「この世界の片隅に」アニメ映画化決定!原作漫画のあらすじネタバレ

「この世界の片隅に」アニメ映画化決定!原作漫画のあらすじネタバレ出典:http://www.eurospace.co.jp

「この世界の片隅に」アニメ映画化決定!原作漫画のあらすじネタバレ

「この世界の片隅に」ファン待望のアニメ映画化決定!

「この世界の片隅に」は、こうの史代が描いた、広島の軍港・呉(くれ)を舞台に、戦時中の生活を描いた作品です。2008年2月に上巻が発売されたのを皮切りに、これまでに、上中下の全3巻が刊行されています。「この世界の片隅に」は、2016年11月よりアニメ映画が公開されることが決定していますが、制作の資金がクラウドファンディングにより集めるという、一風変わった方法がとられました。

「この世界の片隅に」監督の片渕須直は、ロングラン上映となった「マイマイ新子と千年の魔法」の監督も務めています。その時の経験から、一般向けの長編アニメ映画があることを、もっと広く世間に知ってもらおうと、戦争中のリアルな生活を描く「この世界の片隅に」のクラウドファンディングに踏み切りました。2015年3月9日に開始され、目標金額は2160万円。開始8日で目標金額を達成し、締切日である2015年5月29日には、支援メンバー3374人、3622万4,000円の支援が集まっています。

「この世界の片隅に」こうの史代が描く戦中呉の日常漫画あらすじとネタバレ

「この世界の片隅に」の舞台は、広島の呉です。造船の町は、1944年(昭和19年)当時、戦時下の軍港として栄えていました。主人公は、18歳で、広島の江波から、北條家にお嫁に来た、絵が得意で、のんびりとした性格のすず。結婚して北條すずとなり、夫となった海軍勤務の文官、周作や家族たちを愛し、日々物資が少なくなっていく戦争の日々を生きていきます。

呉は軍港であるため空襲も激しく、1945年(昭和20年)の空襲の爆風で、すずは、右腕を失ってしまいます。そして8月6日……、生家のある広島市内を、閃光と轟音、高熱と巨大なきのこ雲が覆いました。そして迎えた1945年8月15日、終戦。広島市内の祖母の家で玉音放送を聞き、泣き崩れたすずでしたが、戦災孤児の少女を連れ、北條家のある呉へと帰還します。

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「この世界の片隅に」には、刻々と変わる戦時下の日本の生活の中に、すずの日常が合わさり、優しくもあり、もの悲しくもある世界が描かれました。

「この世界の片隅に」最終回”しあはせの手紙”が圧巻!ドラマキャストは?

「この世界の片隅に」圧巻の最終回!”しあはせの手紙”に大号泣!

「この世界の片隅に」の最終回に、“しあはせの手紙”という短い文があります。「いま此れを讀んだ貴方は死にます」という衝撃的な一文で始まるこの手紙。差出人は、すずの失われた右腕です。右腕を失い、姪と両親を亡くし、安寧な生活も奪われてしまったすず。当たり前が通用しない戦時下の世界で、当たり前の生活を続けた彼女は、多くのものを失いました。

作者のこうの史代は、すずが右腕を失った後、漫画の画面をわざと崩して描いています。まるで左手で描いたようなそれは、徐々に線の美しさを取り戻し、戦災孤児の少女の手を引いて北條の家に帰るところで色を取り戻すのです。“しあはせの手紙”は、すずに向かって語り掛け、そして読者に、すずがどのような生活を送っていくのかを教えてくれます。

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こうの史代は、画面の中で、言葉1つに大きな仕掛けを施し、気が付いた人には、少しだけ幸せな世界を見せてくれます。

「この世界の片隅に」ドラマキャストは?普通の暮らしに潜む戦時の悲しみを描く

「この世界の片隅に」は、2011年8月5日、「終戦ドラマスペシャル」として放送されました。すずを演じたのは、北川景子。2016年7月より放送されたドラマ「家を売る女」も好評で、2016年1月には、ロックバンド「BREAKERZ」のボーカルでもあるDAIGOと結婚するなど、常に注目されている女優です。

そんなすずの夫・周作役は小出恵介が演じました。NHK朝ドラ「梅ちゃん先生」では主人公の兄を、人気時代小説家・佐伯泰英原作のNHKの時代劇「吉原裏同心」では、主人公神守幹次郎を演じ好評を博している若手実力派俳優です。そのほか、周作と関わりがあり、すずと友人になる遊女白木リンは優香が、すずと幼馴染で、互いに複雑な思いを抱えている水原哲は、速水もこみちが演じました。

注目は、すずに厳しく当たりながらも、姉のような立ち位置でにくめない人柄の義姉・径子。ドラマ「この世界の片隅に」では、りょうが安定感のある演技を見せ、物語を引き締めています。

「この世界の片隅に」生きることを描くアニメ映画は2016年11月12日公開!

「この世界の片隅に」が、5年もの制作期間を経て、ついに2016年11月12日に公開を迎えます。ふんわりとした雰囲気のすずを、NHK朝ドラ「あまちゃん」で国民的女優となった能年玲奈改め、現芸名のんが、特徴のある、幼さの残る柔らかな声で演じています。監督片渕須直が「鳥肌が立った」と大絶賛するのん。

彼女自身も、「地面からふわっと浮いちゃうくらい嬉しかった!」とオファーがあったときの気持ちをコメントしています。原作を読み込んで収録に臨みんだのんは、普通でいられることが幸せだと思える作品なので、そんな部分を出していけたら、と意気込みも語っています。

北條周作役は、「アルスラーン戦記」ダリューンなどで知られる人気声優細谷佳正、義姉の径子は、元キャンディース藤村美樹の娘で、劇団員や吹き替え声優として活躍する尾身美詞が担当。すずの幼馴染で、淡い思いを寄せる水原哲は、「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」空条承太郎役ほか、多くの人気キャラクターを演じている小野大輔が担当しました。

ほかにも、すずの妹すみを潘めぐみが演じるなど、映画「この世界の片隅に」には、アニメファンもよく知る声優陣も多く出演しています。作者のこうの史代は、「この世界の片隅に」で、誰かの生の悲しみやきらめきを知ろうとした、と語っています。さらに、自分たちが出会うことのできる人は、戦争を生き延びた人たちで、彼らが生き延びたことに、敬意と感謝を表したいと思って、作品を描いたと続けました。

当たり前の生活が、当たり前に送れなかったあの時代。その中で描かれる、当たり前を守り続けたすずたちの暮らしには、悲しく切ないけれど、どこか温かさを感じます。のんびりと、力強く生きるすずたちに会いに、ぜひ劇場まで足を運んでみてください。

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