ムンロ王子は東大卒!本名、年齢不詳のタロット占い師の異色経歴とは?

2020年9月16日 更新

ムンロ王子は東大卒!本名、年齢不詳のタロット占い師の異色経歴とは?

ムンロ王子は東大卒!本名、年齢不詳のオネエ系タロット占い師に興味津々!

ムンロ王子は、東京大学法学部卒のタロット占い師として、ごく稀にテレビに登場しては、特異な香りを放ってきた謎多き人物です。本名、年齢、性別、国籍の全てが不詳というムンロ王子は、会話の要所に散りばめるフランス語が麗しい、金髪メイクのパワータロットカウンセラー。相手を丸裸にしてしまう強力なパワーを秘めたタロット占いで、多くの人々にポジティブなアドバイスを行っているといいます。

そんなムンロ王子は、性別を”王子”と自称しているのですが、どう見ても、金髪カツラとメイクで女装するオネエという、エンターテインメント性抜群の存在です。身長188cmと、やけに大柄であることも、目を奪われる要因です。また、ムンロ王子曰く、東大に在学したのは”うん十年前”とのこと。普段から着用している”つけまつげ”の話をした時には、きゃりーぱみゅぱみゅの「つけまつける」を、親父的な間違いを犯して歌っていましたし、明らかに王子年齢ではなさそうです。

ムンロ王子は現在もIT系企業の社長!東大卒のエリートが占い師になるまでの経歴も異色だった!

ムンロ王子は、キャラクターの奇抜さに加え、東京大学法学部卒という占い師らしからぬ経歴も目を引きます。日本トップクラスの東大合格者数を誇る、偏差値75の名門私立男子校・海城高校(東京都)に通っていたと明かした時点で性別がバレてしまっていますが、何にせよ、若い頃は真面目でガリ勉だったというムンロ王子。

東大では、大学に残ってほしいとまで言われていたそうですが、教授が好みのタイプではなかったため、企業に就職す。4年間もサラリーマンをやっていたとは、今の姿からは想像もつきません。さらに退職後には、IT系の会社を自ら立ち上げ、占い師となった今もなお、社長として経営に腕を振るっているというのですから、ますます驚かされてしまいます。

ムンロ王子が占い師となったのは、脱サラして社長となり、「これからは好きなこともやりたい」と考えるようになったことがきっかけでした。サラリーマン時代から、趣味のタロット占いで知人の相談に乗っていて手応えがあったため、赤坂のカフェで占いを披露するようになり、やがて仕事として定着するようになったといいます。

ムンロ王子「愛のパワータロット」とは?ディナーショーを開催する

ムンロ王子の連載コラム「愛のパワータロット」女性向けの前向きなメッセージが人気!

ムンロ王子のタロット占いは、当初は趣味でしかありませんでした。しかし、評判が評判を呼び、これまでに6000人以上を占った実績があるそうです。特に女性からの支持が高いムンロ王子。その理由は、ムンロ王子が占いサイトで連載していたコラム「ムンロ王子の愛のパワータロット」を見れば、よく分かります。

ムンロ王子は、王子様らしく、普段から女性を”姫”と呼びますが、このコラムでも、女性がより美しく輝くためのメッセージを、タロットカードを用いて発信しています。個人鑑定では、たとえ悪いカードでも、そこから運気を切り拓くためのメッセージを読み解いてアドバイスをくれると評判のムンロ王子。

展開されているのは、占いというよりも、どちらかというと説法寄りではありますが、幸せになるための気づきを与えようと寄り添う姿勢は、いかにも女性受けしそうです。

ムンロ王子がディナーショーを開催する麗しの理由とは!お告げでシャンソン歌手に!?

ムンロ王子の連載コラム「ムンロ王子の愛のパワータロット」では、”今月のシャンソン”という、他の占いコラムにはないコーナーが大部分を占めていました。実はムンロ王子は、タロット占い師の他に、シャンソン歌手という顔を持つハイブリッドパフォーマー。ホテルなどで開催するディナーショーは、毎回のように、麗しく着飾った女性ファンで大盛況だといいます。

およそ3時間もの間、ひたすらシャンソンを歌い、持ち前のトーク力で笑わせ、「タロット占いはないの?」という疑問を抱かずにはいられません。しかし、ムンロ王子がシャンソン歌手となったのは、山梨県にある霊山・七面山に上った時のお告げがきっかけ。そのため、自らが歌うフランスの大御所歌手の曲には、タロットのメッセージを織り込んだオリジナル訳詞を付けているそうです。

姫君たち全員の個人鑑定を行うわけにはいきませんが、歌を届けることによって、全員にメッセージを贈ることができるとは、ムンロ王子、麗しすぎます。やや丸め込まれているような気がするうちは、真の姫君になれないかもしれません。

ムンロ王子新連載コラム「シンデレラへの道」がスタート!エンタメ界で頭脳派オネエは強し!

ムンロ王子の連載コラム「ムンロ王子の愛のパワータロット」は、これまで毎月更新されてきましたが、2016年12月回を以て終了しました。2017年1月3日からは、恋愛に特化したコラム「ムンロ王子のシンデレラへの道」にリニューアルされ、同じサイトで連載を開始しています。

さっそく覗いてみると、タロットカードのメッセージから、ムンロ王子が訳詞を付けた”今月のシャンソン”で締めくくられるという、前回とほぼ同様の作り。今回は、”30代になっても彼氏がおらず、結婚が縁遠い女性”と、ターゲットを絞った内容のようですが、初回から「健康な30代女性に良い出会いがないわけがない!」とは、大変心強い言葉です。

また、普段から、「私は、男性の気持ちも、女性の気持ちも分かるのよ」と語っているように、ここで発信する恋愛のテクニックは、男女、世代を問わず必見とのこと。これには、エンターテイメント界において、オネエ系が、何かと美味しい存在であることを再確認させられた気がします。

しかし、世で成功しているオネエたちは、やはり人一倍キレ者である場合が多いもので、ムンロ王子もまた、東大卒の頭脳の持ち主。タロットカードから、人々を納得させられるだけの意味解釈ができるのも、知性がなせる技でしょう。それでいて、麗しそうで麗しくなりきれていない雑さが垣間見られるのも、ムンロ王子の愛すべき点です。イジリ甲斐もありそうですから、もっと露出が増えてもいいはずですが、社長業のほうが忙しいのかもしれません。

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