亀田興毅 現在収入170万円?!長谷川穂積、井上尚弥と徹底比較!

亀田興毅 現在収入170万円?!結婚した嫁、子供、父親の現在は?

亀田興毅 現在収入170万円?!2014年は10回戦1戦のみ!

何かとお騒がせなボクサー、亀田興毅。2015年1月26日の自身のオフィシャルブログで、2014年11月アメリカのシカゴでオマール・サリドと行った10回戦、そのファイトマネーが17000ドル、日本円にして約170万だったこと明かしました。

海外合宿などでの費用が掛かり、170万円のファイトマネーでは、全てが吹き飛んでしまうのだそうです。4回2分21秒TKO勝ちを収めた去年唯一の試合も前座の前座、お客さんも殆ど入っていない状態での復帰戦。亀田興毅は、自分がなぜそんな試合をやるのか悩んだそうです。

しかし、そんな状況であっても、自分はボクシングが好きだと改めて感じとも語っています。過去と現在含め、3階級制覇をしているチャンピオンは、日本ジム所属では現在亀田興毅と井岡一翔、ホルヘ・リナレスの3人だけです。3人とも現役で、井岡一翔もホルヘ・リナレスも次戦へ向けて意気揚々で練習に臨んでいる中、独り置いてけぼり状態の亀田興毅は今後どのようなボクシングを模索しているのでしょうか。

亀田興毅 結婚した嫁、子供、父親の現在は?父親はアマチュアボクシングへ移行

亀田興毅が結婚した嫁は伊東美香さんという方で、中学生からの同級生であり、亀田プロモーションの役員でもあります。2012年5月16日、亀田興毅と美香さんは、ハワイ・オアフ島で結婚式を挙げています。亀田興毅には子供が2人います。長男で万毅(まなき)くんといい、2012年9月3日生まれ。次男は、2013年8月に生まれています。名前が公表されていませんが、亀田興毅のブログでは、「きょろちゃん」や「ぎんちゃん」と呼ばれています。

こちらもなにかとお騒がせの亀田興毅の父親は、現在、2014年6月に開設したアマチュアボクシングジム「K-WORLD3」を大阪市西成区岸里で運営しています。これは度重なる問題行動により、JBCより資格取り消しになり、プロボクシング界から事実上永久追放されたため、アマチュアボクシング界に移動した結果です。オフィシャルブログ「亀田三兄弟の親父」や、ジムの名前からも父親にはかなり未練はあるようですが、恫喝行為や亀田大毅対内藤大助戦での一連の反則行為に対した措置ですので、解除や復帰は無理のようです。

亀田興毅 長谷川穂積、井上尚弥と徹底比較!引退カウントダウン?

亀田興毅 長谷川穂積、井上尚弥と徹底比較!強敵との連戦で得た長谷川穂積、井上尚弥選手!

亀田興毅と長谷川穂積、井上尚弥との徹底比較!亀田興毅は現在28歳で34戦33勝1敗18KO。長谷川穂積は現在34歳で39戦34勝5敗15KO、井上尚弥は現在23歳で8戦8勝7KOです。

亀田興毅は25戦目に、日本人で初の3階級制覇を達成しています。長谷川穂積は32戦目で2階級制覇、井上尚弥は世界最速の8戦目で2階級制覇を成し遂げています。長谷川穂積は34歳と年齢的に厳しい状況で、王座陥落からフェザー級へ転向し2010年11月に2階級制覇、2011年に初防衛で敗れてしまいました。その後2014年にスーパーバンダム級で3階級制覇に挑戦しますがTKO負けを喫し、2015年に現役続行を発表、WBC世界フェザー級9位にランクしています。

井上尚弥は、父の井上真吾と共に二人三脚で、2014年12月30日に行われたWBO世界スーパーフライ級王者へ挑戦し、2回3分1秒でKO勝ちを収め世界最速の8戦目で2階級制覇を達成。初防衛戦と次の挑戦へ注目が集まっています。対して亀田興毅は、プロデビューから7戦も連続してタイのボクサーと試合をしたことにより、JBCは2007年にタイ選手の出場を制限する措置をとるなど、亀田興毅本人のボクサーとしての資質よりも、周りの問題によって資質が見えないところが惜しいところです。

亀田興毅の父親のマネージメントが巧妙だったことにより、強い選手との対戦を避け、日本人初の3階級制覇を成し遂げた事に賛否両論あります。しかし、達成したことは誇るべきことです。しかし、長谷川穂積や井上尚弥のように強い相手との連戦によって手に入れた試合勘や駆け引きなど、大切な経験を踏まなかったのは確かです。国内試合を禁止され、海外で対戦相手を見つける際、今は格下との選手との対戦しか組めない状況です。

