「サチのお寺ごはん」料理僧・青江覚峰がレシピ提供!薄幸女の精進グルメ漫画が面白い!

「サチのお寺ごはん」料理僧・青江覚峰がレシピ提供!薄幸女の精進グルメ漫画が面白い!出典:http://linkis.com

「サチのお寺ごはん」料理僧・青江覚峰がレシピ提供!薄幸女の精進グルメ漫画が面白い!

「サチのお寺ごはん」登場料理を監修!料理僧・青江覚峰って?

「サチのお寺ごはん」は、イベント会社に勤めるちょっと幸が薄いOL「臼井幸」が、お寺で提供される精進料理と出会い、人生が変わっていく姿を描きます。「サチのお寺ごはん」には、1話につき1~2品、縁泉寺の住職・源導が作る精進料理が登場。その料理のレシピを提供、監修しているのが、青江覚峰(あおえかくほう)。

浄土真宗東本願寺派の僧侶ながら、カリフォルニア州立大学フレズノ校でMBA(経営管理学修士)を取得したという、異色経歴の持ち主です。緑泉寺住職を務める傍ら、料理僧として、食育などに取り組んでいます。精進料理は、肉、魚は使用不可というのが基本。使用できるのは野菜だけと、低カロリーかつヘルシーなのが特徴です。

手間がかかるので、家ではできないのではないかと思われがちですが、「サチのお寺ごはん」登場のレシピは、すぐに真似できるものばかり。少しの手間で、素材の味を生かしたおいしい料理になります。

「サチのお寺ごはん」薄幸女サチ感涙!精進料理がおいしそうすぎる

「サチのお寺ごはん」には、読んでいるとお腹が空く、体に良いだけでない、いかにも美味しそうなレシピが登場しています。1話に登場する、なすの利休汁は、大豆出汁をとるのが面倒そうだなと感じられます。しかし、ズボラな主人公・幸が、教えられたレシピ通りに材料が揃えられず、ちょっと違うものを作成する場面も。「サチのお寺ごはん」は、精進料理に縁のなかった幸の姿を通し、こだわりすぎない料理方法を提案しています。

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簡単にできそうなのは、そら豆の田楽味噌。トースターで、そら豆を莢ごとそのまま焼き、剥いた中身に、八丁味噌とケシの実をつけて食べるというもの。材料をそろえれば、手軽に再現できそうな点も魅力的です。精進料理は肉も魚も使用禁止、という基本はあるものの、まったくお肉を食べないわけではありません。肉を使ったレシピと一緒に、高野豆腐で作った肉そぼろもどきも登場しますが、食感も肉という、驚きの一品です。

「サチのお寺ごはん」あらすじネタバレ!原案協力・久住昌之の代表作は?

「サチのお寺ごはん」あらすじネタバレ!臼井幸と精進料理がある日常!

「サチのお寺ごはん」の主人公は、27歳のOL臼井幸。「うすいさち」という名前のせいか、これまでパッとしない人生を歩んできました。座右の銘は、「人生期待したら負け」という幸。コンビニで食材調達をしていたところ、発言が率直すぎる大学生・唐丸篤と出会います。誰も自分のことを見ていない、と落ち込む幸を、花見と称して連れて行った先にあったのは、縁泉寺というお寺。住職の源導からのアドバイスと料理を食べ、少しずつ前向きに気持ちが変化していきます。

仕事でも恋愛でもパッとせず、最初は暗い顔ばかりしていた幸ですが、源導たちと出会ったことにより、表情も明るくなっていく姿が印象的です。女の子好きの唐丸や、32歳という若さで住職となった源導、幸がアプローチされている会社の同僚有村と、奥手だった幸にも恋の予感が?!「サチのお寺ごはん」は、料理以外でも、身近な悩みに寄り添い、癒してくれる作品です。

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「サチのお寺ごはん」原案協力久住昌之の代表作は「孤独のグルメ」!

「サチのお寺ごはん」の作者は、かねもりあやみです。料理の監修を務めているのは青江覚峰ですが、原案協力として、久住昌之(くすみまさゆき)の名前があります。漫画原作者、エッセイストとして知られている久住昌之がこれまでに手掛けた漫画原作は、グルメものがほとんど。スペシャル版も含め、7度もTVドラマシリーズが放送された「孤独のグルメ」や、「花のズボラ飯」は特によく知られています。

「孤独のグルメ」は、輸入雑貨商の井之頭五郎が、仕事の合間に立ち寄る店での食事風景を描いた作品。登場するのは高級料理店ではなく、いわゆる大衆食堂です。料理のうんちくを語らないという点は、「サチのお寺ごはん」と通じるものがあります。「花のズボラ飯」は、夫の単身赴任により、手抜きメニューで日々を乗り切ろうと奮闘する主婦の駒沢花が主人公。

料理をおいしそうに食べる花の姿が印象的です。身近な食を扱うことが、久住昌之作品の特徴でもあります。

「サチのお寺ごはん」グルメ漫画の雄と寺ごはんとの出会い!制限があるドラマとは

「サチのお寺ごはん」が生まれたのは、久住昌之がメンバーのバンド「久住昌之&BleuHip」が出演した寺院のイベントに、料理僧として参加していた青江覚峰が腕を振るっていたのがきっかけでした。その時ふるまわれていた中に豚汁がありました。後に久住昌之が聞いたところによると、「精進料理にも、肉や魚を食べるという選択肢はある。ただ食べるのではなく、誰かにあげるのか、自分だけで食べるのか、いくつかの選択肢から選ぶ」という話なのだそうです。

久住昌之は、精進料理が持つ、その物理的、かつ心理的な制限に惹かれていったそうです。青江覚峰の著作にある、お寺ごはんレシピと法話という構図に惹かれ、「サチのお寺ごはん」の原型が完成。そこに、かねもりあやみが加わり、主人公の臼井幸が誕生しました。漫画のストーリー自体はかねもりあやみが担当し、久住昌之はアドバイザー的な役割を担っています。

それぞれがわいわいと話し合いながら漫画を作る様子は、源導、唐丸、小木や幸が集まって料理を作っている姿をほうふつとさせますね。「サチのお寺ごはん」は、久住昌之が、「花のズボラ飯」をきっかけに獲得した女性目線での物語をベースに、かなもりあやみが、ちょっと不幸体質の幸を等身大に描きます。幸を支えるのは、お寺の料理と、源導が語った仏の教え。

難しい言葉ではなく、身近にあるからこそ、それぞれの言葉が深くしみこみます。分かっていたつもりで本質が見えていない状態のことを、仏教では、「無明」という言葉で表します。身体によい、美味しい料理を食べて一息つく。すると、幸のように、見えないものが見えてくるようになるかもしれませんね。

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