スピッツ・草野マサムネの結婚の噂!名言や性格はギャップ満点だった!

スピッツ・草野マサムネの結婚の噂!名言や性格はギャップ満点だった!

スピッツ・草野マサムネに結婚を約束した熱愛彼女がいた!?

スピッツのボーカル・草野マサムネも50歳手前となり、結婚くらいはしていそうなものですが、未だ独身とのこと。スピッツファンとて熱愛情報を耳にしたことはないというのに、ネットでは、”スピッツ・草野マサムネ 結婚”との文字が乱立しています。

噂の発端は、草野マサムネ自身が明かした、ある女性とのエピソードのようです。ある女性から婚約破棄の損害賠償1億円を請求されたという草野マサムネ。やはり、結婚するつもりだった熱愛彼女がいたのか?と思いきや、そうではありません。この女性、スピッツのライブで、「マーくん(草野マサムネ)が見つめてくる。一目惚れされたから、ファンクラブに入ってあげた」と豪語し、自分が草野マサムネの彼女と信じて疑わないストーカー。

草野マサムネは、女性に身辺調査されたり、大量の使用済み生理用品や、女性自身の破廉恥画像を送りつけられたりと、実に11年以上にもわたるストーキング被害に遭っていたというのです。もちろん、婚約破棄も女性の完全な妄想でした。

スピッツ・草野マサムネの名言と性格!恋愛は難しそうだが惹かれずにはいられない!

スピッツ・草野マサムネの色恋沙汰は、唯一、先のストーカーの話題のみ。あまりに女性の影がないため、ゲイ疑惑が囁かれたほどでした。「俺に近づいてくる女を、全員不幸にする自信がある」「世の中の八割はブスとブサイクだ」との名言を残している草野マサムネ。「相手に恋人がいるほど燃え上がり、手に入れた途端に冷める」という、バンドボーカルというモテポジションらしい、尖った恋愛観をお持ちです。

しかし、草野マサムネの本当の性格は、それとはほど遠いギャップで満載でした。何しろ、草野マサムネはケチ。Tシャツの購入先は某総合スーパーブランドであったりと、大ヒット曲を多数もつバンドのボーカルとは思えない、ダサい性分のようです。

その上、「オレンジレンジになりたい」「おしぼりで脇まで拭く」と、プライドなどまるでありません。しかし、スピッツのライブMCの一説、「ありがとう、心の1ページに刻んだ上で、付箋を付けておきます」とは、何て素敵なセリフなのでしょうか。無表情なイメージがあるからこそ、草野マサムネの言動は意外に思えるものばかりで、惹かれてしまうというものです。

スピッツ・草野マサムネの歌詞の魅力!「チェリー」「ロビンソン」が色褪せないワケ

スピッツ・草野マサムネの歌詞研究!「チェリー」「ロビンソン」の魅力の秘密

スピッツ・草野サムネは、スピッツのほとんどの楽曲の作曲と、全歌詞を手掛けています。すぅっと身体に溶け込むようなスピッツの楽曲。メロディの心地よさもさることながら、その歌詞には、比類するものなきセンスを感じさせられます。1996年にリリースされた「チェリー」といえば、Aメロの歌い出し”君を忘れない、曲がりくねった道を行く”、サビの”愛してるの響きだけで強くなれる気がしたよ”が耳に残る、スピッツの名曲中の名曲。歌詞の内容から、恋人との別れのイメージがフワッと伝わって来ます。

しかし、具体的なストーリーや、意味を解釈するには、かなり難解な歌詞といえそう。同じく大ヒット曲となった1995年の「ロビンソン」も、”誰も触れない二人だけの国””大きな力で空に浮かべたら、ルララ宇宙の風に乗る”など、歌詞に強烈なインパクトがありますが、意味は不明瞭。しかし、そこに、人々の心を掴んで離さない力が確かにあります。

スピッツ・草野マサムネの歌詞には無限の広がりが!メロディの乗せ方が天才的!

スピッツ・草野マサムネの歌詞には、直接的な表現がほとんど見られません。だからこそ、「ロビンソン」などは、失恋した人、片想い中の人、恋愛中の人など、置かれた立場がまるで違う人々が共感することができるのでしょう。また、「歌詞の意味を考えるより、曲そのものを感じるほうが自然だった」と、スピッツのベース・田村明浩が語っています。

歌詞を読んだだけでは見えなかった世界が、メロディに乗った瞬間に色づき始め、言葉が強いインパクトを呈し始めるという奥深さを、草野マサムネの歌詞は内包しているのです。楽曲全体を通して、ひと筆ひと筆に意味を感じなくとも、全体を眺めてみると柔らかく伝わってくる印象派の絵画のよう。

それでいて、甘いばかりではなく、抽象的な表現には、トゲをも感じさせられます。しかも、あえてストーリーを限定しないことで、聴き手の世代を選ばないのも、「チェリー」「ロビンソン」などが、今もなお色褪せない理由。草野マサムネの類いまれなる才能には、スピッツ全盛期と同時期に大活躍したヒットメーカー・小室哲哉も、激しく嫉妬したといいます。

スピッツ・草野マサムネの葛藤とポリシー!新作アルバム「醒めない」は30年来の芸術作品!

スピッツ・草野マサムネは、スピッツの活動を、「スピッツ?まだやってんだぁ!クスッ」の、”クスッ”のためだけにやっていると語っています。しかし、本人の思惑とは裏腹に、1987年の結成から、もうすぐ30周年を迎えるスピッツは、ライブチケットが入手困難となるほどに再評価されています。

2016年7月27日、スピッツは、通算15枚目となるニューアルバム「醒めない」を発売しました。アルバムには、現在放送中のドラマ「HOPE~期待ゼロの新入社員」の主題歌として話題の「コメット」、最新シングル「みなと」など、収録曲は全14曲。その中には、スピッツの記念すべき初の初登場1位を獲得した作品でもある、1996年の「渚」が、何の違和感もなく溶け込んでいます。

実は結成当初、インディーズとして活動していた頃のスピッツは、ブリテッシュロックを基本とするビートパンクバンドでした。もともとメジャーへの憧れを持ちあわせていなかったスピッツは、デビュー以降、次第にメロディ志向へと変化。1994年のシングル「空も飛べるはず」がスマッシュヒットしてからというもの、飛ぶ鳥を落とす勢いで、90年代を代表するポップバンドとして人気を博すことになりました。”健全な青春バンド”という聴衆の心とは裏腹に、草野マサムネたちは”本来のバンドサウンドの喪失”に悩んだといいます。

そうした葛藤を経て、スピッツがたどり着いた答えは、「聴き手を選ぶ曲より、多くの人々に出会える音楽を」でした。草野マサムネは楽曲制作のテーマを、「セックスと死だけ」だと語っています。それこそ、人間の生の究極。一見すると、分かりやすい、万人受けするポップミュージックのようではありますが、全く流行に左右されることなく生き続ける理由は、そのポリシーにあるのかもしれません。もはや、スピッツは、シンプルかつ骨太の芸術作品の域に達しているといえそうです。

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