映画「ムーンライト」全米最注目の社会派作品!あらすじネタバレ感想

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映画「ムーンライト」全米最注目の社会派作品!あらすじネタバレ感想

映画「ムーンライト」全米のリアルな社会問題を描いてアメリカ誌が選ぶ2016年のベスト映画に輝く!

映画「ムーンライト」は、2016年に製作されたアメリカ映画。1980年代から始まる、少年シャロンの成長を描いた作品です。

シャロンの少年時代、ティーンエージャー時代、青年時代を描くとともに、貧困問題や、人種問題、同性愛、麻薬問題など、全米に蔓延するリアルな社会問題を丁寧に描写していることでも注目された映画「ムーンライト。わずか500万ドルで製作された低予算映画ながら、アメリカのタイム誌が選ぶ2016年の映画トップ10で1位に輝きました。日本では、2017年の公開が予定されています。

映画「ムーンライト」あらすじネタバレ感想!黒人少年シャロンのアイデンティティとの葛藤を描いた傑作

映画「ムーンライト」の舞台は、マイアミです。黒人の少年シャロンは、貧困地域で暮らし、いじめに遭い、母親がひどい麻薬中毒という環境で育っていました。母親から育児放棄されていたシャロンが心を許せるのは、近所に住む麻薬ディーラーの夫妻と、同性の友人ケビンだけ。

シャロンは、ケビンに対して性的魅力を感じるようになりますが、そこは、同性愛への根強い偏見が渦巻く社会。周囲が許してくれるわけがないと考え、その気持ちを隠すことにします。大人になったシャロンは、麻薬ディーラーとして稼ぎ始めますが、自分の中に眠る同性愛者というアイデンティティは誰にも打ち明けられないままでした。しかし、あるときを境に、本来の自分を解放しようと人生と戦っていきます……。

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映画「ムーンライト」は、1人の少年の人生を追いながら、真のアイデンティティとの葛藤をリアルに描いている重厚な一作。決して軽い気持ちで視聴できる作品ではありませんが、心にズシリと響く傑作です。レビューサイトでも、「傑作」との感想が続出し、高い評価を集めています。

映画「ムーンライト」のキャスト!監督や制作陣も話題に!

映画「ムーンライト」キャスト!主人公シャロンを演じたのは3人の役者だった!

映画「ムーンライト」主人公の少年シャロン役は、3つの時代ごとに、別々のキャストが演じています。少年時代のシャロンを演じるのは、アレックス・ヒバートで、「ムーンライト」が映画デビュー作となります。ティーンエージャー時代のシャロンは、「ストレイト・アウタ・コンプトン」のアシュトン・サンダースが演じます。

青年時代は、陸上選手から俳優に転向し、大ヒットドラマ「ウエストワールド」にも出演しているトレバンテ・ローズが演じました。別人でありながらも、「まるで1人の俳優が演じているように共通する雰囲気が漂っている」と話題になった3人ですが、監督から、撮影終了後まで顔を合わせることを禁止されていたそうです。

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そのほか、ドラッグジャンキーの母親として「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのティア・ダルマ役で知られるナオミ・ハリスが、麻薬ディーラーでシャロンの良き理解者でもあるジュアン役では「ハウス・オブ・カード 野望の階段」「Marvel ルーク・ケイジ」のマハーシャラ・アリなどが出演しています。

映画「ムーンライト」ブラッド・ピットが製作総指揮を務めていることでも話題に!

映画「ムーンライト」は低予算映画で、主人公シャロンを演じたのもほぼ無名俳優でした。加えて、監督のバリー・ジェンキンスも、「ムーンライト」が長編2作目となるほぼ無名の監督で、「ムーンライト」をきっかけに一躍脚光を浴びています。一方で、製作に名を連ねるのは、「マネー・ショート 華麗なる大逆転」「それでも夜は明ける」などを手掛けてきた、敏腕映画プロデューサーのデデ・ガードナーとジェレミー・クライナー。

製作総指揮は、俳優として日本での人気も高く、「ブラピ」の愛称で親しまれている、「マネーボール」主演のブラッド・ピットが務めています。ブラッド・ピットは、俳優業だけでなく、プロデューサーとしても、「ディパーテッド」「マネー・ショート 華麗なる大逆転」などの話題作を手がけてきました。プロデューサーとしての手腕に対する評価も高く、製作に加わった「それでも夜は明ける」では、アカデミー賞 作品賞を受賞しています。

映画「ムーンライト」ゴールデン・グローブ賞で作品賞を受賞!アカデミー賞でも話題に

映画「ムーンライト」は、低予算である上に、大物キャストが出ていない作品であるにもかかわらず、現代のアメリカをリアルに描いたことで、公開後に、映画ファンの間で話題となりました。その結果、LA映画批評家協会賞では、監督賞を含め、最多の4部門受賞。

2016年の年末に発表された、タイム誌が選ぶ「Top 10 Everything of 2016」の映画トップ10においても、第1位に選出されています。2017年になっても、映画「ムーンライト」が、著名な賞レースの注目作品であることに変わりはありません。第51回全米映画批評家協会では、作品賞、監督賞、助演男優賞、撮影賞の4部門を受賞したほか、第74回 ゴールデン・グローブ賞でも6部門にノミネートされ、見事に作品賞を受賞しました。

もちろん、2月26日にハリウッドのドルビー・シアターで開催される、第89回アカデミー賞の有力候補にも挙げられている映画「ムーンライト」。昨年のアカデミー賞は、最優秀主演男優賞、女優賞、助演男優賞、女優賞などの主要部門の候補者20人すべてが白人だったことで、黒人監督がボイコットする騒動が起きただけに、黒人社会を描いた「ムーンライト」がどういった扱いを受けるかという面でも注目されています。

映画「ムーンライト」は、監督だけでなく、キャストの演技も絶賛されているので、今後は、主人公シャロンを演じたアレックス・ヒバート、アシュトン・サンダース、トレバンテ・ローズの名前を目にする機会も増えそうです。

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