久米宏 ラジオで活躍中!壇蜜と「久米書店」開業!?たか子と未だ共演NG?

久米宏 現在ラジオで活躍中!壇蜜と「久米書店」開業!?

久米宏 今はラジオのパーソナリティで大活躍

全国の人たちにとって、久米宏はテレビ界を去ったレジェンドとして、すでに過去の人となっています。しかし、関東圏のラジオをよく聴く年配の人たちにとって、久米宏は、今も現役バリバリのラジオパーソナリティ。

その番組が、TBSラジオ「久米宏ラジオなんですけど」。テレビという世界は、世の中全てを映しているようで、ますます狭く小さなメディアになっているのかもしれません。久米宏は1944年生まれの71歳。早稲田大学出身で、1年後輩には、女優の吉永小百合、そしてタモリがいました。

大学では、政治家であった田中真紀子らと演劇をしていたそうです。大学卒業後は、TBSにアナウンサーとして入社。今からは想像できませんが、新人の頃は極端なあがり症で体も弱かったそうです。久米宏は、中堅アナとしてテレビに出るようになってから、急に頭角を現します。

クイズ「ぴったしカンカン」、「ザベストテン」を経てフリーの道へ。そして1985年7月から2004年3月までテレビ朝日「ニュースステーション」のキャスターを務めることで、久米宏は、テレビの顔と言ってもいい存在となりました。しかしニュースステーション降板後の2005年、日本テレビで「A」というニュースバラエティをスタートさせますが、テレビの視聴者は久米宏にお腹いっぱいになったのか、1クールで打ち切りに。

そして2006年、久米宏は古巣であるTBSラジオに復帰。「久米宏ラジオなんですけど」で、以後ラジオパーソナリティとして人気を博しているのです。

久米宏 この春からはBS日本テレビで、壇蜜と妖しい書店を開店

久米宏は、ラジオ人気を受けてか、この春からは、BS日本テレビで「久米書店~ヨクわかる!話題の一冊~」もスタートしています。久米宏にとって、テレビのレギュラー番組は5年ぶり。またアシスタントは、今や女優・文化人的存在になってきた壇蜜が担当しています。

「久米書店」は、話題の一冊を書いた作家や、有名人、文化人、またはその一冊にまつわるバラエティーに富んだ人物を迎えてのトークバラエティです。テレビからラジオ、そしてテレビに戻ってきた久米宏。視聴率や、キャスターの重圧を離れ、自由なスタンスで活躍する久米宏は、高齢化した団塊世代のオピニオンリーダーとして再注目されています。

久米宏 年収1億5千万円なのに2億円寄付の真相!松たか子と未だ共演NG?

久米宏 東日本大震災で2億円寄付

久米宏は、東日本大震災の後、2億円を寄付したことでも話題になりました。今現在でもラジオのレギュラーだけで1億5000万円の収入がある……というのは眉唾物かもしれません。しかし、ニュースステーション時代から蓄積された資産を考えれば、久米宏にとって、2億円は決して大きな額ではないかもしれません。

一説には、高齢で倒れた実母が茨木の福祉施設で長く世話になったからという、まことしやかな話も。いずれにせよ、数多くの芸能人たちが大金を稼いでいても、実際、久米宏のように2億円もの額を寄付した人はなく、あれこれ言わずに寄付した久米宏は尊敬に値します。

久米宏 今も言われ続ける松たか子との共演NG

久米宏は、かつてニュースステーションのキャスターとして、その一言、一挙手一投足が注目・批判の的となり、番組後半はかなり疲れていたようです。時の中曽根政権にはかなり批判的で、結構マスコミを騒がせました。

しかし、報道キャスターとすれば、これは向う傷のようなものです。しかし、自分が全く意識しなかったところで、相手を怒らせてしまい、そのファンたちに恨みを買うこともあります。それが今も伝わる、松たか子との共演NG説です。

久米宏が、かつて松たか子にインタビューした際、松たか子の喫煙を何度も問い質したのが、松たか子を怒らせてしまい、以後共演NGになったとか。

ほんとにつまらない話ですが、報道に携わるキャスターなどが、このようなレベルの問題で墓穴を掘ることは多々あります。タレントであっても、キャスターであっても、そのトップに君臨した者ほど、テレビの恐ろしさを知り、やがては疲れ切って引退していくのかもしれません。

久米宏 酷暑の東京オリンピックは「やめろ!」とシュプレヒコール

今、久米宏は、ラジオやBSという、テレビと比較にならない小さなメディアで活動していますが、逆に舌鋒は鋭く、批判精神は、ますます研ぎ澄まされてきたと言えるでしょう。久米宏は8月に入って、「久米宏ラジオなんですけど」で、東京オリンピックに関して鋭い批判を続けています。

例えば、「温暖化が進む今年のような熱い夏の時期に、オリンピックを開催するのはいかがなものか」。さらには「水泳以外の競技をこの暑さの中でやるのを誰も何も言わない。これが最大の問題だと思う。意外な問題が起きる。もしかしたらと思っているのが、馬術の馬ですね。ぐらっときて、ぐらぐらっとくると馬術はやばいですから」と主張し、最後には「やめろ!東京オリンピック!やめろ!東京オリンピック!」と、シュプレヒコールまでしたとか。

これをテレビのニュースキャスターがやったら、即謝罪、降板となってしまうところですが、久米宏にとって、今のポジションは最高なのでしょう。不思議なもので、ラジオの聴取者たちもまた、久米宏に大いに共感しています。しかし、キャスターであろうが、タレントであろうが、日本のマスメディアに露出して働くということは、ほんとに気がすり減る仕事といえそうです。

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