小松利昌は「シン・ゴジラ」など人気作に出演する名脇役!芸大卒で造形師の肩書も

小松利昌は「シン・ゴジラ」など人気作に出演する名脇役!「忍びの国」では大野智と共演

小松利昌は「シン・ゴジラ」など人気作に出演する名脇役!

小松利昌は、数多くの映像作品や舞台で活躍し、名脇役として知られている俳優です。小松利昌のドラマデビューは、2006年に放送された「新 いのちの現場から」でした。当時の年齢は33歳ですから、少し遅いデビューと言えるでしょう。

しかし、デビュー以降現在まで多くの人気作に起用され続けている小松利昌。教師と生徒の純愛を描いて世間に衝撃を与えたドラマ「高校教師」では、美術教師役で出演。脇役ながら、ストーリ―を動かす重要キャストとして起用されました。その他にも、高視聴率をたたき出したドラマ「下町ロケット」にも裁判長役で出演しています。

小松利昌が活躍しているのはドラマだけではありません。日本で知らない人はいないほどの人気を誇る「ゴジラ」の新シリーズとして制作された映画「シン・ゴジラ」にも出演しました。ゴジラを撃退するための車両を集めようと奮闘する、国土交通省危機管理課職員・竹尾保役で登場した小松利昌。キャストが多すぎて見つけられないことでも話題になった「シン・ゴジラ」で熱演を見せ、存在感を示しています。

小松利昌は映画「忍びの国」で大野智と共演!作品一番のファンになった?

小松利昌は、2017年に公開された映画「忍びの国」に、吹き矢の忍びの伝吾という役どころで出演しました。「忍びの国」については、ラジオや自身のツイッターを通じて、撮影の感想等をたくさんコメントするなど、深い作品愛を感じさせています。

特に、主人公を演じた大野智については「声のレンジが広く、もはやアイドルではなく俳優だ」とべた褒め。声のレンジが広く、深い声が出せることは、小松利昌にとって最大級の誉め言葉のようです。大野智のカリスマ性を称賛してやまない小松利昌は、公開開始から立て続けに「忍びの国」を3回も視聴し、それでもすぐにもう一度観たくなると語っています。

小松利昌は、自らが出演した作品や大野智の一番のファンになってしまったようです。

小松利昌は芸大卒で造形師の肩書も!コント師としても活躍

小松利昌は芸大卒で造形師の肩書も!小道具を自作してコントを披露

小松利昌の公式プロフィールには、造形師という肩書が記載されています。出身地の大阪にある清風高等学校を卒業した小松利昌は、大阪芸術大学に進学。小松利昌が、偏差値70ほどの高校出身のインテリであることや、進学校から芸術大学に進んだという異色の経歴には驚かされます。

そんな小松利昌が、大阪芸大出身であることを生かして造形師として勤務していたのは、大道具を製造する会社でした。現在は、大道具を作る側から演じる側へ転身したように見えますが、実は、自身のステージで使う小道具作りに、造形師の経験を生かしているそうです。

小松利昌の才能溢れる「コマツマツリ」とは?コント師としても活躍中

造形師のほか、コント師とも名乗っている小松利昌は、実際にR-1グランプリの予選に出場した経験の持ち主で、ソロコントライブも行っています。小松利昌が主宰するソロコントライブの名前は「コマツマツリ」。演出、出演、造形の全てを小松利昌本人が担当しており、2017年夏に行われた「コマツマツリ」は、ステージと観客一体型の夏フェスとして大いに盛り上がりました。

実際に「コマツマツリ」に足を運んだ方の感想はとても豊かですが、共通しているのは「語りつくせないほど最高だった」という声です。フジテレビの「痛快TV スカッとジャパン」で嫌味なサラリーマンを演じる時に見せる大袈裟な顔芸も、こうしたコントのステージで培われているのかもしれません。「コマツマツリ」以外にも、「コマツガタリ」というトークライブを行っている小松利昌は、お芝居やコントのみならず、フリートークでも才能を爆発させています。

小松利昌が劇場版「仮面ライダーアマゾンズ」に出演!

小松利昌は、2018年5月に公開された劇場版「仮面ライダーアマゾンズSeason1 覚醒」と「同Season2 輪廻」に、人工生命体アマゾンを開発した大手製薬会社の秘書、加納省吾役として出演しています。このたび上映予定の劇場版は、2016~2017年にかけて放映されたテレビ版「仮面ライダーアマゾンズ」の各話を劇場用に再構成したもの。これにより、有能ながらまるで人間味がなく、非業の最後を遂げる省吾の姿が、スクリーンに再びよみがえります。

名脇役俳優として引っ張りだこな演技力はもちろんのこと、造形師やコント師と名乗って、自作コントを引っ提げたソロコントライブを成功させてきた小松利昌。さらに、進学校出身の頭の回転の速さを生かしてトークライブまでこなしている様子からは、実に多才であることが分かります。

これまでは、あくまで脇役として注目されることばかりでしたが、コントやトークライブの実績も積み重なってきている今、彼が本気になれば、自身で作り上げた主演作品を発表することも可能なはずです。誰かが作った役を演じるのではなく、何もないゼロの段階から理想の作品をつくり上げ、自ら演じることも夢ではないように思われます。

才能も経験も豊かで、出演者や出演作品を誰よりも愛せる小松利昌が、日本を代表するような「小松プレゼンツ」作品を生み出す日が来ることを期待したいですね。

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