28歳という年齢で、対戦相手が亀田興毅のほぼ格下というのは、今後の4階級制覇という挑戦は難しいでしょう。井上尚弥は若干23歳ですが、アマチュア選手として活躍し、また真面目な人柄から他の選手から愛されるという珍しいボクサー。プロデビュー戦には数多くのボクシング関係者が応援に駆け付けています。

プロとして大橋ボクシングジムに入門する際には、契約書に弱い選手とは戦わないという条件を付帯するなど、意志の強さもあります。そして何より高い才能の持ち主。周りに助けられつつ、才能を存分に発揮している井上尚弥の8戦は、亀田興毅の全34戦に匹敵するほどの強敵との連戦でした。そう考えてみると、亀田興毅は、才能を育てる環境が整っていないという意味で、とてももったいないと言わざるを得ないボクサーです。

亀田興毅 引退カウントダウン?五里霧中の状況

現在の亀田興毅は、国内試合を認められず、海外で試合をしようにも、受けてくれる相手や場所が10回戦で年に1回。とても3階級制覇した王者とは思えない境遇です。亀田興毅のブログでも「いざ辞める時、引退する時、果たしてあっさり身を引けるか」と語っており、自身も今のままでは限界だと冷静に判断できているようです。

詳細な時期は不明ですが2014年に、アル・ヘイモンというアメリカのボクシングマネージャー兼アドバイザーと契約しています。この人物は、あのフロイド・メイウェザー・ジュニアをはじめ多くの有力選手と契約もしています。この名マネージャーが亀田興毅のマッチメイクをした結果が10回戦の1試合と言うことは……。

井上尚弥はアマチュア時代、ボクシングに専念するため大学を中退し、建設会社に勤務しつつアマチュアボクシングを続けました。亀田興毅もボクシングを続けていきたいのであれば、社会人として勤めながら続けるという道もあるはずです。もう亀田プロモーションという団体を維持できる状況ではないことも、引退まで考えるなら分かっているでしょう。早めに原点に立ち返り、真摯にボクシングに向き合い、本来持っている才能を取り戻してほしいと思います。

亀田興毅の今後は!?何とも言いようのない状態で、父親が離れても同じ事をし続ける意味は?

亀田興毅は2015年10月16日にアメリカのシカゴで、WBA世界スーパーフライ級王者河野公平と対戦します。この試合に勝てば、日本人として初の4階級制覇を成し遂げることができますが、メディアは大々的には取り上げていません。2015年8月31日に河野公平が行った記者会見に乱入したことや、一カ月練習しなくても勝てると豪語したことも、あまり触れられていません。

これまでの経緯から、また弱い相手を選んでやるのか、という冷ややかな反応が業界では多いようです。事ここに至って、まだ自身に不利になる言動を続けています。

これまでイメージを払拭するには、父親が離れた今が丁度良い時期かと思われま。100%同列では語れませんが、パフォーマンスだけならば、亀田興毅に近いのがフロイド・メイウェザー・ジュニア。パフォーマンスが派手で、スポーツ・イラストレイテッドの「最も嫌われているスポーツ関係者35人」の一人にも選ばれているボクサーです。

内縁の妻への暴行で有罪という問題があっても対戦相手に困らないのは、ひとえにフロイド・メイウェザー・ジュニアが強いから。挑発しても相手がノッてきたら受けて立ち、必ず倒して来たからです。オスカー・デ・ラ・ボーヤを始め、マニー・パッキャオさえも倒した現代パウンドフォーパウンドNo.1のフロイド・メイウェザー・ジュニア。強敵との連戦で得られるものは、お金よりも、その強敵を倒したという経験です。

亀田興毅だけでなく、亀田兄弟は強敵と戦い続けて行くべきでした。その経験はお金では買えません。敗戦を積み重ねても得るものがある、若いなら再起もしやすい。だからこそ、若い時に強敵と戦うべきでした。亀田興毅の父親が世間と戦うことで稼げることを知り、それを目的として積み重ねてきてしまったのが本当に残念で仕方ありません。亀田興毅は才能あるボクサー。これは間違いありません。プロデビューから歯車が狂い始めてしまいましたが、まだ28歳。期待をこめて見守りたいと思います。

関連記事

ページ上部へ戻る