おそ松さんに「ふじょし」がハマるワケ!キャラクター紹介!

おそ松さんに「ふじょし」がハマるワケ!キャラクター紹介!

おそ松さんにBL要素!?「ふじょし」が見るとこうなる!

おそ松さんが、「ふじょし」たちの圧倒的な支持を受けたまま最終回を迎えました。「ふじょし」とは、単なるオタクではなくBL好きの女性たちを指します。トップ声優陣がキャスティングされていたことで話題性はあったものの、果たしておそ松さんにBL要素があったのでしょうか?お蔵入りになった第1話で、六つ子たちが全く別人といっていいくらいに、イケメンアイドル風に変身した経緯がありましたが、それ以降は、ギャグタッチで継続されてきました。

しかし、「ふじょし」たちは、恋愛をテーマにしたものでなくても、属性の違った男性が2名以上登場することでカップリングを妄想……いわゆるどちらが攻め?受け?という「攻×受」妄想により、勝手にイケメン風に描いて興奮することができるのです。おそ松さんの場合、キャラが語られ過ぎない余白の多さや、”1つ屋根の下に住む兄弟”という背徳感が、さらに「ふじょし」の妄想をかき立てるのだとか。

おそ松さん、大人になった六つ子たちの見分け方やその他のキャラクター!

おそ松さんは、赤塚不二夫の名作「おそ松くん」と同じく、六つ子全員が全く同じデザインに見えますが、キャラ分別法はあります。松野家の長男・おそ松は、小学6年のメンタルのまま成長した奇跡のバカで、パチンコと競馬を生きがいとしており、イメージカラーは赤。次男・カラ松は、太い眉が特徴で、常に自分の世界に浸り続ける格好つけ。イメージカラーは青です。緑の三男・チョロ松は、六つ子の中で唯一の常識人。女の子を前にするとポンコツ化します。

紫の四男・一松は、マイペースでボソボソ喋り、ネコが友達というヤンデレ系で、黄色の五男・十四松は、異常に明るいバカで意味不明キャラ。末っ子のトド松(愛称トッティ)は、ドライな一面をもちつつも、可愛さを利用するあざとさが光ります。また、”シェー”が口癖のイヤミや、おでん大好きチビ太、デカパン、ダヨーン、ハタ坊の他、六つ子曰く「超絶かわいい」ヒロインのトト子も、「おそ松くん」から継承されています。

おそ松さん第1話がDVD未収録!最終回「おそまつさんでした」あらすじ重大発表!

おそ松さん第1話はDVD未収録でお蔵入り!問題の内容を振り返る!

おそ松さん第1話は、ネット配信も停止され、DVDにも収録されなかった幻の問題作でした。開始早々「昭和アニメの自分たちが人気者になれるか?」と心配する六つ子たちは、「非常にキビシー!」「ガチョーン!」などと昭和ギャグを連発したかと思えば、昭和顔を脱却すべく全くデザインの違うイケメンキャラに変身。「私立おそ松学園」を舞台に、「花より男子」のF4を模したF6としてもてはやされたおそ松さんたちに求愛されたトト子は、鼻血を出して死亡します。

六つ子たちはイケメンの姿を長く保つことができず、やがて変容が見え隠れすると同時にストーリーが混線し始め、支離滅裂なアニメパロディを連発し始めるのです。ハイキュー、黒子のバスケ、北斗の拳、ラブライブに進撃の巨人、NARUTO、ドラえもん、ドラゴンボール、セーラームーン、となりのトトロ……と人気アニメ垂れ流し状態の末に、昭和顔に戻ったおそ松さんたち。

チョロ松が「今日で最終回だ……」と落ち込むも、「平気だよ、(赤塚先生は)だいぶ前に死んだから」とあっけらかん。こうして第1話は惜しまれつつお蔵入りとなったのでした。

おそ松さん最終回「おそまつさんでした」あらすじ!続編を匂わせた!?

おそ松さんたちが、ニートを脱却すべく離散しかけていたところ、最終回では松野家に「選抜大会出場」の報せが。一体何の選抜か不明という事実を無視して「ニートを脱却するチャンス!」と息巻く六つ子たちは、「こーしえん」の隣の球場へ。一応野球の試合だったようで、21世紀枠で出場した松野家チームは100対0のコールド負けを喫してしまいます。1年後、強くなって選抜大会に戻ってきたおそ松さんたちは、何でもありの激戦の末、決勝戦では銀河野球を繰り広げること9回裏、宇宙人選手らのビーム攻撃でチーム内に死者続出。

トト子との「一発」をかけて一丸となり、6人揃って巨大バットを振るも負けてしまいました。第四銀河大附属高校のお下劣な校歌が流れ、おそ松さんはニートのまま終了。エンディングでは、「おそ松さんは永遠に不滅、いつか会いに来てもいいよな?」と、続編を匂わせる演出がありましたが、公式サイトでも続編発表の明言はないまま。おそ松さんロスは深刻化しそうです。

おそ松さんロス蔓延!藤田陽一監督は本気で「ふじょし」狙いだった!

おそ松さんがアニメ放送最終回を迎えてもなお、アニメイトなどのアニメショップのウィンドウはおそ松さん一色です。放送開始当初から、パロディネタや下ネタ満載の内容が物議を醸しながらも、これまでに発売されたグッズも、ネットや店頭販売双方で完売続出!六つ子が表紙を飾った雑誌「PASH!」や「アニメージュ」が重版されるという、異例の大ヒット作になりました。芸能界でも、オタク女優・能年玲奈が、六つ子に扮したコスプレ画像をSNSで公開するとネットは大騒ぎ。

息子とおそ松さんコスプレを楽しむ「ふじょし」ママまで登場するなど、おそ松さん人気は、もはやアニメ界では今世紀最大のムーブメントといっても過言ではないかもしれません。日本中の「ふじょし」たちがおそ松さんロスにさいなまれる中、東京・渋谷パルコで、4月21日~5月9日まで「おそ松さんの庭。」開催という報せが。会場限定グッズが多数販売されるとあって、心の隙間を埋めたい「ふじょし」たちで混雑することでしょう。

おそ松さんを手掛けた、「銀魂」でパロディをやりまくった監督・藤田陽一は、1話が大論争を呼んだあとも「ブレーキを踏まない」と宣言していました。宣言通り、第17話では「ふじょし」に特に人気の高い数字松(十四松)を扱った「十四松まつり」を展開し、コアなBL同人用語を連発。本気で「ふじょし」を狙い打っておきながら、このまま続編がないなんて殺生すぎます。おそ松さんは帰って来ると信じて、明日に希望を抱いて生きていきましょう。

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