かしまし娘は陽気な姉妹音曲漫才トリオ!使用ギターや名前の意味が気になる!

かしまし娘は陽気な姉妹音曲漫才トリオ!使用ギターや名前の意味が気になる!

かしまし娘が陽気な姉妹音曲漫才トリオとして活躍していた時代に使っていたのは、あの有名メーカーのギターだった!

「ウチら陽気なかしまし娘~♪」で始まる、オールドファンには懐かしい「かしまし娘」のテーマ曲は、作曲が音曲漫才師の都上英二、作詞は脚本家の大村淳一によるもの。レコード化もされ、親しみやすいメロディーも手伝って、かつてお茶の間の人気を独占しました。

「かしまし娘」とは、三味線担当の長女・正司歌江、ギター担当の次女・照枝、同じくギター担当の三女・花江の三姉妹からなる姉妹音曲漫才トリオです。1956年8月31日に、南街劇場のストリップショーの幕間でデビューを飾ったかしまし娘は、若い三姉妹が三味線とギターを巧みに操って歌謡曲や民謡、長唄や小唄を披露するという、今までにない芸風で一躍人気者に!

当時は、女性がギターを弾くこと自体珍しいことでしたが、次女・照枝と三女・花江が奏でたギターの銘柄は、なんと、あのアメリカの有名ギターメーカー「ギブソン製」の超高級品でした。

かしまし娘「かしまし」の意味が気に入って名前を付けた有名バンドとは?

かしまし娘の「かしまし」とは、「女が三人そろって姦しい(騒がしい)」との意味です。最初は「カシマシ娘」とカタカナ表記でした。たまたま北野劇場に出演した時に、劇場側が「かしまし娘」と間違えて看板に書いてしまったのを、「こちらのほうが語調がよい」との判断で、そのままひらがな表記になったそうです。

独特な響きのあるネーミングの「かしまし娘」ですが、この「かしまし」から名前を付けた有名バンドがあります。それが、コアなファンを持つ実力派ロックバンド「エレファントカシマシ」。ボーカルの宮本浩次によると、「かしまし」の意味合いと音の面白さ、それに映画「エレファントマン」を観た時の衝撃がマッチして「エレファントカシマシ」という名前が生まれたそうです。

かしまし娘・正司照枝と磯野貴理子の関係は?正司歌江が衝撃の過去を告白!

かしまし娘の次女・正司照枝の芸歴は81年!磯野貴理子との関係は元嫁姑だった

「かしまし娘」のギター担当である次女の正司照枝は、1933年生まれ。「かしまし娘」としてのデビューは1956年ですが、3歳の時から子役として活躍しており、芸歴は何と81年にもなるそうです。息子の正司弘行は、石井光三オフィスの取締役を務めており、磯野貴理子のマネージャーをしていました。

その縁で、2人は、10年間の交際期間を経て2003年に結婚しますが、6年後に残念ながら離婚に至ります。当時は、磯野貴理子が8歳年上の姉さん女房だったことから、夫側の浮気が原因だったのではないかと噂されたものです。しかし、正司照枝が、テレビのトーク番組で「あの嫁は性格がきつかった」と発言したことから、「嫁姑間の確執があったのでは?」との新たな火種が生まれました。

正司照枝の現在は、夫とも息子とも同居しない気ままな一人暮らし。すぐ近くに住む妹の花江が手作り料理を届けるなどお姉さん孝行をしており、お酒の好きな正司照枝は、それを肴に毎夜晩酌を楽しんでいるそうです。

かしまし娘の長女である正司歌江が過去を告白!その衝撃的な内容とは!

「かしまし娘」の三味線担当である長女の正司歌江が、「爆報!THEフライデー」で、「12~20歳の娘時代に覚醒剤漬けの日々を送って死にかけた!」との衝撃的な過去を告白しました。正司歌江は、12歳の時に、5歳下の正司照枝とコンビを組み、「天才漫才姉妹」として一躍時の人となりました。

時代は第二次世界大戦の最中。人気者になった姉妹は、慰問として、軍事工場を矢継ぎ早に回るようになり、夜もろくに眠れない多忙な日々を送っていました。正司歌江が「ヒロポン」と呼ばれた覚醒剤に手を染めたのもその頃のこと。当時ヒロポンは、「疲れをとって元気になる」と近所の薬局でも簡単に手に入る、半ば合法的な薬物でした。

「芸人はヒロポンを打って一人前」そんな風潮からか、1本が2本、2本が3本に……それでも足らずに、100本近いヒロポンを打ち続けた正司歌江は、中毒患者となって死の淵を彷徨います。父に勘当され、妹からも見捨てられた歌江ですが、あるとき正司照枝から一通の手紙を託されました。

そこには姉を思う正司照枝の気持ちが溢れており、「このままではアカン!」と一念発起。死にもの狂いでヒロポンを断った歌江は、「人を殺すことも何ともなかったあの日々には二度と戻りたくない」と、覚醒剤の恐怖をとうとうと語りました。

かしまし娘が結成60年でナイツと共演!長女・歌江の若さとパワーを支える意外な食べ物とは?

1956年に姉妹音曲漫才トリオで華々しくデビューし、昨年結成60年を迎えた「かしまし娘」が、人気漫才コンビ「ナイツ」と、「お笑い演芸館」でコラボ漫才を披露しました。ナイツが司会を務めるこの番組は、過去に「アンタッチャブル」の柴田英嗣と「ヒロシ」をコラボさせるなど、意外な組み合わせの漫才でお笑い界の注目を浴びています。

今回は超熟女姉妹とのコラボとあって、「さすがのナイツも手を焼くのでは?」と関係者の間では不安もあったといいます。しかしそこは、大ベテランの大御所・内海桂子を師匠に持つナイツ。姉妹の「何が言いたいねん!」との激しいツッコミも堂々と受けて立つ技量を見せました。

今年米寿を迎える長女の正司歌江ですが、2009年からは、久本雅美や柴田理恵が所属する「ワハハ本舗」の芸人として活躍しています。3カ月の長期公演も休まず出演する正司歌江の若さとパワーの源とは何なのでしょうか?それはちょっと意外な食事にありました。

何でも正司歌江の大好物は、「ステーキ」と「メロンクリームソーダ」で、週に2度は牛肉を食するとのこと。「年齢的に大丈夫なの?」との疑問もありますが、高タンパクでミネラル豊富な牛肉は、筋肉の衰えがちな高齢者には打ってつけの食材です。

クリームソーダに至っては、脳のエネルギー源であるブドウ糖がたっぷりと、実に理に叶った飲み物だとか。しかしながら、何はともあれ、正司歌江の一番の元気の源は、「三姉妹が現役だ」ということでしょう。「三人寄れば姦しい」、三人揃った「かしまし娘」は天涯無敵です!

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