隈研吾が東京オリンピックのメイン会場をデザイン!作品の特徴は?

隈研吾が東京オリンピックのメイン会場をデザイン!作品の特徴は?出典:https://vokka.jp

隈研吾デザインのスタバは一見の価値アリ!作品の特徴は?

隈研吾は東京オリンピックの新国立競技場を設計!作品の特徴は?

隈研吾(くまけんご)は、2020年に開催される東京オリンピックの新国立競技場の設計を担当することになった建築家です。大規模なスタジアムの設計経験こそないものの、日本国内のみならず海外にも活躍の場を広げている隈研吾は、世界で高い評価を受けています。

その作品の特徴は、なんといっても木材を大胆に使い、「和」のイメージとモダンな建築様式を融合させているところでしょう。新国立競技場は、コンペのやり直しという異例の展開の末に担当することになりましたが、デザイン案には、スタジアムには木のひさしが設けられるなど、隈研吾らしいデザインが大胆に織り込まれています。

隈研吾デザインのスタバはインパクト大で一見の価値アリ!

新国立競技場の完成形はまだ目にすることはできませんが、隈研吾の設計デザインを体感できる場所は他にもあります。その1つが、隈研吾がデザインを担当したスターバックスコーヒー太宰府天満宮表参道店です。

「自然素材による伝統と現代の融合」をコンセプトに木組み構造で建てられたスタバの店舗は、建物を支える木組みがデザインとしても活用され、店内に入ると木に囲まれているかのような感じ。もちろん外観も、木組みが前面に出されており、見た目のインパクトも大。モダンでありながら太宰府天満宮の参道という場所の雰囲気を崩さない優しい和の雰囲気にあふれ、一見の価値ありの建築物となっています。

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隈研吾が手掛けた国内ホテル・駅・美術館まとめ!海外の作品は?

隈研吾が手掛けた国内ホテル・駅・美術館まとめ!

隈研吾が手掛ける新国立競技場は2019年に完成予定ですが、オリンピックイヤーとなる翌2020年には、同じく隈研吾が手掛けているJR新品川駅も完成し開業します。他にも、じっくり滞在して隈研吾の建築デザインを楽しめるコンドミニアム型ホテルのワン・ニセコ・リゾート・タワーズ(北海道ニセコ町)や、銀山温泉にある旅館藤屋(山形県尾花沢市)、周囲の田園風景に溶け込むような那珂川町馬頭広重美術館もあり!地元でとれる芦野石でつくられた戦前の石蔵を活用している、栃木県にある石の美術館は、美術館の建物自体も一見の価値ありと言われています。

隈研吾が海外コンペでも圧勝!手掛けた作品は?

国内でも多くの建築物を手掛けている隈研吾ですが、もちろん海外でも活躍しています。2020年にデンマークにて完成予定のアンデルセン博物館は、地元北欧の設計チームをコンペで抑えて担当することに。童話の世界を再現するため、建物の半分近くを地下に埋めて庭園と一体化させ、幻想的な雰囲気を生み出しています。

中国では、万里の長城のそばに建つ小さなホテル・Great (Bamboo) Wallを設計。北京オリンピックの際には、PR映像にも使われていたので、万里の長城の斜面に溶け込むように立つ姿を目にした人も多いでしょう。他にも、フランスのダリウス・ミヨー音楽院の音楽院本体と音楽ホールからなる複合施設も手掛けています。

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隈研吾は「和の大家」と呼ばれている?木を多用する理由は?

和の素材を近代建築に大胆に取り入れる隈研吾の建築は、国内外を問わず高く評価され、「和の大家」とも呼ばれる存在です。特に木材の使用が特徴的で、東京オリンピックの新国立競技場にも、外壁には杉、屋根を支える素材として唐松を使用しているそうです。

設計の際の心がけとして、「地元の自然素材を使いたい」と単純に考えているだけだと言いますが、そのシンプルな考えを貫くことが、自然や木材をいかす特徴につながっているようです。和の素材をいかすことが得意な隈研吾が、2017年7月から、和紙職人とコラボした企画展を行っています。

「クリエイションの未来展」と題された企画展で、オランダ生まれの和紙職人ロギール・アウテンボーガルトが制作した和紙を使ってインスタレーション作品を出品しています。ロギール・アウテンボーガルトは、外国人ながら、日本の手すき和紙に惹かれて来日し、ついには山あいの小さな町・梼原町で手すき和紙工房を開いた人物です。

梼原町で仕事をする機会があった隈研吾が、ロギール・アウテンボーガルトの和紙に触れたことが出会いのきっかけだったと言います。その後に手掛けた梼原町総合庁舎やまちの駅「ゆすはら」には、ロギール・アウテンボーガルト制作の和紙が使用されました。

梼原町での仕事で、隈研吾は、ロギール・アウテンボーガルト以外にも多くの職人と接し、地元で培われてきた多くの素材や技法を学びました。その経験が、以降の自身の建築デザインに影響を与えたと言いますから、この企画展が、建築哲学を間近に感じられるものになっていることは間違いありません。

東京オリンピックに向けて再建中の新国立競技場の完成前に、隈研吾の建築の真髄に触れられる企画展を見てみるのもいいかもしれませんね。

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