前園真聖が飲酒暴行事件からの復帰に成功した理由!収入もV字回復?

前園真聖が飲酒暴行事件からの復帰に成功した理由!収入もV字回復?

2022年12月27日 更新

前園真聖の飲酒・暴行事件って何したの?復帰できた理由とは?


前園真聖のプロフィール
◆生年月日:1973年10月29日
◆出身:鹿児島県
◆身長・体重:170cm・68kg
◆出身校:鹿児島実業高校
◆ポジション:MF、FW
◆所属事務所:サニーサイドアップ

前園真聖が暴行事件で逮捕された過去!酒に酔って起こした不祥事の内容は?

前園真聖(まえぞのまさきよ)は日本中を熱狂させた、サッカーの元日本代表。現在はタレント活動やサッカー解説・指導など多方面で活躍しています。

今でこそセカンドキャリアも順調に見える前園真聖ですが、2013年には大きなトラブルも経験。なんと、タクシー運転手に対する暴行容疑で逮捕されるという衝撃的なものでした。

2013年10月13日、前園真聖は酔った状態でタクシーに乗車し、料金を支払わず下車。追いかけてきた運転手に、胸ぐらをつかむ、蹴るといった暴力を振るいました。当時の状況について、前園真聖は「酔っていて覚えていない」と述べています。

事件後、レギュラー番組降板や謹慎を余儀なくされた前園真聖ですが、半年ほどで、メディアにも復帰。暴行で逮捕という問題を起こしたのにもかかわらず、なぜ世間は比較的早い段階で前園真聖を受け入れたのでしょうか。

前園真聖はスキャンダルからどうやって復帰した?トラブル後の模範対応

前園真聖は、逮捕翌日の2013年10月14日に記者会見を開き、事件の詳細と示談成立を報告しました。

会見では、「酒に酔っていたとはいえ、本当にやってはいけないこと」と述べた上で、被害者や関係者に陳謝。幸いにも軽症で済んだという被害者のタクシー運転手には、電話での謝罪後、対面で直接詫びています。

タクシー会社側も、前園真聖を「今の日本のサッカー界を作られた方」「子供たちにも夢を与えるお立場にある方」と表現し、トラブルを教訓にして再び活躍することを願う内容のコメントを出しました。

前園真聖の復帰が成功したのは、事件後すぐに謝罪の場を設け、会見でも自分の言葉で丁寧に話した動きが最初のポイントといえそうです。さらに、被害者が比較的軽傷で示談が成立し、相手側もフォローするコメントを発表したことなどが、イメージ回復を後押ししたのではないでしょうか。

内容は違えど、不祥事後のイメージ回復に苦戦した渡部建やベッキーは会見のタイミングが遅れ、包み隠さずすべてを話したと評価されなかかったことでダメージが長引きました。前園真聖のケースは、失敗した時には、スピーディに真正面から向き合うと、その後の評価が変わることを示しています。

前園真聖は飲酒トラブル後も断酒を継続中!年収は数千万クラスか?

前園真聖がお酒の味を忘れたとコメント!今も続く断酒と反省

前園真聖は飲酒が原因のスキャンダルを深く反省し、断酒を続けています。

2015年4月放送の「しくじり先生 俺みたいになるな!!」では、事件を回顧。元々ビール1杯でダウンする体質にもかかわらず、焼酎4、5杯以上を飲んだ判断について、「自分でセーブできてなかった」と猛省していました。

また、2022年3月開催のほうじ茶の発表イベントでは「お酒の味を忘れている」「飲みたいとは思わない」と発言。お酒を完全に断っていることは、仕事を依頼する企業や番組にとっても、安心材料になっているはずです。

謹慎期間中にはアンガーマネジメントも勉強し、事件の5年後にもブログで周囲への感謝を綴り、今の自分があるのは当たり前ではないという、自身を戒めるような記事を投稿しています。

バラエティ番組で同事件について話を振られた際も、決してヘラヘラとせず、真摯に対応。時には乗車したタクシーの運転手から事件を揶揄されることもあるそうですが、冷静に対応しているといいます。

復帰後に出演した「ワイドナショー」で松本人志にイジられ、思わぬ形でタレントとしてブレイクした前園真聖。手を差し伸べたくなる人柄と、事件を常に反省し続ける姿が、世間から好感を得る要因となったのではないでしょうか。

前園真聖の収入も回復した?飲酒トラブルで受けたラモス瑠偉からの恩

前園真聖は飲酒トラブルによって、半年ほど謹慎し、その間は先輩のラモス瑠偉が仕事の代理を務めました。ラモス瑠偉は収入がゼロになった前園真聖を心配し、自身が得たギャラを前園真聖に渡すよう指示していたのだとか!

先輩からの恩を受けた前園真聖ですが、1997年1月に横浜フリューゲルスからヴェルディ川崎に移籍した際には、日本人サッカー選手として過去最高の3億4000万円という移籍金が支払われています。年棒8000万円に加え、同年のCMの契約社数2位という人気ぶりであったため、当時の年収は計り知れません。

現在は主にタレントとして生計を立てており、講演料は50~100万円ほど。テレビ出演のギャラも1本25~50万円程度、CMは1000万円超えだろうと推定されており、引退後のスポーツ選手の中では稼げている部類なのではないでしょうか。テレビの出演本数から考えても、少なくとも年収数千万円レベルには達しているでしょう。

2022年9月より「サタフト~LIFE WITH FOOTBALL」でEXITとメインを担っており、これからの活躍にも期待できます。

前園真聖は昔の栄光と今を切り離したことで成功した?

前園真聖は飲酒トラブル後に、タクシー会社から「日本のサッカー界を作られた方」と表現されたように、サッカー選手として偉業を成し遂げた人物でもあります。

横浜フリューゲルスで活躍後、日本代表としてキャプテンを務め、1996年のアトランタオリンピックで、強豪国・ブラジルに勝った「マイアミの奇跡」に貢献。その後、ヴェルディ川崎への移籍を経て、ブラジルや韓国で選手生活を送り、2005年に引退しました。

現役時代はピンクのポルシェを乗り回し、ディスコやクラブでナンパを繰り返す日々を過ごしていたといいます。

しかし、そんな華やかな昔の栄光を引きずることなく、過去として切り離し、タレントとしてはイジられキャラとして愛される道を歩んでいる前園真聖。人生という長期戦でも、その時々の状況を冷静に判断できる視点が、暴行事件からの復活とセカンドキャリアでの成功を呼び寄せたのではないでしょうか。

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