映画「リーサル・ウェポン」はタイトルの意味に相応しい過激アクション!全シリーズの主な出演者は?

映画「リーサル・ウェポン」はタイトルの意味に相応しい過激アクション!全シリーズの主な出演者は?

映画「リーサル・ウェポン」80年代のリアルで過激なアクションが大迫力!

映画「リーサル・ウェポン」は、1987年に製作された大ヒットアクション映画です。中心人物は、メル・ギブソン演じる若くてエネルギッシュな刑事マーティン・リッグスと、ダニー・グローヴァー演じるベテラン刑事ロジャー・マータフの2人の刑事。

テンポ良くストーリーが進むハリウッドらしい作品である一方で、刑事2人のコミカルな掛け合いが楽しめるバディムービーとしても楽しめます。中でも、最大の見どころは、激しいカーアクションや爆破シーンなど、タイトル「リーサル・ウェポン(最終兵器)」に相応しいアクション。CGが発達していなかった当時のリアルなアクションシーンは圧巻です。実際に、車に人を挟んで運転するなど、今とは違ったアクションの魅力が詰め込まれ、その後、4作までシリーズが製作される伝説的な作品となりました。

映画「リーサル・ウェポン」はメル・ギブソンとダニー・グローヴァーのW主演!クリス・ロックも出演していた!

映画「リーサル・ウェポン」でW主演を務めるメル・ギブソンは、オーストラリア製作のアクション映画「マッドマックス」で主演を務めると、作品の大ヒットともに、世界的大スターとなりました。そして、この「リーサル・ウェポン」のヒットが、メル・ギブソン人気を決定付ける作品となっています。

一方のダニー・グローヴァーは、舞台で経験を積んだ後の1979年、「アルカトラズからの脱出」で映画デビューを果たすと、「刑事ジョン・ブック 目撃者」「カラーパープル」などに出演し、この「リーサル・ウェポン」でスターの仲間入りを果たしました。メル・ギブソンとダニー・グローヴァーは、シリーズ全4作に出演していて、そのほかには、第3作目からは、「身代金」や「マイティ・ソー」で知られるレネ・ルッソが参加。

第4作目には、コメディアン、俳優、監督、音楽家などさまざまな面で活躍するクリス・ロックと、「ダニー・ザ・ドッグ」「エクスペンダブルズ」でも知られる、アジアを代表するアクションスター、ジェット・リーが出演しています。

映画「リーサル・ウェポン2/炎の約束」「リーサル・ウェポン4」あらすじネタバレ!

映画「リーサル・ウェポン2/炎の約束」あらすじネタバレ!リッグス刑事の妻の死の真相が明らかに

映画「リーサル・ウェポン2/炎の約束」は、シリーズ第2作目として、1989年に製作されました。あらすじは、とある夜、リッグス刑事とマータフ刑事が、2台の車を追跡し、カーチェイスの末に確保すると、大量のクルーガーランド金貨を発見しました。

その後、2人は、麻薬の重要参考人で会計士のレオを保護する任務を命じられます。かつての組織から邪魔者扱いされて命を狙われるレオでしたが、リッグス刑事とマータフ刑事が救うと、麻薬組織のボスの名を暴露。2人は、ボスであるラッドの邸宅に乗り込んで逮捕に成功するも、駐ロスアンジェルス南アフリカ総領事であったため、治外法権を理由に、釈放せざるを得ない事態に陥ってしまいます。

覆面の男たちを送り込んで、マータフ刑事に捜査を中止するように脅迫を始めるラッド。ついにはリッグス刑事とマータフ刑事の殺害を企てはじめます。さらに、自動車事故で死んだと思われていたリッグス刑事の妻でしたが、この件にもラッドが関わっていたことが発覚。リッグス刑事とマータフ刑事は、ラッドのアジトを襲撃することを決意し、破壊することに成功しますが、ラッドは逃亡していました。しかし、追跡装置によってラッドを発見すると、見事、殺害に成功しました。

映画「リーサル・ウェポン4」あらすじネタバレ!チャイニーズマフィアと対決でリッグスの人生に転機も!?

映画「リーサル・ウェポン4」では、リッグスは恋人ローナの、マータフは長女リアンの妊娠を知ることになります。女性2人がそれぞれ臨月に入っていたある日、リッグスとマータフは、「リーサル・ウェポン2/炎の約束」で命を狙われていたレオと釣りに出掛けます。私立探偵になっていたレオと一緒に、小型ボートで釣りをしていると、中国の貨物船が通りかかります。

密輸船だと察したリッグスとマータフは、貨物船に乗り込んで制圧すると、ホン一家と遭遇しました。このままだと強制送還されることになると同情したマータフは、ホン一家を自宅に匿うことに。そうした出来事の一方で、リッグスとマータフが物を破壊しすぎたことから、2人は、昇進という名のデスクワークを命じられる羽目に。それでも、マータフの長女リアンの恋人である新人刑事バターズを使って、中国の密輸船の捜査を行おうとする2人。

あるとき、チャイニーズマフィアのたむろする飲食店を発見すると、襲撃に向かいます。しかし、その報復として、クーという男がマータフの家を襲撃し、ホン一家を連れ去ってしまいました。リッグス、マータフ、バターズは、チャイニーズマフィアの取引現場を突き止めると、銃撃戦が始まり、クーの殺害に成功。その後、リッグスは恋人ローナとの結婚を決意し、レオが連れてきた牧師の前で結婚式を挙げました。

映画「リーサル・ウェポン」がFOXでドラマ化!日本のエンディングテーマはロックバンド”Crossfaith”の楽曲に決定!

映画「リーサル・ウェポン」を基にしたテレビシリーズ「リーサル・ウェポン」が、2016年5月から、アメリカのテレビネットワークFOXにて放送されています。ドラマ版でマーティン・リッグス役を演じるのは、「24」や「レバレッジ」といった人気ドラマへのゲスト出演が豊富なクレイン・クロフォードで、ロジャー・マータフ役を演じるのは、コメディアン、俳優、脚本家として活躍するデイモン・ウェイアンズです。

製作総指揮を務めるのは、「チャーリーズ・エンジェル」「ターミネーター4」など、アクション映画の監督を多く務めているマックG。ドラマ版「リーサル・ウェポン」でも、映画に負けない迫力のアクションシーンを実現しています。日本では、2016年11月から、海外ドラマ専門チャンネルAXNが放送を開始しました。日本のロックバンドCrossfaithの楽曲「Revolution」がエンディングテーマに決定したことでも注目を集めています。

現在、「リミットレス」をはじめ、「ラッシュアワー」や「ザ・シューター/極大射程」など、かつての大ヒット映画のドラマ化が、ちょっとしたブームとなっているアメリカ。これは、映画に魅せられたファンの、より丁寧に描写された作品世界を味わいたいという気持ちに応えるものだからでしょう。映画作品よりも人物描写に時間をかけられるドラマでは、「リーサル・ウェポン」の新たな魅力を発見できそうです。

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