松本梨香が病気で失った夢とは?「ポケットモンスター」で世界的声優へ!

松本梨香が病気で失った夢とは?「ポケットモンスター」で世界的声優へ!

松本梨香が病気で失った夢とは?幼い頃から目指していたのは舞台役者!

松本梨香は、今では声優として大活躍していますが、最初は舞台役者を目指していたそうです。松本梨香の父親は、大衆観劇の座長を務めていました。お客さんが演劇を楽しむ姿を幼い頃から見ている内に、松本梨香は、自分も舞台役者となってお客さんを楽しませたいと自然と夢見るようになったといいます。

松本梨香は、10代の頃から舞台に立つようになっていましたが、仲の良かった兄が他界したことがショックで自身も倒れてしまい、舞台を降板。しかし、松本梨香が倒れてしまったのは、精神的ショックだけでなく、松本梨香自身も病魔に襲われていたためでした。

病名は明かされていませんが、発見があと一週間遅ければ、命も危なかったそうです。病気は療養して完治しましたが、体力的な問題もあり、舞台に立つことにはしばらくの間ドクターストップがかかったことで、松本梨香は、舞台役者になるという夢を失う形となりました。

松本梨香、「ポケットモンスター」で世界的声優へ!声優への道を後押ししてくれた人物とは?

松本梨香は、ドクターストップにより舞台に立つことを禁止され、これから何をすれば良いのか分からなかった時に、声優、俳優として活動していた名古屋彰から、「お芝居をする場所は舞台だけじゃない。ラジオドラマなどの声の仕事もあるよ」とアドバイスを受けたそうです。松本梨香の療養先には、同期の山寺宏一も見舞いに来てくれていたこともあり、山寺宏一にそのことを話すと、「お前ならできるよ」と背中を押されたといいます。

そうして、松本梨香は、声優への道を志すようになりました。死にもの狂いで受けたアニメオーディションに受かった松本梨香は、1988年に「新・おそ松くん」のチョロ松役で声優デビュー。その後もさまざまなアニメに、声優として参加するようになり、1997年からは「ポケットモンスター」のサトシ役としても出演しています。

「ポケットモンスター」は、通称「ポケモン」として世界中で親しまれ、今年で19年となる長寿番組。番組人気とあいまって、松本梨香も世界的声優へと成長しました。最近リリースされた「ポケモンGO」のアプリが、世界中で流行し、社会現象となっていることからも、ポケモン人気の高さがうかがえます。

松本梨香は歌唱力も凄かった!JAM Projectは脱退したの?

松本梨香は歌唱力も凄かった!「めざせポケモンマスター」は異例の大ヒット!

松本梨香は、声優としてのみならず、歌手としても活動しています。「ポケットモンスター」をはじめとしたテレビアニメの主題歌などで、伸びのあるパワフルな歌声を披露してきた松本梨香は、歌唱力の高さでも評価されているのです。1997年6月に発売された「ポケットモンスター」オープニングテーマ「めざせポケモンマスター」は、発売当初こそ、玩具店やアニメグッズ売り場など、限定的な場所での販売に限られていましたが、人気が出たため、レコード店でも販売開始。

その後、徐々に売り上げを伸ばし、半年以上のロングヒットとなった上、最終的にはミリオンセラーを記録するなど、アニメソングとしては異例の大ヒットを成し遂げました。また、2002年に発売された松本梨香の歌う「仮面ライダー龍騎」の主題歌「Alive A life」は、4万枚のセールスを記録。「仮面ライダー」シリーズのテーマソングを女性歌手が担当したのは、「Alive A life」が初めてのことだったそうです。

松本梨香はJAM Projectは脱退したの?世界的人気を誇るJAM Projectとは?

松本梨香は、アニソンユニットJAM Projectの初期メンバーとしても活動していました。しかし、2008年にJAM Projectにおいて活動休止宣言をして以来、参加していません。JAM Projectは、2008年にアメリカ、フランスなど世界8カ国でワールドツアーを行うなど、国内外問わず積極的に活動を行うようになりました。

しかし、声優を本業とする松本梨香がメインメンバーとして参加するには、スケジュールや体力的に難しくなったことが休止宣言の理由ではないかといわれています。JAM Projectとは、水木一郎が2000年に発起人となり、アニソン界を代表する実力派シンガーたちが結束して出来上がったグループで、世界でも人気があります。

現在は、影山ヒロノブが中心となり、他に遠藤正明、きただにひろし、奥井雅美、福山芳樹が参加。松本梨香は、活動休止宣言をした折に、「脱退」という言葉は使わず、「私自身、JAM Projectとして活動していく上で「音楽」に対する姿勢を見つめ直し、改めて立ち向かおうと考えたからです」とコメントしていることから、いつかは戻ってくる意思があるのではないかともいわれています。

松本梨香が「鷹の爪8~吉田くんのXファイル~」に出演!あらすじについて

松本梨香は、8月27日から全国公開される映画「鷹の爪8~吉田くんのXファイル~」に出演が決まっています。「鷹の爪」は、FROGMANが監督・脚本・声の出演を手掛ける人気フラッシュアニメで、秘密結社鷹の爪団のゆるい脱力系コメディ。「鷹の爪8」は、その劇場版第8作目となります。「鷹の爪8~吉田くんのXファイル~」のあらすじは、20世紀の島根県・吉田村が舞台。

秘密基地で遊んでいた小学生の吉田くんと仲間たちのもとに、未来からやってきた、世界連邦捜査局・X捜査課のモレルダー&ナスカリー捜査官が現れます。捜査官たちは、未来世界で怪事件を発生させているという「呪いのビデオ」の捜索を始めますが、その行く手には、UMA、超常現象などが次々に出現するというストーリーで、吉田くんの子供時代が描かれています。

松本梨香が演じるのは、未来人のナスカリー捜査官役。他には、FROFMAN(吉田くん)、森川葵(里見役)、内田彩(つっちー役)、杉田智和(モレルダー捜査官役)らが出演することから、豪華なキャスト陣が話題となっています。松本梨香は、「鷹の爪」の劇場版に、ナスカリー捜査官役として出演することに対して、「ドキドキ、ワクワクがいっぱい詰まった映画に出演できてとても嬉しいです。

奇妙奇天烈な大冒険!今から演じるのが楽しみです」とコメントしています。「ポケットモンスター」のサトシ役や、「遊☆戯☆王」のバクラなど、少年声のイメージの強い松本梨香ですが、実は、洋画の吹き替えでは、サンドラ・ブロック、ジュリエット・ルイス、ドリュー・バリモアなどの女性の声も数多く演じてきています。「鷹の爪8」で、ナスカリー捜査官という大人の女性の役を、松本梨香がどのように演じるのか注目です。

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