川口俊和「コーヒーが冷めないうちに」あらすじネタバレ!意外なプロフィール!

川口俊和「コーヒーが冷めないうちに」あらすじネタバレ!意外なプロフィール!出典:http://rakuma.rakuten.co.jp

川口俊和の「コーヒーが冷めないうちに」読者からは4回泣ける!との感想が!

川口俊和は、刊行から1年以上がたってもさらに人気が拡大している小説「コーヒーが冷めないうちに」の作者です。2014年に初版6000部からスタートしたこの作品は、多くの人の共感を呼んで版を重ね、なんと40万部を超えるベストセラーにまで成長しました。

ある喫茶店を舞台にしたこの作品は、4人の女性を主人公にした4話のオムニバスからなることから、読者からは「4回泣ける!」という感想があがっています。また、普段は小説を読まない層からの支持も多く、熱い感想を寄せる読者も多いそうです。

川口俊和「コーヒーが冷めないうちに」のあらすじネタバレ!

「コーヒーが冷めないうちに」は、ある喫茶店が舞台。店の片隅の席に座ると、コーヒーが冷めるまでの時間、過去に戻ることができるというのがあらすじの基本設定になっています。1話目は、素直になれずに、結婚を考えていた恋人と別れたキャリアウーマンの話、2話目は、若年性アルツハイマーを患う夫から自分のことも忘れられてしまった妻の話、3話目は、家出をした姉と、姉のかわりに旅館を継いだ妹の話、4話目は、身体が弱く出産で命を落とすかもしれない妊婦の話です。

ネタバレすると、過去に移動しても決して現実を変えることはできません。それでもいいから、後悔を重ねた過去の瞬間に戻ることを望む女性たちの想いが静かに胸を打ちます。

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川口俊和のプロフィール!最新刊「この嘘がばれないうちに」はどんな作品?

川口俊和は小説家じゃない?意外なプロフィール!

ベストセラー作家となった川口俊和ですが、実はもともと小説家ではありません。舞台を中心に、脚本家や演出家として活躍してきました。出身は大阪府茨木市、1971年生まれの45歳。劇団音速かたつむりを主催していましたが、現在は、1110プロヂュースという劇団を主催しています。

川口俊和の小説家デビュー作にして代表作となった「コーヒーが冷めないうちに」も、1110プロヂュースの舞台公演をもとにしたもの。舞台を見て感動した編集者が、ぜひ小説にしたいと川口俊和に声をかけたことが出版のきっかけになりました。

川口俊和の最新刊「この嘘がばれないうちに」は実は続編!どんな作品?

人気作家の仲間入りを果たした川口俊和の最新刊「この嘘がばれないうちに」は、「コーヒーが冷めないうちに」の続編です。今度は、コーヒーが冷めるまでの間、過去に戻れる不思議な喫茶店を舞台に、4人の男たちのそれぞれの物語が語られます。この作品も「コーヒーが冷めないうちに」と同じく1110プロヂュースの舞台公演をもとにしたものです。40万部をこえた「コーヒーが冷めないうちに」の続編とあっては、こちらもヒットは間違いないでしょう。発売は2017年3月15日。読者の反応が気になります。

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川口俊和は畑違いだからだったから売れた?本屋さんに貢献度大?

川口俊和のデビュー作にして代表作となった「コーヒーが冷めないうちに」は、2017年の本屋大賞にノミネートされています。40万部を突破した勢いのままに、本屋大賞を受賞することはできるのでしょうか?

しかし、他のノミネート作を見てみると、話題作、人気作が目白押しで、なかなかの強敵が揃っているようです。一部を紹介しますと、芥川賞を受賞した村田沙耶香の「コンビニ人間」、直木賞を受賞した恩田陸の「蜂蜜と遠雷」、「食堂かたつむり」で人気の小川糸「ツバキ文具店」、グリコ森永事件を下敷きに描かれ、小説ながらリアリティあふれる塩田武士の「罪の声」など。生粋の本好きから熱烈な支持を受けるような作品が並びます。そんな中、川口俊和の「コーヒーが冷めないうちに」は、普段は小説を読まない層からも大きな支持を受けたという点で異色の作品といえそうです。

そもそも、「コーヒーが冷めないうちに」を発売した版元のサンマーク出版は、「人生がときめく片づけの魔法」等をはじめとした、自己啓発書やビジネス書を中心に扱ってきた出版社。小説は、全くの畑違いといっていい出版社が扱った作品です。そんな作品がヒットしたのには、作品の持つ力はもちろん、作品をより多くの人に届けたいという出版社の熱意があったといいます。

編集者だけでなく、広告、営業の担当者でチームを組み、熱心に販売戦略を練り、店頭用のPOPを手作りで作成したとか。そういった熱意が現場にも伝わり、多くの書店が、客の目に留まる場所に並べてくれるようになったそうです。
それに加えて、作中で扱われる「大切な人との別れ」「後悔を重ねた過去の瞬間」というテーマが、ある程度年齢を重ね、人生でさまざまな苦しみや悲しさを味わった多くの人の心の琴線に触れたのもヒットの要因といえそうです。まずは、仙台市や石巻市といった東日本大震災を経験した東北の書店を中心に話題になったという事実もうなずけます。

そして何より、舞台出身という、小説という枠にとらわれない川口俊和の作風が、より多くの読者をつかみました。川口俊和の本との出会いをきっかけに、今までは本を読まなかったのに本を手に取る機会が増えたという人がいるならば、川口俊和は、他のノミネート作の作家よりも本屋大賞にふさわしいかもしれません。
川口俊和は演劇人として舞台の活動を続けていますが、本が売れない出版不況を救うためにも、小説の執筆もぜひ続けてほしいものです。

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