野村訓市がマルチクリエイターと呼ばれる所以とは?母親は料理研究家の野村紘子

2020年3月26日 更新

野村訓市がマルチクリエイターと呼ばれる所以とは?妻はモデルの佐田真由美!

野村訓市が世界のクリエイター86人のインタビュー雑誌を執筆!マルチクリエイターと呼ばれる所以とは?

マルチクリエイターとして広く世に知られる野村訓市(のむらくんいち)は、慶応大学総合政策学部在学中に世界各地50カ国を回り、各国のクリエイター86人にインタビューを敢行しました。この時の貴重な経験生かして企画・編集したのが、インタビュー誌「sputnik : whole life catalogue」(2000年)です。

この時、野村訓市は弱冠26歳!インタビュー誌「sputnik : whole life catalogue」は、単なる「物」としての本ではなく、各国のクリエイターたちの生き様を綴った「生きたカタログ」として、野村訓市の名前を世界に大いにアピールしたと言えるでしょう。

その後、野村訓市は、「BRUTUS(ブルータス)」を始めとする有名雑誌の編集や執筆に携わった他、アートディレクションやラジオナビゲーター、ショップの設計など、仕事の場を次々と広げていきました。2003年には、映画「ロスト・イン・トランスレーション」に出演するなど俳優にも挑戦。マルチに活躍の場を広げるクリエイターとして知名度を高めています。

野村訓市の妻はファッションリーダーでモデルの佐田真由美!

「自分が面白いと思ったことを、いかに人に伝えていくか」をコンセプトにマルチな活躍を続けている野村訓市の妻とは、一体どのような人なのでしょうか?野村訓市の妻は、女優としても知られる佐田真由美です。母親がアメリカ人のハーフであるクウォーターで、その美貌を生かしてモデルとしても活躍しています。3歳の時にモデルとしてデビューした佐田真由美は、若い女性のファッションリーダー的雑誌である「VIVI」の専属モデルとして活躍していました。

その後は、歌手として4枚のシングルと1枚のアルバムを発売した上、女優としても何本かの映画にも出演。はたまた2006年には、自身のジュエリーブランド「Enasoluna」を立ち上げてショップの制作やカタログの企画にも携わるなど、夫である野村訓市に負けず劣らずのマルチな才能を発揮しています。2008年に結婚した野村訓市と佐田真由美ですが、お互いの才能を認め合う感性豊かな2人が結ばれたことには納得です。

野村訓市の母親は野村紘子、姉はフードディレクターの野村友里!学習院から慶応卒で子供も学習院幼稚園へ!

野村訓市を学習院幼稚園から慶応卒に育てた母親・野村紘子の職業とは?姉の野村友里はフードディレクター!

野村訓市は、幼稚園から高校までを学習院で過ごし、大学は慶応大学総合経済学部へ進学しました。しかし、そんな恵まれた家庭環境が、「自分の居場所はどこなのか」との思いを育み、外の世界へと向かわせ、クリエイターとしてのマルチな才能を育てたようです。

そのように才能あふれる野村訓市を育てた母もまた、息子同様にクリエイティブな職業に携わっています。野村訓市の母である野村紘子の職業は「料理研究家」。日本の伝統的な文化である茶道や華道を日常の暮らしに積極的に取り入れることを提唱するなどの活動でも知られています。

また、「もてなし上手でお客が絶えないにぎやかな家だった」という母の影響を受けた野村訓市の姉・野村友里は、原宿の路地裏にある一軒家で食の体験型イベントを主宰するフードディレクターとして活躍中。枠に囚われない自由な生き方は、どうやら野村家直伝のようです。

野村訓市の子供も学習院幼稚園へ入学!子供たちにはモデルになって欲しくない?

2008年に女優でモデルの佐田真由美と入籍した野村訓市には、2009年と2010年に生まれた年子である2人の娘がいます。2人の娘の子育てに専念するために、しばらく公の場に出てこなかった妻の佐田真由美ですが、それにはどうやら野村訓市夫妻のただならぬ理由があったようです。

その理由とは、「娘たちのお受験」!野村訓市が高校まで学習院に通っていたので、妻の佐田真由美は「子供たちにも絶対に同じ幼稚園に通わせたい!」と強く希望していたとか。野村訓市夫妻の努力が実り、娘たちは、念願叶って見事に希望の幼稚園に合格しました。

ちなみに、3歳の時からモデル活動をしてきた佐田真由美は、2人の娘たちの将来について聞かれると、「できればモデルにはなって欲しくない」と言っています。華やかに見えるけれど生き残ることも大変なモデル業界を肌で知っているだけに、躊躇する気持ちがあるとのことです。

野村訓市が世界50カ国を飛び回っていながら「旅のエッセイ」を書きたくない理由とは

世界中を巡ってマルチクリエイターとして活躍し続けている野村訓市がナビゲーターを務めているラジオ番組に、あるリスナーからメールが届きました。それは、「世界を飛び回っている訓市さんに旅のエッセイをまとめる予定はないのでしょうか」との内容でした。

それに対して野村訓市は、「本を書かないことに対して5つの理由がある」と答えています。1つ目は「めんどくさい」、2つ目は「面白くするために話を必要以上に盛ってしまう」こと。また、3つ目は「東京に住んでいるのに旅をウリにしたくない」、4つ目は「仕事で食えなくなったら考える」。そして、最後の5つ目の理由として出したのが「一番の理由は皆さんにお話しすることで伝えたい」ということでした。

「自分が面白いと感じたことをいかにして多くの人に知ってもらえるか」を常に心に抱いて仕事をしてきている野村訓市。「話で伝えることが一番!」と自らの言葉にこだわる理由とは、もしかしたら、編集の過程で自分の意志に反した言葉にされてしまうことを誰よりも分かっているからではないでしょうか。

「自分で考え、自分の言葉で伝えたい」とは、マルチクリエイター野村訓市ならではのこだわりなのかもしれません。J-WAVEで放送中の「Antenna TRAVELLING WITHOUT MOVING」での野村訓市のライブ感あふれるナビゲーターに、リスナーとして、ますます期待が膨らみます!

関連記事

ページ上部へ戻る