岡田惠和脚本のNHK朝ドラ「ひよっこ」の評判は?あらすじネタバレキャスト!

岡田惠和脚本のNHK朝ドラ「ひよっこ」の評判は?あらすじネタバレキャスト!

岡田惠和はNHK朝のテレビ小説オリジナル脚本3本目「ひよっこ」に挑む売れっ子ベテラン脚本家

岡田惠和(おかだよしかず)は、1990年にデビュー以来、ヒットドラマを連発してきた売れっ子ベテラン脚本家。テレビドラマを見るとき、視聴者にとって、「この人が書いたドラマならば」という脚本家が必ずいますが、岡田惠和もまた、そんな脚本家のひとりです。

岡田惠和は、NHK朝の連続テレビ小説では、これまで2本のオリジナルの脚本を担当しました。1本目は、一大沖縄ブームを巻き起こした、2001年の「ちゅらさん」。そして、朝の連続テレビ小説50周年の記念作品となった、2011年の「おひさま」も岡田惠和脚本です。その岡田惠和にとって3本目となるのが、2017年4月よりスタートする「ひよっこ」。

これまでの2本は、いずれも、若いヒロインが、周りの人たちとの暖かい交流を通して、思春期から大人へとする成長する物語でした。岡田惠和の紡ぎだした世界によって、「ちゅらさん」では、朝ドラ初の沖縄出身女優となった国仲涼子が、「おひさま」では、子役出身の井上真央が、女優としてブレイクを果たしています。

岡田惠和脚本2017年春のテレビ小説「ひよっこ」あらすじネタバレキャスト!主人公は若手No.1女優の有村架純

岡田惠和が、今回脚本を担当することになった「ひよっこ」は、1964年、東京オリンピックの頃の時代が舞台です。茨城県北西部の田舎で育ったヒロインが、出稼ぎのために東京へ行ったきり帰ってこない父を探すため、集団就職で上京。工場や洋食屋で働きながら、さまざまな試練を乗り越え成長していくストーリーで、岡田惠和オリジナルドラマの王道です。

今回ヒロインを演じるのは、宮藤官九郎による脚本で人気となった朝ドラ「あまちゃん」の主役だったのん(能年玲奈)や、共演者の橋本愛を抜いて、今や若手トップ女優となった有村架純。清純派女優らしい素朴な美しさを持つ有村架純が使う茨城弁「だべっ」がとても可愛いと、今から話題となっています。なお、共演者には、蒸発した父親役に沢村一樹、母親役には木村佳乃が決定しています。

岡田惠和脚本は作品ヒットの定石?出身校やプロフィールは?

岡田惠和はシナリオ学校出身で30歳を過ぎての遅咲きデビュー

岡田惠和は、1959年生まれの57歳。和光大学を卒業後、FMのDJや、フリーライターをしながら、東京青山のシナリオ・センターに通い、30歳を過ぎた1990年、脚本家として遅咲きのデビューを果たしました。しかし、その後は、ヒット作品を連発し、今や、ベテラン人気脚本家となっています。ちなみに岡田惠和が卒業したシナリオ学校の先輩には、内館牧子がいます。

岡田惠和のドラマで新人や旬のタレントが次々ブレイク!

岡田惠和は1994年、テレビ朝日の「南君の恋人」で、初めて全話執筆を担当し注目されました。そして1996年、菅野美穂が主演したテレビ朝日「イグアナの娘」、さらに1997年、反町隆史、竹野内豊、広末涼子をブレイクさせたフジテレビ「ビーチボーイズ」で、人気を不動のものとします。

その後は、NHK朝の連続小説「ちゅらさん」や「おひさま」を始め、フジテレビ「アンティーク〜西洋骨董洋菓子店」では滝沢英明をはじめ、椎名桔平や藤木直人、阿部寛らを。「アルジャーノンに花束を」では、ユースケ・サンタマリアや、菅野美穂など、旬のタレントの魅力を活かしたドラマが次々とヒット。

2012年には、小泉今日子と中井貴一コンビによる大人の恋を描いたコメディ「最後から二番目の恋」の大ヒットで、岡田惠和は、円熟の域に達します。岡田惠和の脚本の魅力は、なんといっても、ドラマの中で何気なく交わされる日常会話の妙が、出演者の魅力を、最大限に引き出していることでしょう。

岡田惠和脚本テレ東年末ドラマで、沢村一樹・広末涼子コンビは中井貴一・小泉今日子コンビを超えられるか?!

岡田惠和は、最近ドラマ制作に力を入れているテレビ東京の、年末スぺシャルドラマの脚本にも起用されています。それが、直木賞作家である荻原浩氏の人気シリーズ「ユニバーサル広告社シリーズ」の「なかよし小鳩組」を原作にした、「ダメ父ちゃん、ヒーローになる!崖っぷち!人情広告マン奮闘記」です。主人公には沢村一樹、そして主人公の元妻役に広末涼子が決定しました。

沢村一樹と広末涼子は、2001年のフジテレビ「できちゃった結婚」以来の共演となります。広末涼子は、今回の出演にあたって、「沢村さんと十数年ぶりにご一緒させていただき、まさかの元妻役ということで大変光栄です。撮影の際に、沢村さんからも『感慨深い』とお言葉をいただきました」とコメント。「

できちゃった結婚」当時は、女優として行き詰まり、ドラマの撮影にも支障をきたしたという広末涼子としては、恐縮しきりの様子でした。ドラマは、仕事ばかりで家庭を顧みず、愛想を尽かされた主人公の元に、ひょんなことから、元妻としっかり者の娘(鈴木梨央)が舞い戻ることから、仕事や家庭生活の再生に挑む男の物語です。

出演者の魅力を引き出すことでは随一な岡田惠和脚本による「ダメ父ちゃん、ヒーローになる!」。最近、硬軟両面で富に味わい深い沢村一樹と、今や演技派女優に成長した広末涼子が、中井貴一、小泉今日子コンビとはまた一味違う、ホットでビターな大人のラブストーリーを見せてくれるのではないでしょうか。

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