古今亭志ん生は破天荒な逸話溢れる激動の人生!ひ孫が落語家デビューへ

古今亭志ん生は破天荒な逸話溢れる激動の人生!ひ孫が落語家デビューへ出典:https://gorosuke.blue
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古今亭志ん生は破天荒な逸話溢れる激動の人生!晩年も高座へ上がり続けた”芸”へ思い

古今亭志ん生は戦後を代表する“落語の神様”!破天荒な逸話溢れる激動の人生

古今亭志ん生(ここんていしんしょう)は、明治初期から昭和期にかけて活躍した、“落語の神様”と称されるほど高名な落語家で、東京落語界を代表する1人です。1973年にこの世を去っていますが、音源も多く残っており、現在も根強い人気があります。

後世に語り継がれるほどの落語家なので、噺の面白さや巧みさが取り沙汰されるのはもちろんです。しかし古今亭志ん生の場合は、破天荒な逸話があふれる激動の人生にも、人々の心を惹きつけてやまない魅力があります。
古今亭志ん生(本名は美濃部孝蔵)は、1901年、尋常小学校卒業間際でまさかの退学処分。目に余る素行不良という、小学生としては破天荒すぎる退学理由でした。

その後は家出をし、「飲む打つ買う」と博打や酒に溺れる放蕩生活を続け、二度と実家に寄りつくことはなかったという筋金入りの不良ぶりです。1910年頃に、三遊亭朝太として噺家となった後も、破天荒な道楽は続きました。とにかく大の酒好きで、関東大震災の時でさえ、酒がこぼれたらもったいないとばかりに酒屋に駆け込み、一升以上飲み干して泥酔状態で帰宅したという桁外れの破天荒ぶり。

お酒にまつわる破天荒な逸話は他にもあり、「強い酒なので一気に飲んだら死んでしまう」と注意されたウォッカを一気飲みして、数日間意識不明になったこともありました。極めつきは、お客の前で酩酊して、居眠りをしてしまったという逸話です。しかし、そんな古今亭志ん生に対して、客は文句も言わず「ゆっくり寝かしてやれよ」という声がいくつも掛かったとか。破天荒な素行も、「愛すべき不良」古今亭志ん生の魅力の礎になっていたということでしょう。

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古今亭志ん生は半身不随になっても高座への思い強く……死因は何だったのか?

小学校を退学になるほど素行不良の放蕩息子で、家出をしたきり二度と実家には寄りつかず、親兄弟の死に目に会うこともなかった古今亭志ん生ですが、1922年には清水りんと結婚。1924年には長女・美津子、1925年には次女・喜美子、1928年には長男・清(後の10代目金原亭馬生)、1938年には次男・強次(後の3代目古今亭志ん朝)と4人の子宝に恵まれました。

しかし、結婚後も「飲む打つ買う」の破天荒な道楽は続き、変わらずの貧乏長屋暮らし。借金から逃れるために引越しを繰り返し、改名すること、なんと17回!そんな中、1939年に5代目古今亭志ん生を襲名しました。戦地から帰国後に、「芸が大きくなった」と評価が高まり、寄席はもちろん、ラジオ番組にも引っ張りダコの大人気落語家となった古今亭志ん生。

1956年には「お直し」の口演で芸術祭賞文部大臣賞を受賞し、1957年には落語協会4代目会長に就任するなど、落語界の重鎮として名実ともに認められる存在になっていきました。そんな中、1961年に、読売巨人軍優勝祝賀会の余興として呼ばれた口演中に、脳出血を起こし倒れてしまいます。

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3カ月の昏睡状態から復帰するも、半身不随となりましまた。しかし、病後も高座への思いは強く、半身不随の体で上がり続けました。1968年の上野鈴本演芸場初席が最後の寄席となってしまいますが、1973年9月21日に、享年83歳でこの世を去るまで、高座へ上がる気持ちを持ち続けていたと言います。古今亭志ん生の死因は公表されていませんが、晩年まで浴びるように飲んでいた大の酒好きだったということを鑑みると、長寿であったと言えるでしょう。

古今亭志ん生をビートたけしが演ずる!おすすめの演目はコレ!

