンナ編」で1位を獲得しました。人気となった「町でうわさの天狗の子」や、「雨無村役場産業課兼観光係」は、日本の田舎を舞台にした作品でしたが、「金の国水の国」は、オリエンタルテイストのあるファンタジー作品。実は、岩本ナオは、ファンタジー作品が大好きで、細川智栄子あんど芙〜みん「王家の紋章」や、赤石路代の描くヨーロッパ作品を読んで育ちました。

大学では古代ギリシャやローマ史を専攻。その時の知識が、サーラの姉たちの衣装にも生かされています。A国とB国のモデルとなっているのは、中東やアジアの国々です。イランやトルコの文化に、中国やモンゴル、チベットのテイストをごちゃ混ぜになりすぎないように設定したため、資料を壁一面に貼って漫画を描いたという制作の苦労もあったとか。

また、キャラクターの名前は、さまざまな国の言語から雰囲気の合うものを選んでつけていたというこだわりがある一方で、国は「A国」「B国」とかなりざっくりとしており、くすりと笑わせてくれます。岩本ナオ作品の魅力は、柔らかな線から生まれる人物と、描きこまれた衣装や、背景、尖ったところのないキャラクターたちの織りなす物語です。

特にキャラクターは、一筋縄ではいかないけれど、愛すべき人ばかり。少し変であったり、少し悪かったり、少し嫌な人であったりしますが、完全な悪人ではなく、憎めないキャラクターとなっています。岩本ナオがしっかりとキャラクターを描写することにより、読者は、キャラクター1人1人に感情移入し、作品自体を大好きに。

作り込まれた世界観に、愛すべきキャラクターたちがそろっている「金の国水の国」は、作品世界にキャラクターたちが生きていると感じることができる良質なファンタジー作品です。「金の国水の国」を読めば、幸せな読後感が味わえることは間違いありません。

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