緒川たまきの「うそつき」がたまらない!ケラリーノ・サンドロヴィッチとの結婚馴れ初めは?

緒川たまきの「うそつき」がたまらない!ケラリーノ・サンドロヴィッチとの結婚馴れ初めは?

緒川たまきのブレイクのきっかけは「うそつき」だった?

緒川たまきは、謎めいた雰囲気をかもしだす女優。年齢を重ねても、その美しさは変わらず、謎の美女といった役どころが似合う存在です。緒川たまきが注目を浴びるきっかけとなったテレビ番組があります。それが、2005年から2006年にかけて放送された「トリビアの泉」です。

その中の「ガセビアの泉」というコーナーに登場した緒川たまきは、披露されるさまざまな嘘に対して、毎回「ウソつき」と喋りかけるという役柄でレギュラー出演していました。あらゆるシチュエーション、さまざまなニュアンスで繰り出される緒川たまきの「ウソつき」の一言に、男性視聴者はメロメロに。司会を担当していたタモリも、かなりのお気に入りコーナーだったようです。

緒川たまきの夫・ケラリーノ・サンドロヴィッチとの結婚馴れ初めは?

緒川たまきは、謎めいた美女というイメージですが、実は結婚しています。お相手は、劇作家で演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ。名前は外国人のようですが、日本人です。岸田戯曲賞等を受賞している実力派で、ロックバンド「有頂天」等で活動するミュージシャンでもあります。

馴れ初めは、緒川たまきが、ケラリーノ・サンドロヴィッチが主催する劇団「「ナイロン100℃」の公演に客演として出演したことでした。その後、3作の舞台をともに作りながら交際を深めていった緒川たまきとケラリーノ・サンドロヴィッチは、2009年3月に入籍を発表。このとき緒川たまきは37歳でした。「結婚するタイプの人間ではなさそう」と言われ続けてきた2人ですが、結婚生活は順調のようです。

緒川たまきは元レースクーン!?プロフィールは?「ロンリのちから」が面白い!

緒川たまきは元レースクーンだった!?映画でヌードも披露していた

緒川たまきは、今でこそ清楚な雰囲気で、あまり肌の露出はしない感じですが、プロフィールをたどると、芸能活動を始めた頃は、レースクイーンをしていたそうです。デビュー当初は、本名の佐川典子や、以前の芸名である杉井麻里子の名前で、レースクイーンやモデルとして活躍。緒川たまきとなってからは、22歳で出演した映画「ナチュラルウーマン」が話題に。女性同士の恋愛を描いたこの作品で、緒川たまきは、大胆にもヌードを披露しています。その後は、知名度も活躍の幅も徐々に広がり、現在に至ります。

緒川たまき「ロンリのちから」黒縁眼鏡の女教師が面白い!

緒川たまきは、レースクイーンという意外な過去を持ちながらも、現在は、NHKEテレの高校生向けの教育番組「ロンリのちから」に先生役で出演しています。「ロンリのちから」は、物事を論理的に考えるヒントを盛り込んだドラマ仕立てになっています。緒川たまき演じる溝口先生が、クールでありながらしっとりとした語り口で、高校生たちに論理的思考を教える姿は、不思議な魅力が。

かつて「トリビアの泉」で、「ウソつき」の一言で多くの人を魅了した緒川たまきの面目躍如といったところでしょうか。「ロンリのちから」に登場する緒川たまきの黒縁眼鏡の女教師姿は、一見の価値ありです。

緒川たまきは結婚しても生活感のない美女でもインフルエンザには感染

緒川たまきは、デビューから20年以上たち、現在44歳になりました。40代の半ばをこえても美しさには陰りがなく、謎めいた美女というイメージが崩れることもありません。ケラリーノ・サンドロヴィッチとの結婚によって、そうしたイメージが崩れるのではないかと気をもんだ周囲の心配もどこ吹く風といった感があります。

夫であるケラリーノ・サンドロヴィッチは、緒川たまきについて、「とても素晴らしい女優さんです。これからも、女優と演出家としての共同作業は続けていきたいと思っております。続けないテはないですから」とブログでコメント。その言葉通り、結婚後も、夫の演出のもと、緒川たまきは女優として多くの舞台に立っています。

2016年11月18日からは、ケラリーノ・サンドロヴィッチが脚本、演出を務める「キネマの恋人」に、緒川たまきも主要キャストとして出演。「キネマの恋人」は、ウッディ・アレン監督の映画「カイロ紫のバラ」を翻案し、舞台を日本の港町に移して描くロマンチックコメディです。妻夫木聡を主演に迎えたこの舞台は、連日立ち見も出るほどの人気ぶりで、評判も上々でした。

しかし、妻夫木聡、緒川たまき、三上市郎といった主要キャストがインフルエンザを罹患し、11月24日~27日の4日間にわたって、公演が急きょ中止となってしまいました。「キネマの恋人」は、上演時間が3時間をこえる舞台なだけに、体力の消耗も激しいでしょうし、共演者は必然的に長時間近距離で過ごしますから、誰かがインフルエンザにかかってしまえば、うつってしまうのは仕方のないことです。病をおして出演したところで、小さな劇場での公演のため、観客に感染してしまうこともおおいに考えられます。

ネット上では、公演を中止に追い込んだとしてインフルエンザにかかった妻夫木聡や緒川たまきを批判する声も一部で見られますが、大方が「しかたのないこと」と受け止めているようです。夫であるケラリーノ・サンドロヴィッチも、ツイッターで「ごめんなさい!我々も悔しい!ごめんなさい!悔しい!当事者たちも心から悔しがってます。どうぞご勘弁を。遠くない未来に同キャストでの純粋再演を真剣に検討したく思います」とコメントしています。

その後、「キネマの恋人」の舞台は、11月28日から公演を再開。今後は、大阪、松本、名古屋と公演を重ねるそうです。インフルエンザによる公演中止は、待ちわびていたファンにとっては残念な出来事ではありますが、緒川たまきの女優としてのキャリアに傷がつくというようなことにはなりません。浮世離れした謎の美女として、これからも劣化することなく活躍を続けてほしいものです。

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