大越健介は東大野球部からNHKキャスターへ!出身校・新潟高校の偏差値は?

2022年10月11日 更新

大越健介は東大野球部からNHKキャスターへ!出身校・新潟高校の偏差値は?

大越健介は東大野球部からNHKに入局しキャスターになった変わり種!

大越健介(おおこしけんすけ)は、NHK「ニュースウォッチ9」の元キャスター。高校時代から野球部に所属し、春の県大会では準優勝。夏の県大会ではベスト8の成績を残しました。大越健介が東京大学文学部国文学科に進学した後も、所属したのはもちろん野球部。右サイドースローの投手として、東京六大学リーグで50試合を登板し、8勝27敗、防御率3.52の成績を残しました。

東大の投手として8勝を挙げたのも凄いことですが、大越健介曰く「それよりも27敗のほうが自分には誇れる。自分も頑張って投げたけど、ベンチがよくぞここまで自分を使ってくれたと思うから」と語っています。東大卒業後の1985年にNHKに入局。大越健介の最初の赴任地はNHK岡山局でした。

大越健介の出身校である県立新潟高校の偏差値は驚きの「S」ランク!

大越健介は、1961年8月25日に、新潟県長岡市に生まれますが、県職員だった父親の転勤に伴い、3歳の時に新潟市に移ります。大越健介が進学したのは、偏差値が驚くほどに高い新潟県立新潟高校でした。「新潟県高校偏差値ランキング2017」によると、県立新潟高校の偏差値は、理数科が「73」、普通科が「71」と、県内のトップ1と2を占めています。

難易度ランクも、当然ながら、両方とも正真正銘の「S」。驚きの高偏差値もさることながら、大越健介が通った県立新潟高校は、創立125年と歴史も古く、運動部には、県立高校には珍しい「フェンシング部」や「空手道」などもある文武両道の名門校でもあります。

野球部に所属していた大越健介は、2年生までは捕手でしたが、同学年に投手がいなかったためピッチャーに転向。春の県大会で準優勝した時には、その中の1試合が延長引き分けで翌日再試合となり、大越健介は、たった1人で18イニングを投げ抜いたそうです。

大越健介「ニュースウォッチ9」を降板した理由!息子たちの現在は?

大越健介が「ニュースウォッチ9」を降板した理由は「交代の必要性」と「危うさ」から?

大越健介は、2010年に「ニュースウォッチ9」のメインキャスターに抜擢され、2015年に番組を卒業しています。キャスターという仕事に関しては、「ずっとやりたかった仕事なので、このまま続けたい気持ちが強かった」と語っていた大越健介。ゆえに「降板した理由は、背後に何らかの力が働いたからではないか」との憶測も飛んでいますが、本当のところはどうなのでしょうか?

大越健介は、日刊スポーツのインタビューの中で、「交代の必要性を強く感じていた」との見解を示しています。5年間も番組を続けていると、周囲の人間が代わっていくうちに、自分だけが重鎮のようになってしまいます。そのため、「こうすればいいんじゃない?」「では、そうしましょう」と、安易に自分の意見が通ることに「危うさ」を感じていたそうです。

今は「ニュースウォッチ9」の番組編集長という立場である大越健介ですが、「5年間やれたのは、公平公正に懸命に取材してくれた人たちのおかげ。皆から支えられていたことを忘れてはいけない」と、謙虚な姿勢の大切さを述べています。

大越健介の息子たちの現在は?長男は甲子園ベスト8の実力

大越健介は、30歳を過ぎてから八王子の郊外に住居を構え、3人の息子がいるようです。元高校球児だった父親の影響を受けた長男の遼介は、野球の名門日本大学第三高等学校に入学し、左腕のエースとして大活躍。第87回の夏の甲子園に見事出場を果たし、ベスト8まで進みました。自分の果たせなかった夢を息子が叶えてくれたということで、大越健介は感激もひとしおだったことでしょう。

次男に関してはあまり情報が出ていませんが、三男は「FUNKY MONKEY BABYS」のDJパフォーマンスの意味が理解できなかった大越健介に、「彼の存在がバンドを盛り上げる」とのアドバイスをしてくれたとか。息子たちとも、しっかり交流している大越健介のプライベートの様子が伝わってくるようです。2014年には、長男夫婦に待望の女の子が生まれ、大越家にとっての初孫が誕生しました。

大越健介の類まれなる取材力は野球で培ったピッチャーとバッターの一対一の真剣勝負!後輩から史上初の民放アナウンサーも誕生!

大越健介の後輩にあたる、東大4年生の喜入友宏捕手が、なんと東大野球部史上初の「民放キー局のアナウンサー」に内定しました。プロ野球選手になる夢は叶わなかった喜入捕手ですが、「いつか自分のチームメイトの実況中継をしたい!」と希望に胸を膨らませています。東大野球部の大先輩となる大越健介は、在籍中には、投手として、東大史上初の日米大学野球選手権の代表メンバーに選出されたほどの実力でしたが、肘の故障で社会人野球を断念。卒業後は、NHKに入局して政治記者になった異色の経歴の持ち主です。

投手と政治記者……一見全く対極の世界のように思われますが、実は、両者には驚くべき共通点がありました。取材する側の記者と、取材される側の相手は、正に野球のピッチャーとバッターの関係と同じ、一対一の真剣勝負。ちょっとでもこちらが弱い面を見せれば負けです。

「どんなに社会的地位があろうと、癖の強い相手であろうと、臆することなく懐に飛び込めたのは、野球で培った経験があったから。一対一の真剣勝負を数限りなくやってきたおかげ」と、大越健介本人も語っています。2015年3月末に「ニュースウォッチ9」を卒業した大越健介でしたが、2016年4月より、1年ぶりにメインキャスターに復帰しました。

その番組とは、BS1で、毎月1回放送中の報道番組「激動の世界をゆく」(日曜・午後10時)。政治家や権力者といった特別な人々だけでなく、一般の人々の生活や目を通して、歴史や世界情勢を分かりやすく解説するドキュメンタリー番組です。

「情報の海の中で、何が真実なのか、伝えられるべきことは何なのか、以前より問われる時代になった」と感慨深げに語る大越健介。持ち前の鋭い洞察力と、野球で培った類まれなる取材力が思う存分発揮できる番組になりそうです。

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