古今亭志ん生をビートたけしが演ずる!大河「いだてん」で名人芸復活か!?

2019年のNHK大河ドラマが、宮藤官九郎オリジナル脚本の「いだてん~東京オリムピック噺~」に決定し、続々と出演者が発表されて注目を集めています。なんと、大河ドラマ「いだてん」の語り手は、“落語の神様”古今亭志ん生。その古今亭志ん生役をビートたけしが演じることが発表されると、さらに大きな話題になりました。

出演が決まった感想を聞かれたビートたけしは、「オファーが来た時は、うれしくて仕方なかった」とコメント。子供の頃から、古今亭志ん生の落語を聞き続け、今もDVDを全巻揃えるほどのファンだと言います。古今亭志ん生が倒れる前後には、親に連れられて末広亭の寄席に行ったこともあったとか。

「国宝のようで、落語界で一番尊敬する人」と表現するほど憧れている古今亭志ん生の落語を、ビートたけしがどのように再現するのかにはかなり大きな期待が持てそうです。“落語の神様”古今亭志ん生の名人芸が、大河ドラマ「いだてん」で見事復活なるでしょうか!?今から放送が楽しみですね。

古今亭志ん生のこれだけは聞きたい!おすすめの演目や十八番

「愛すべき不良」として、人気を博した落語家・古今亭志ん生は、口演の出来不出来が目立つものの、「気が乗れば一流の芸をみせる」と通を唸らせる魅力も、今なお人気の理由かも知れません。寄席の音源を収録したDVDでは、古今亭志ん生の息づかいさえ感じられる、粋な噺っぷりが楽しめます。古今亭志ん生は、持ちネタの多さでも知られていたため、収録されている噺も多数。

十八番の「火焔太鼓」をはじめ、落語初心者向けとして勧められる「あくび指南」などが特に有名です。その他にも、「文七元結」や「風呂敷」、ずっと笑って最後には泣けてしまう「妾馬」、馬鹿馬鹿しいけど面白い「二階ぞめき」などおすすめの演目は数えきれないほど。芸術祭賞文部大臣賞を受賞した「お直し」などはYouTubeにもアップされているので、体の動きもあわせた総合芸としての落語を楽しむのも一興でしょう。

古今亭志ん生のひ孫が落語家デビューへ!古今亭志ん生のDNA復活で落語界も沸く!

古今亭志ん生には4人の子供がおり、長男は10代目金原亭馬生、次男は3代目古今亭志ん朝として落語家になりました。このたび、食道がんにより54歳で他界した10代目金原亭馬生の次女の子供、つまり古今亭志ん生のひ孫が、金原亭小駒(きんげんていここま)として前座修行中であるとのニュースが伝わってきました。

大河ドラマ「いだてん」が放送される頃には、二つ目に昇進し、落語家デビューとなるのでは!?と話題沸騰中です。10代目金原亭馬生の長女は、女優で中尾彬の妻である池波志乃ですから、金原亭小駒は、古今亭志ん生のひ孫であり、中尾彬・池波志乃夫妻の甥っ子でもあります。

子役として活動していたこともありましたが、18歳の頃に落語界の門を叩き転身した金原亭小駒。2015年1月から前座を務め、順当に行けば2019年あたりに二つ目に昇進し、晴れて落語家として認められることになりそうです。関係者の話によると、「古今亭志ん生のひ孫」「金原亭馬生の孫」という立場を売りにすることもなく、毎日寄席でせっせと楽屋働きし、高座へ上がる毎日とか。

口調は至って普通で、古今亭志ん生に似ているということはありませんが、“落語の神様”古今亭志ん生のDNAを継ぐ者として、落語界を大いに沸かせる存在になりそうで楽しみです。破天荒で激動の人生を歩んだ古今亭志ん生は大きすぎる壁かも知れませんが、気負わず、自分の芸の道を極め、突き進んで欲しいと思います。

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