映画「メッセージ」あらすじネタバレキャスト!従来のSFものと何が違う!?

映画「メッセージ」あらすじネタバレキャスト!従来のSF映画と何が違う!?

映画「メッセージ」敵?味方?宇宙人のメッセージを理解しようとする人間たちの結末とは?

映画「メッセージ」は、2016年に製作された米国のSF映画です。テッド・チャンの短編小説「あなたの人生の物語」を基にした作品で、世界各地に宇宙船が姿を現したことで、パニックに陥った地球が舞台となっています。

宇宙人とコミュニケーションを取ろうと考えた人類は、言語学者のルイーズ・バンクス(エイミー・アダムス)、数学者のイアン・ドネリー(ジェレミー・レナー)、アメリカ軍大佐のウィーバー(フォレスト・ウィテカー)らエリートたちを選び、宇宙人の言語の解読を始めました。

その一方で、宇宙人を脅威とみなして、攻撃の準備も整えている人類。そのため、エリートたちが宇宙人のメッセージを理解する時間は限られていました。果たして、宇宙人は敵なのか、味方なのか……!?映画「メッセージ」の監督は、「灼熱の魂」「ボーダーライン」のドゥニ・ヴィルヌーヴが務めています。

映画「メッセージ」SF映画ではなくヒューマンドラマ?

映画「メッセージ」では、宇宙人が大挙して地球に押し寄せてきます。しかし、CGを使ったアクションで宇宙人と戦争をするといった派手なものではなく、宇宙人との“対話”をメインテーマにしているため、従来のSF映画とはまったく違ったテイストの映画になりました。

これまでの映画では、人間の脅威として描かれることの多かった宇宙人ですが、映画「メッセージ」は、エリートたちとの触れ合いを通して、これまでとは違った宇宙人の表情を描いている点が特徴的です。その結果、SF映画というよりも、ドラマ性の高い作品になっています。だからこそ、SF映画ながら、第89回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚色賞など計8部門にノミネートされたのでしょう。

映画「メッセージ」米国での高評価が止まらない!日本公開はいつ?

映画「メッセージ」今大注目の監督作で高評価が止まらない!

映画「メッセージ」の監督ドゥニ・ヴィルヌーヴは、カナダ出身の映画監督。2010年、「灼熱の魂」で第83回アカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされて注目を集めると、「プリズナーズ」「ボーダーライン」と立て続けにハリウッドで監督を務め、いずれも興行収入、評価ともに高いものを獲得した今大注目の監督です。

そのドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の最新作ということで、「ビッグ・アイズ」でゴールデングローブ主演女優賞を受賞したエイミー・アダムス、「アベンジャーズ」や「ボーン・レガシー」のジェレミー・レナー、「ラストキング・オブ・スコットランド」でアカデミー主演男優賞を受賞したフォレスト・ウィテカーと、豪華キャストが集結したことでも公開前から話題になっていた本作。

実際に、2016年11月に米国で公開された後、前評判の高さにも負けない高評価を獲得しています。「Rotten Tomatoes」などのレビューサイト等でも高いレーティングが相次ぎ、第16回ニューヨーク映画批評家オンライン賞では、今年の映画ベスト12に選出されました。

映画「メッセージ」の日本公開日は5月!

映画「メッセージ」の日本での公開予定は、米国から約半年遅れの2017年5月19日とされています。2月26日に授賞式が開催される第89回 アカデミー賞にノミネートされていることから、オスカー獲得作品という話題を上乗せした状態で公開の日を迎えたいのかもしれません。現在、日本向けのホームページも完成していますから、「2017年”彼ら”を解読できるか。」と銘打たれた予告編や作品情報をチェックすることができます。

映画「メッセージ」の監督ドゥニ・ヴェルヌーヴが立て続けにハリウッド話題作のメガホンを取ることが決定!

映画「メッセージ」の監督ドゥニ・ヴィルヌーヴは、近年ハリウッドで引っ張りだこの超人気監督です。最近では、1982年にハリソン・フォード主演で映画化されて大ヒットしたSF映画「ブレードランナー」の続編「ブレードランナー 2049」の監督を務めることも発表されました。

「ブレードランナー 2049」は、前作と同じく、主演のハリソン・フォードが続投するほか、「ラ・ラ・ランド」のライアン・ゴズリング、「ハウス・オブ・カード 野望の階段」のロビン・ライト、「ダラス・バイヤーズクラブ」のジャレッド・レトなどが出演することも公表されています。コアなファンも多く、前作の監督リドリー・スコットが製作総指揮を務めていることから、公開前からすでにかなり大きな話題になっている作品。日本では、2017年10月27日の公開予定です。

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督がメガホンをとるのは、これだけではありません。フランク・ハーバートのSF小説「デューン」を基にし、1984年に、デヴィッド・リンチ監督で映画化された「デューン/砂の惑星」の再映画化作品の監督も務めることも発表されました。ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は、以前、「デューンを映画化することが夢」と語ったことがあます。まさに念願が叶った形となりますが、砂漠の惑星・通称デューンで起こるSFの世界を、どうやって映像にするのかが今から楽しみですね。

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