長渕剛 身長、体重、肉体改造、性格は?現在の妻とも離婚危機に子供、家族の反応は?

長渕剛 身長、体重、肉体改造、性格は?

長渕剛は、デビュー当時ニューミュージック界の貴公子だった

長渕剛と聞いて、「順子」を思い浮かべるか、「とんぼ」を思い浮かべるかで、世代がわかり、長渕剛に対する評価も大きく変わるではないでしょうか。

長淵剛。1956年生まれ、なんともう59歳。長淵剛は、ヤマハポピュラーソングコンテストという、アーティスト発掘コンテストの出身者です。このコンテストからは中島みゆきや八神純子、世良公則&ツイスト、佐野元春、チャゲ&飛鳥など、その後のニューミュージックシーンを彩る多くのアーティストを輩出しています。長渕剛は、1977年「恋の嵐山」という、今の彼からはとても想像もつかない楽曲を出しますが、鳴かず飛ばずで、翌年「順子」で再デビュー。これが爆発的ヒットとなります。レコードジャケットの長渕剛は、華奢な体で髪を肩までに伸ばした、当時の軟派学生の典型といった風で、歌自体も、ただひたすら恋する女の子の名前を連呼するような歌詞でした。そんな長渕剛、当時はニューミュージック界の貴公子と呼ばれ、その位置づけは今のアイドル並み。身長は長渕剛サイドの公称175cmですが、実際はそれより低いかもしれません。体重はデビュー当時から肉体改造まではあまり変わらずに56~57kg。今は70kg程度といいますから、いかに筋力をつけたかということでしょう。

長渕剛 その性格変容と肉体改造の理由

長淵剛は、強さと優しさを合わせ持つ男といわれています。たしかに、自分が肉体的にも精神的にも弱いことは、常に本人自身が自覚していて、非常にコンプレックスが強い性格だと思われます。しかし俳優業の成功によって、長渕剛のイメージは一転。「家族ゲーム」に始まり「親子ゲーム」、そして「とんぼ」「しゃぼん玉」と続く、テレビドラマの成功は、彼のコンプレックスそのままを体現したものでした。けれども、それを逆手に取った長淵剛は、そのやさぐれた男たちのイメージをそのまま、自らの性格に同化させていきます。しかし、いくら強面をきどっても、虚弱な体はついていけません。その結果、コンサートツアーを体調不良で中止したことをきっかけに、40歳からの肉体改造が始まったのです。そして長渕剛は、自らを「黄金のライオン」に改造。今の男らしくマッチョな長渕剛を完成させたのです。

長渕剛 現在の妻とも離婚危機に子供、家族は?石野真子、国生さゆりが愛想をつかした理由とは

長渕剛の全てを知り許す妻、志穂美悦子の存在

長渕剛の女性遍歴もなかなかのものです。男っぽいイメージがある彼ですが、実際はとても繊細で、そのギャップが、意外に女性たちの母性本能をくすぐるのかもしれません。また付き合った女性によっては、その片面だけを見て、彼の二面性に幻滅した女性もいたようです。最初の結婚は、当時まだ二十歳の絶対的アイドルであった石野眞子。長渕剛もまた25歳で、到底自由奔放なお嬢様を御することができず、手をあげることもあったのか、あえなく離婚しています。二度目の結婚相手は、「親子ゲーム」で共演した志穂美悦子。彼女は当時、アクションスターであり売れっ子の女優でしたが、長渕剛との結婚を期に芸能界を引退。その後は妻として彼をずっと支え続けます。もしかしたら、ほんとうの長渕剛を理解しているのは彼女だけかもしれません。また肉体改造も含め、長渕剛が今のような「男」になり得たのは、彼女の存在なしには考えられません。一方、長渕剛は、その後もドラマで共演した女優たちとの噂が絶えませんでした。それが、清水美砂や国生さゆりです。国生さゆりとの不倫騒動のときは、釈明会見の後ろで、志穂美悦子が控えていたそうで、これでは不倫相手も愛想をつかしてしまうでしょう。つい最近も、モデルで女優の富永愛との関係が取り沙汰されましたが、これはどちらかと言えば、彼の父権的イメージに彼女が心酔しているだけのようです。だからこそ、今や長渕剛にとって母のような存在である志穂美悦子は、離婚危機になんら動揺していないでしょう。

長渕剛 3人の子供たちの行く末

長渕剛と志穂美悦子の間には、子供が3人います。長女の文音は女優。長男のWA航RU(わたる)は、ライブハウス中心にラッパーで活躍。次男の蓮は、レーシングドライバーでしたが事故で引退し、兄と同様、音楽の道を模索しているとか。子供たちもまた、長渕剛というよりは、志穂美悦子が厳しく育てたようです。結局、全員が芸能界の道を選びましたが、いまだ親離れしたとはいえない様子。父・長渕剛とのコラボレーションは見られるのか、進む道は三者三様ではありますが、今後の活躍ぶりは気になるところです。

長渕剛 それでも歌い続ける永遠の少年

長渕剛は、同世代にとっては懐かしくも不可解な存在であり、「トンボ」世代にとっては絶対的なカリスマ。そして、それ以降のもっと若い世代にとっては、説教くさい暑苦しいおじさんかもしれません。これほど、世代や好き嫌いによって評価の別れるアーティストもあまりいないでしょう。しかし長渕剛はデビューから今まで、ただひたすら歌を歌い続けてきました。そして2004年には念願であった地元鹿児島の桜島特設ステージで、7万5千人を集めるオールナイトコンサートを成功させています。この6月には、100人限定ライブ『MTV Unplugged:Tsuyoshi Nagabuchi』(会場:COTTON CLUB)で、熱烈なファンを前にジャズアレンジの歌声も披露。純朴な青年が紡ぐ繊細な恋愛ソング(「巡恋歌」「順子」)は、世の中の片隅に生きる者たちの哀歌(「ろくなもんじゃねぇ」「乾杯」「とんぼ」)となり、そして人間とは何かを問い詰めた歌(「人間」)は、輝かしい人生を讃える歌(「空/SORA」「金色のライオン」)へと昇華します。そして今、長渕剛の歌(「絆 -KIZUNA-」「未来」)は、日本、そして世界の在り方を問う壮大なスケールの歌へと変化を遂げています。強さと優しさを秘めた男、長渕剛は、良くも悪くも永遠の少年なのでしょう。

関連記事

ページ上部へ戻る