水木しげる93歳で連載終了す!妖怪並みの体力も限界?!

2015年5月24日 更新

水木しげる 連載漫画が突然の最終回!!体調は大丈夫!?

水木しげる 93歳で連載作品!でも、突然の最終回

ビッグコミック」(小学館)で連載されていた水木しげるの連載漫画「わたしの日々」が9日発売の「ビッグコミック」10号の作品で「突然ではございますが、本作品は今回を持ちまして終了の運びとなりました。」とのコメントとともに急に最終回を迎えました。

「わたしの日々」は水木しげるの日常を描いた作品で、水木しげるの漫画家生活や戦争体験、家族の話などが描かれています。2013年に91歳の時に連載がスタート。90歳以上の漫画家が連載作品を持つのは異例だそうです。

水木しげる 突然の最終回の原因は体調不良?

9日発売の「ビッグコミック」で突然の最終回が発表され、水木しげるの体調が悪いのではと心配する声が多く寄せられました。11日にフェイスブックを更新して健康が理由ではないことを報告。「高齢で連載が精神的に負担」になった事、「あちこち出掛けなくなったので漫画のネタが不足」した事などから連載を終わりにしたそうです。昨年から体調が思わしくないこともあるそうですが「皆様、ご心配なく」。7月末には「わたしの日々」全34話をまとめたコミックスが発売されます。また「水木しげるワールド」が再開されて作品に出会えるのを楽しみに待ちたいですね。

水木しげる妖怪漫画の第一人者

水木しげる スタートは「紙芝居」

水木しげるのプロフィールはNHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」でもお馴染みですね。1943年夜間中学3年生在学中に召集、出征中に爆撃を受け左腕を失いました。そのため、水木しげるの創作スタイルは左肩で原稿を抑えて描きます。復員後、色々な仕事を経て「紙芝居の作家」になり、ペンネームは当時経営していたアパート「水木壮」から「水木しげる」にしました。水木しげるの紙芝居は現在出回っていないので出て来たら偽物の可能性が高いそうですが、もし本物が出て来たら1000万円以上の価値がつくと言われています。不遇の時代を経て「悪魔くん」がヒット。紙芝居でも描いていた「ゲゲゲの鬼太郎」を再発表して人気を不動のものとします。漫画家つげ義春は水木しげるの「水木プロダクション」でアシスタント的な仕事をしていたこともあり、水木しげるは休むまもなく仕事をしているときに、同じ作品を何度も発表しているつげ義春を「つげは怠け者ですよ。けしからん」と羨ましがっています(笑)。水木しげると仲が悪いと有名な手塚治虫は、水木しげるの「妖怪ブーム」に対抗して「どろろ」を書いたとも言われていますが、実はプライベートで仲良く温泉旅行に行ったこともあるそうです。

水木しげる 日本の「妖怪」博士!妖怪ウォッチは「まだまだ」だね

「妖怪ウォッチ」が人気ですが、「妖怪」といえばやっぱり「水木しげる」。鳥取県境港市にある「水木しげる記念館」には水木しげるの愛した「妖怪」たちが勢ぞろいしています。水木しげる作品はもちろん、「妖怪ひろば」や「妖怪洞窟」など「妖怪」を探しながら知らず知らずにあなたも「妖怪博士」になれてしまいます。「水木語録」名言・迷言も(笑)『好きな事だけやりなさい。好きな事は一生懸命やりなさい。』『金なんか飢え死にしない程度にあったらええ。』『苦しいことから逃げてはいけない。ラクはいつだって出来る。』力強い人生へのエールがもらえます。等身大の「鬼太郎」も出迎えてくれますよ。営業時間9:30~17:00(年中無休)入場料:一般700円、中高生500円、小学生300円、お得な年間パスポートもあります。

水木しげるの出身地 鳥取県境港市

水木しげるの出身地 鳥取県境港市「夢みなと公園&夢みなとタワー」

1997年の「山陰・夢みなと博覧会」のシンボルタワーだった「夢みなとタワー」を中心に作られた観光拠点施設です。「夢みなとタワー」は地上43メートルの展望台から眺める360度のパノラマが楽しめます。「夢みなとタワー」と隣接して地下1500mから湧き出る天然温泉「みなと温泉 ほのかみ」や、西日本最大級の海産物専門直売所「境港さかなセンター」すぐ横にある海を眺めながら散策が出来たり、遊具や釣り堀などで遊べる「夢みなと公園」があります。「水木しげる記念館」との共通入館券がお得!!一般800円、中高生600円、小学生400円です。ぜひ「水木しげる記念館」と合わせて訪れてみて下さいね。

水木しげるの出身地 鳥取県境港市「水木しげるロード」

JR境港駅から「水木しげる記念館」までの道沿いに153体もの妖怪のブロンズ像が並んでいるのが「水木しげるロード」。ブロンズ像の妖怪だけでなく、時には着ぐるみの妖怪も現れて一緒に記念撮影をしてくれます(笑)「水木しげるロード」には妖怪のブロンズ像だけでなく、珍しい「妖怪神社」(妖怪おみくじロボットでおみくじが引けます。)、「手作り工芸館 むじゃら」(オリジナル「妖怪缶詰」が作れます。所要時間3分)、「元祖・鬼太郎茶屋」水木しげるロード散策の休憩にどうぞ!!合わせて「神戸ベーカリー」で「妖怪パン」(鬼太郎パン216円、ねずみ男パン216円、ぬり壁パン216円、砂かけ婆パン216円、一反木綿パン130円、鬼太郎オリジナルケースに妖怪パン5個入り1100円もあります。)もいかがでしょう?妖怪版トレビの泉「河童の泉」旅の思い出に「鬼太郎プリクラ」など、楽しみながら散策が出来ます。ガイドマップでスタンプラリーをしながら「妖怪博士」を目指しましょう!

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