夏木マリは年齢不詳のとびっきりイイ女!舞台表現「印象派」とは?

夏木マリは年齢不詳のとびっきりイイ女!舞台表現「印象派」とは?出典:http://kokokara.hateblo.jp

夏木マリは若い頃からセクシーでカッコイイ!その裏にあった苦労とは?

夏木マリが再デビューして「絹の靴下」で魅せた21歳の超セクシーフィンガーアクション

1970年代初め、歌謡曲は、さまざまなジャンルに分かれ始めました。中でも、セクシー歌謡路線が一大ブームを起こします。セクシーさの表現は最初、奥村チヨ「恋の奴隷」や、ちあきなおおみ「4つのお願い」など歌詞だけでした。その後、山本リンダの「どうにも止まらない」や、森山加代子「白い蝶のサンバ」、辺見マリ「経験」など、露出度の高い衣裳や扇情的な振りつけが加わり、どんどんエスカレートしていきます。

セクシー歌謡路線がピークを迎えていた1973年。清純歌手路線でデビューしたものの、2年間全く売れなかった中島淳子が、夏木マリと改名し、「絹の靴下」というセクシー歌謡で再デビューしました。体のラインを強調した透けたドレスに、大人びたメークの夏木マリには、この歌がピッタリとはまり、目の前に手首を掲げ、指を1本ずつ折り曲げていくフィンガーアクションは、瞬く間に大流行します。今見ても、その色気たるや、夏木マリが当時まだ21歳であったとは到底考えられません。

夏木マリお色気歌手の一発屋から舞台役者、俳優への長い道のり

夏木マリは、その後も、「お手やわらかに」がヒットしますが、やがてじり貧となります。体を壊して3カ月ばかり休んだ後は、歌謡界に彼女の席はすでになく、売れない頃のキャバレー回りに逆戻りでした。しかし、夏木マリは、そのエキゾティックなルックスとスタイルの良さが買われ、芝居やドラマに活路を見出します。

女優としてそれなりに活躍していた1990年、単身ニューヨークへ渡った夏木マリは、表現者としてのスキルを根本から学び直しました。そして自ら立ち上げたのが、オリジナルの舞台表現「印象派」です。21世紀に入ってからの、個性派女優としてのマルチな活躍は言うに及ばず、さらに2016年からは、頭を刈り上げ、「and ROSEs」というバンドを組んで、意欲的にライブ活動も行っています。1952年生まれで、2017年現在は65歳。夏木マリは、いくつになっても年齢不詳のとびっきりイイ女です。

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夏木マリの舞台「印象派」とは?今ではバラエティでも引っ張りだこ!?

夏木マリが自己改革のニューヨークで見つけた身体表現「印象派」とは

夏木マリが、女優・表現者として一皮むけ、演劇界からも高く評価されるようになったきっかけは、オリジナルの舞台表現「印象派」です。芸術、言葉、空間に対して、身体能力を究めた夏木マリ独自の芸術表現によるコンセプチュアルアートシアターとありますが、これではさっぱり分かりません。もう少し噛み砕いてみましょう。

日本でもファンの多いモネやルノワールら「印象派」の画家たちは、当時のサロン画家に対抗し、イーゼルと絵具を持って外へ出て、光の瞬間を絵にとらえようとしました。そこにあったのは、印象派画家たちの絵に対する一瞬の衝動や心象……舞台「印象派」とは、彼らにインスパイアされた夏木マリが、ニューヨークで学んだパントマイムやバレエ、コンテポラリーダンスなどを融合させた独自の身体表現で描いた舞台といったところでしょう。

夏木マリ自身は、日頃目にしたり耳にしたりする出来事や物語を見せるのではなく、非日常の圧倒的な世界観を想像することが「印象派」のコンセプトだと語っています。日本ではなかなか評価されない芸術ジャンルですが、夏木マリの「印象派」は、1993年以降2009年までに80回以上の公演を重ねてきました。現在は、国内はもとより、ドイツ、フランス、イギリス、ポーランドなどでも高い評価を得ています。

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夏木マリが「印象派」成功で吹っ切れた魅力ある大人の女性

夏木マリの身体表現に対する確固たる自信は、近年、バラエティ番組に出演しても、全くぶれることがありません。その自由奔放な行動や発言は、魅力ある大人の女性として、新たな評価を得ています。トークバラエティ番組「良かれと思って!」に出演した際にも、ものまね芸を披露したところ、MCのバカリズムから「夏木さん、売れますよ」と太鼓判。「ダウンタウンなう」の「本音でハシゴ酒」企画では、松本人志や浜田雅功、坂上忍らと、ほろ酔い加減で絶妙なトークを披露するなど、人気バラエティ番組にも引っ張りだことなっています。

夏木マリが今度はハリウッド制作のアニメ声優に挑戦

ウォルトディズニー映画「モアナと伝説の海」のおばあさん役でも日本語版吹き替えを担当していた夏木マリ。2018年春に全世界で公開されるハリウッド制作のアニメ映画「犬ヶ島」でも、声優を担当することが決定しました。「犬ヶ島」は、「グランド・ブダペスト・ホテル」や「ファンタスティック Mr.FOX」などを手がけたウェス・アンダーソンが監督を務める、コマ撮りによるアニメーション作品。日本を舞台に、失踪した愛犬を探す少年と犬たちの旅と冒険の物語です。

声優陣には、ビル・マーレイや、ジェフ・ゴールドブラム、エドワード・ノートン、ハーヴェイ・カイテルなど、ウェス・アンダーソン監督ゆかりの男優陣に加え、スカーレット・ヨハンソン、グレタ・ガーウィグ、それにオノ・ヨーコらが華を添える超大作。日本からは、夏木マリの他、「君の名」の主題歌を歌ってメジャーとなったRADWIMPSの野田洋次郎がキャスティングされ、今から話題になっています。

夏木マリが選ばれたのは、はりや「印象派」の海外での注目度の高さからではないでしょうか。全く自分のキャラではなかった清純派歌手でデビューし、その容姿からセクシー歌手となり、舞台役者や俳優として内面を深め、それでも飽き足らず、自らの表現を突き詰めた「印象派」での覚醒と成功。夏木マリは、今こそ、一番充実した時を迎えているに違いありません。

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