コロッケ 歴代最強ものまねレパートリーベスト5!公認・公式ものまねは?

コロッケ 歴代最強ものまねレパートリーベスト5!公認・公式ものまねは?

コロッケ 歴代最強ものまねレパートリーベスト5!

気がつけばすでに55歳のコロッケ。しかし、年齢を感じさせないアグレッシブなステージを繰り広げています。

人に限らず動物やアニメのキャラクターなども含めれば、ものまねのレパートリーは軽く200から300はあるというコロッケ。その中でも歴代最強ものまねレパートリーベスト5をあげるとすれば……これは非常に悩みます。あえて基準を設けるとすれば、長いこと続けているものまねというのがやはり最強と呼ぶのにふさわしいでしょうか。
そうなると、挙げられるのは、この5人になるでしょう。コロッケのものまねの代名詞ともいえる「ちあきなおみ」に、「岩崎宏美」「美川憲一」「五木ひろし」「野口五郎」。そういえば、ちあきなおみや岩崎宏美は、声マネにはとどまらない形態模写でしたね。ものまね番組の司会でおなじみだった、淡谷のり子先生のものまねもここに入れたくなる一人です。

コロッケ 公認・公式ものまねは?

公認・公式ものまね。この言葉が使われるようになったのは、ものまね番組でご本人登場という企画が始まってからでしょう。コロッケの場合は、岩崎宏美がステージで「シンデレラ・ハネムーン」を歌わなくなったとか、野口五郎とは未だに雪解けできていないなどの話もありますが、逆にコロッケのおかげで色々と仕事が増えた芸能人も数多くいるのは間違いありません。実際の所野口五郎も公認しているといってよさそうですしね。

コロッケの公認・公式ものまね相手の一番手といってもよいのは、最強レパートリーにもピックアップした美川憲一ではないでしょうか。美川憲一は、コロッケのおかげで芸能界に戻ってこられたことを感謝しているとの話もあります。実際コロッケの芸能活動30周年イベントでは、コロッケが演じたレパートリーのご本人が総出演するというサプライズまであったのだとか。ちなみにこのイベントには大物を含める関係者が800人ほど集まったとのことです。

ご本人公認・公式という部分でなかなか難しく、かつてはクレームも散々受けたというコロッケですが、こうした事態を打開してくれたのは北島三郎。サブちゃんがものまねを立派な芸能であると認める発言をしてから、クレームはほとんどなくなったという逸話もあります。

コロッケ 息子は相撲取り!娘は歌手!タモリ、赤塚不二夫とのいい関係

コロッケの息子は相撲取り!娘は歌手!

コロッケの息子(次男)は、琴滝川という四股名で相撲取りになったことが話題になりました。しかし入門後から怪我に悩まされ続けたコロッケの息子・琴滝川は、2015年の初場所では取組中に右肩を脱臼。懸命なリハビリを努めましたが、残念ながら回復は思わしくなく、5月に引退届を提出。残念な廃業ではありますが、まだ若いですから、コロッケの息子には、第二の人生を謳歌してほしいものです。

一方コロッケの娘は、シンガーソングライターのMADOKA。歌手活動にとどまらず、舞台やファッションモデル、さらには絵画モデルをもこなすというマルチな活動をしています。2005年にデビューしているので、もう芸能活動10周年。すでに100本以上のライブをこなしているといいますが、積極的なライブ活動を行うあたりは父親のコロッケ譲りかもしれませんね。

コロッケとタモリ、赤塚不二夫とのいい関係

タモリと赤塚不二夫といえば、あの伝説とも言われた弔辞の件であらためて二人の絆みたいなものを感じさせられたことでも有名ですね。そんなタモリと赤塚不二夫にどうやったらコロッケが絡んでくるのでしょうか。

高校卒業後、故郷熊本のショーパブなどで活動していたコロッケ。そんなコロッケがひょんなことから、赤塚不二夫、タモリ、所ジョージの3人に自分の芸を見てもらえるという機会が訪れました。ここぞとばかりに緊張の中、気合を入れて熱演したコロッケ。それを見ていた3人は口々にアドバイスをくれたわけですが、中でも一番コロッケの胸に突き刺さったのがこの一言だったそうです。
「似ているけど面白くないね」

しかし、ここでくじけなかったコロッケ。その後のものまね活動において、デフォルメしすぎともいえるものまね芸を披露する原点がこの言葉にあったと考えると、合点がいくような気がします。また、コロッケ自身こんな言葉も残しています「ものまねは似ているからよいとか、似ていないからどうだということにこだわるものではない」「2~3割似ていれば僕の中ではOKなんです。あとの7~8割はオリジナルで自分のふざけ方や崩し方だと考えています」と。

こんな持論を展開することになったのも、すべては、タモリや赤塚不二夫が若かりしコロッケにさりげなく放った一言だと思うと、縁というものは本当に大事なのだと考えさせられます

コロッケはモノマネというジャンルを一流のエンターテイメントに仕上げたパイオニア

先日行われたBOSSの新CM発表会にゲストとして登場したコロッケ。ちあきなおみの「喝采」がCMソングに起用されるということでのスペシャルゲスト。久々にちあきなおみのものまねを披露しました。「本物のちあきなおみさんはこんな人じゃないですよ」と一言詫びを入れるあたりが、やはりコロッケらしいなと感じますよね。

どうしても似ていることに目がいってしまうのが、本来のものまね芸。コロッケのような芸風は受け入れがたい人も確かに少なくないかもしれません。ただ、コロッケが「ものまね四天王」のメンバーとともに、ものまねというジャンルを芸能界の一角に据えたことは紛れもない事実です。

それまでのものまねというのは、歌手が他の歌手の歌マネをするというような、余興的な存在でしかありませんでした。その他では、せいぜい若人あきら(現・我修院達也)が郷ひろみだけのものまねをするといったような、誰か特定の一人のマネだけをするという芸人がいたぐらいのものです。

しかしものまね四天王の登場で、ものまねをすることが全てという芸人たちの道が大きく開けたわけです。その恩恵を受けて、ものまねタレントという名前で活躍する芸人がどれだけ増えたことでしょうか。コロッケに感謝してもしきれないタレントは数多くいることでしょう。

関連記事

ページ上部へ戻る