野村敏京はリオ五輪に出場した女子プロゴルファー!国籍はどこ?日本語があまり話せなかったワケ

2020年10月5日 更新

野村敏京はリオ五輪に出場した女子プロゴルファー!国籍は?日本語があまり話せなかったワケ


野村敏京のプロフィール
◆生年月日:1992年11月25日
◆出身:神奈川県
◆身長:166cm
◆出身校:明知高等学校(大韓民国)
◆リオデジャネイロオリンピック日本代表、世界ランク最高位17位(2017年5月)

野村敏京はリオ五輪に出場した女子プロゴルファー!国籍は日本?韓国?

野村敏京(のむらはるきょう)は、2016年に開催されたリオデジャネイロオリンピックの女子プロゴルフ日本代表に選ばれた女子プロゴルファーです。ちょっと変わった名前は「はるきょう」と読みますが、国籍はどこなのでしょうか。野村敏京は、日本人の父親と韓国人の母親の間に生まれたハーフです。神奈川県出身ですが、5才からは両親の離婚によって母親の母国である韓国で生活していました。そして、ゴルファーとしてプロに転向した2011年に、日本国籍を選択しています。全米女子プロゴルフ協会での登録名は、Haru Nomuraです。

10才からゴルフを習い始め、2007年に行なわれた日本ジュニアゴルフ選手権競技では優勝するなど戦績を着実に積み重ね、2010年のUSLPGAツアーでは39位タイとなって、プロに転向しました。2011年5月「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」に出場し、JLPGAツアー初優勝、18歳178日でのツアー優勝は宮里藍の18歳101日に次いで当時2番目の年少記録でした。

野村敏京は日本語をあまり使っていなかった?現在の日本語力は?

野村敏京の国籍が注目されたのは、選手として名前が知れ渡り出した頃に野村敏京が日本語をあまり話せなかったことにも原因がありました。野村敏京は、5才から高校卒業まで韓国のソウルで生活していました。その後、プロ転向と同時に日本国籍を選択しましたが、ゴルフの試合はアメリカがメイン。日本語を使う機会がほとんどなかったために、上手く話せなかったのだそうです。

プロ転向当時、英語もあまり得意でないとの情報もあった野村敏京ですが、2017年にはインタビューに英語で回答してインタビュワーから「パーフェクト」と驚かれる場面も。アマチュア時代に比べて日本語も上達しており、現在では流暢な日本語でインタビューにも応じています。

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野村敏京のスポンサーは韓国大財閥だった?ゴルフの強さはメンタルにあり!

野村敏京のスポンサーは韓国大財閥だった?

野村敏京のスポンサーは韓国大財閥、と言われていました。たしかに韓国10大財閥の一角を担うハンファグループが2017年まで野村敏京のスポンサーでした。2018年1月よりハンファグループの一部であるハンファQセルズが野村敏京をはじめとした日韓で活躍する9選手と所属契約を結び、Qセルズゴルフチームを発足。野村敏京の所属チームとなっていました。2019年も引き続き、チームメンバーとして名を連ねていましたが、2020年については契約が締結されていないようです。

ゴルフに限らず、どのようなスポーツもそうですが、選手たちがプロになって、国際的に活躍するためには、スポンサーやサポートしてくれる会社が不可欠。野村敏京もハンファグループに支えられ、プレーやトレーニングに集中できる環境が整えられてきたといえそうです。

野村敏京のゴルフの強さはメンタルにあり!身体の声に耳を傾け、試合を楽しむ!

野村敏京のゴルフの強さはメンタルにあるといわれています。リオオリンピックに出場した時は、「大きな大会だけど、普段の試合と同じ」とコメントしていた野村敏京。一流選手ともなれば技術にはそれほど差がなくなるため、あとはマインドの差だけとも語っています。そのため、どんな時でも、試合を楽しむように心掛けているそうです。

野村敏京は、敗戦後であっても精神的に落ち込むことなく、きちんと自分のゴルフを振り返ることができていることが、周りのプロからも高く評価されています。

そんな野村敏京ですが、2018年に腰の不調に見舞われています。練習で1Wを打った際に「パッと(腰に痛みが)来て、それから2~3カ月はずっと痛かった。最初は歩けなかったし、ゴルフバッグも担げなかった」とのこと。経験したことのない痛みに襲われ、以降のシーズンを満足に戦い切ることができなかった時期もありました。

少しゴルフから離れた時間に「厳しくしても、身体が痛くなったらゴルフもできない。もっと自分に優しくした方が、身体的にも精神的にも楽にできるんじゃないかな」と感じたそうで、以後は無理をせずゴルフを心から楽しむというスタンスになっているようです。

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野村敏京と大山志保がリオオリンピックで活躍!腰痛と上手につき合いながら試合に臨む

野村敏京と大山志保がリオオリンピックの女子ゴルフで活躍!

リオオリンピックの女子ゴルフ日本代表選手は、野村敏京と大山志保でした。ゴルフ競技は、112年ぶりの復活となったリオオリンピック。1900年のパリオリンピックと、1904年のセントルイスオリンピックの2回でゴルフ競技が行われて以降、2012年ロンドンオリンピックまで、実に長い間、ゴルフ競技は行われてきませんでした。

野村敏京自身、オリンピック前は金メダルを狙うと明言していたものの、その実力がわずかに及ばず4位タイで終わっています。試合後、「ホールアウトして、もう1打足りないのかなと思って見ていました。うん、やっぱり足りなかったですね、1打」と悔しそうに語っていました。

しかしながら、初の五輪で4位という結果です。本人も「五輪は3位までに入らないとメダルがありません。普通の試合なら、これなら10位以内をとか楽に考えることができますけど、五輪はそのぶんプレッシャーがありました。でも今日、今週は本当によく頑張りました」とコメントし、手ごたえを感じていたようです。

野村敏京の現在は腰痛と上手につき合いながらゴルフで活躍中

野村敏京は、近年持病となった腰痛に悩まされていましたが、「今は治療して80~90%に回復した」と2020年8月の全英女子オープンの時に語っています。ただ、イギリスは気候的に冷えることも多く、寒さのせいで「痛くはならないけど硬くなる」ことはあるそう。そのため朝は丁寧にストレッチを行うなどして、上手に腰痛とつき合いながらゴルフに打ち込んでいるようです。

2020年8月のAIG全英女子オープンでは最終18番で2mのバーディーを奪い、強風のなか、70の好スコアをマークするなど好調だった様子。しかし9月の米女子ゴルフ・ANAインスピレーションでは予選落ちするなど、その調子は一進一退のようです。時にはその結果に振り回されることもあるかもしれませんが、野村敏京らしくゴルフを楽しむ姿勢をこれからも見せて行ってほしいものです。

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