紀平梨花が浅田真央の記録を抜いた!コーチや振付師、衣装デザイナーは?

紀平梨花が天才といわれるワケ!両親の献身的なサポートで才能が開花!

紀平梨花が天才といわれるワケ!浅田真央が成し遂げられなかった記録を抜いた

浅田真央が日本フィギュアスケート界から完全に引退し、若手の層が厚くなってきた女子シングルにおいて、「天才」紀平梨花(きひらりか)に注目が集まっています。平昌オリンピックのシーズンを迎え、本田真凛や樋口若葉、宮原知子などによる出場2枠を巡る戦いがヒートアップしている今。実は、誰よりも浅田真央に近い存在と言われている選手が紀平梨花です。

紀平梨花が、そもそも「本田真凛や樋口若葉よりも浅田真央に近い」そして「天才」と言われるようになったのは、彼女が樹立してきた数々の記録を見れば分かります。まず、浅田真央の代名詞であったトリプルアクセルを、紀平梨花は14歳65日で成功させ、女子シングル史上最年少の記録を樹立しました。

また2016年には、浅田真央もあと一歩成し遂げられなかった通称「エイト・トリプル」と呼ばれる8つのトリプルジャンプをFS(フリー・スケーティング)で成功させています。これも、女子シングル史上初の快挙でした。

紀平梨花は両親の献身的なサポートで才能が開花!スケートのために自宅を売り払う!?

フィギュアスケートはお金のかかるスポーツとして知られていますが、選手のほとんどが特別裕福という訳ではありません。また、天才の名をほしいままにしている紀平梨花も、例外ではありません。紀平梨花の両親は共働きで、父親はサラリーマン、母親はデパート販売員です。

紀平梨花の両親の献身的なサポートぶりはまず、住居の構え方から見えてきます。紀平梨花が入学した中学校は、自宅やスケートリンクからとても離れていました。そこで、住んでいた一軒家を売り払い、通学やスケートリンクへ通うために便利の良い場所へと引っ越したと言います。

これだけではありません。紀平梨花の母親は、もともと正社員として働いていましたが、紀平梨花の送迎ができないことから退職し、時間に融通のきく仕事へ転職しました。母親の起床は午前3時で、午前5時になると、朝錬のため、紀平梨花をスケートリンクまで送迎します。放課後もスケートリンクへ送迎し、帰宅が午後10時を回ることも珍しくありません。

紀平梨花のコーチや振付師、衣装デザイナーは?実はエイベックス大阪校の特待生だった!

紀平梨花は宮原知子と同じ濱田美栄コーチ!衣装デザイナーやイケメン振付師は?

紀平梨花は、本田真凛や、憧れの選手である宮原知子と同じ濱田美栄コーチに師事しています。濱田美栄コーチが大切にしているのは「初級から」。現在のフィギュアスケートブームが一過性のもので終わってしまわないよう、フィギュアスケートの本質をしっかりと指導することが信念です。

素晴らしい振付師たちの存在も、紀平梨花の才能を開花させるために一役買っています。トリノオリンピックの銅メダリストとしても有名なジェフリー・バトルは、現役を引退後アイスショーに出演する傍ら、振付師としても活躍中。羽生結弦がソチオリンピックで披露したSP(ショートプログラム)「パリの散歩道」も、振付師ジェフリー・バトルの人気作品です。

紀平梨花は、トム・ディクソンにも振り付けを受けています。トム・ディクソンは、振付師にとって名誉ある賞「コリオグラファー・オブ・ザ・イヤー」に何度も選ばれている大変著名な振付師です。過去には、バンクーバーオリンピックの金メダリストであるキム・ヨナのプログラムも手掛けていました。

さらに、フィギュアスケート選手を輝かせる要素として欠かせないのが衣装デザインです。紀平梨花の衣装は、フィギュアスケートのコスチュームデザイナーである伊藤聡美が手掛けています。宇野昌磨や宮原知子、本田真凛の他にも、ロシアのエレーナ・ラジオノワなど海外選手の衣装も手掛けるなど、人気の高い衣装デザイナーです。

紀平梨花はエイベックス・アーティストアカデミー大阪校の特待生だった!オフィシャルホームページ開設に賛否両論渦巻く!

日本フィギュアスケート強化選手にも選ばれている紀平梨花が、エイベックス・アーティストアカデミー大阪校の特待生であることが明らかになりました。エイベックス・アーティストアカデミーとは、エンターテインメント事業の大手エイベックス(avex)が運営する、歌やダンスが学べるスクールのこと。紀平梨花は、幼少時から学んでいるフィギュアスケートとクラシックバレエに加え、さらに表現力に磨きをかけるために、エイベックス・アーティストアカデミーでも学んでいるのでしょう。

しかし、これを「二足の草鞋」と揶揄する声がネット上に広がっているようです。紀平梨花個人のオフィシャルホームページや公式ツイッター、フェイスブックなどのSNSは、全てエイベックスがバックアップしています。さらに、まだジュニア選手でありながら、プロフィール写真が芸能人のようであるほか、経歴や試合予定の表記が宣伝活動のようでもあると捉えられてしまっている様子です。

紀平梨花のスケーティングを純粋に楽しみにしているスケートファンからすると、シニアデビューもしていないのにエイベックスという大手マネージメント会社が彼女の周りを固めている様子は、少し異質に感じられるのでしょう。

紀平梨花がトリプルアクセル2本成功の快挙達成!平昌オリンピックは年利制限で出場叶わず

2017年11月4日、紀平梨花が、フィギュアスケート西日本選手権ジュニア女子シングルで優勝しました!FSでは、2005年に浅田真央が15歳で決めたトリプルアクセル2本成功の記録を塗り替えた紀平梨花。SPとFSの合計点は195.20と、200点に迫るスコアを叩き出しています。

「本田真凛や樋口若葉よりも浅田真央に近い」天才スケーターとしてますます注目が集まる紀平梨花ですが、残念ながら平昌オリンピックには出場することができません。なぜなら、平昌オリンピックに出場するためには「2017年7月1日時点で満15歳であること」という条件をクリアする必要があり、紀平梨花は7月21日に15歳になったばかりだからです。

年齢制限が設けられていることには理由があります。それは、長野オリンピックのタラ・リピンスキーが15歳8カ月、ソルトレイクシティオリンピックのサラ・ヒューズが17歳と、若くして金メダリストとなってすぐに競技から離れてしまった選手がいたからです。

オリンピックが間近であるにもかかわらず出場が叶わないことは残念ではありますが、大手マネージメント会社エイベックスが、自社で運営するスクールに特待生として迎えるほど多彩な才能を持ち合わせている紀平梨花。若き天才は、両親に献身的に支えられながら、これからも成長を続け、必ずシニアデビューを果たすことでしょう。その後、日本国内はもちろんのこと、世界の強豪選手たちとどう戦っていくのか、まだまだ未知数の彼女の潜在能力に大注目です。

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