三遊亭小遊三 笑点での福山雅治ネタが面白すぎる!前科ネタ、下ネタが愛される理由とは?落語の独演会と卓球への情熱

三遊亭小遊三、笑点での福山雅冶ネタが面白すぎる!前科ネタ、下ネタが愛される理由とは?

三遊亭小遊三、福山雅冶との共通点は下ネタ?

国民的演芸番組『笑点』での「ちょいワル系オヤジ」?でお馴染みの三遊亭小遊三師匠。番組内でも再々話題にされていますが、ご自分の容姿に相当自信があるようです。

自分に似ている芸能人として「アラン・ドロン」(だいぶ古い)、「ペ・ヨンジュン」(ちょっと古い)、「木村拓哉」(冗談にも程がある)、そしてよく間違えられるという「福山雅冶」!(ファンから刺される)などを挙げています。

どのお方とも似ても似つかぬ小遊三師匠。福山雅冶ファンからのネット炎上を覚悟して、無理してお二人の共通点を一つ上げるとしたら……「下ネタ」と言えるのではないでしょうか。

23年も続けた「福山雅冶のオールナイトニッポン」では、ましゃが二枚目の表側とは違った「裏ましゃ」(でも男前)で自分の股間を張った?下ネタをノリノリで炸裂(けれど、ましゃだから許される)させていました。

方や負けてはいません。三遊亭小遊三師匠も「入れた瞬間、気持ちい~い」(???)歌丸師匠が「何のこと言ってるの?」小遊三師匠「座薬です」落ちもなかなかです。

三遊亭小遊三、笑点での下ネタ、前科ネタが愛される理由は?

最近では使ってないようですが、落語芸術協会の「副会長」を務めていることから『笑点』での挨拶で「お尻を拭く会長の三遊亭小遊三です」と自己紹介していた小遊三師匠。

『笑点』ではもっぱらご自分を「イケメン」と称し、「よく福山雅冶と間違われるんだよな~」などの「イケメンネタ」?で笑わせてくれます。また、犯罪者ネタも小遊三師匠のお得意の一つ。

やり始めたきっかけは、小遊三師匠がある事件の犯人によく似ていたからだそう。犯人ネタを披露したところ大うけして、その後も『笑点』でネタとして使うようになったそうです。

「二度と乗りたくない電車は?」とのお題に「財布をすっただけなのに、痴漢と間違われる満員電車」や「団体旅行に向かないヤツは?」のお題に「空港で麻薬犬が一目散に駆け寄って来るヤツ」など、ネタに合わせて色々なキャラを演じ分けられるのも、小遊三師匠だから出来る匠の技。

そして、何より小遊三師匠の持つ「陽気さ」、「底抜けの明るさ」が皆から愛される理由なのでしょう。

三遊亭小遊三、落語の独演会と卓球への情熱!弟子はいるの?

三遊亭小遊三の卓球に賭ける情熱!独演会の様子は?

高校生の時、卓球部のキャプテンを務めていた小遊三師匠。1964年に東京オリンピックでの聖火ランナーを務めます。他部のキャプテンが欠場した代走だったそうですが、とても名誉なことですよね。

1966年に出身地である山梨県卓球選手権で見事優勝を果たしますが、残念ながら国体には出場出来ず、卓球に限界を感じた小遊三師匠は落語界への転身を図ります。落語家になった今も「らくご卓球部」のヘッドコーチを務め、メンバーには「座布団運びの山田くん」こと山田隆夫さんや現在休養中の林家こん平師匠がいます。

世界ベテラン卓球選手権へも数回出場するなど、未だ卓球への思いは熱くみなぎっています。独演会では、子供たちを前にしても身体を張って大笑いを誘う小遊三師匠。軽いのは身のこなしだけではなく、話の流れもスピード感抜群です。

この常人では表現出来ない躍動感は、まさに卓球で鍛えた運動神経の賜物!小遊三師匠、さすがです。

三遊亭小遊三に弟子はいるの?

三遊亭小遊三一門には、三遊亭圓丸、遊之介、春馬、遊雀、遊史郎、遊馬、遊喜、遊里、そして異色なのは、浅草の漫才師として有名な「ナイツ」がいることです。

漫才師ナイツとしての師は内海桂子師匠ですが、もともとは大学の落研で出会ったナイツの二人は落語芸術協会の定席に出るために三遊亭小遊三の一門に入りました。ゆえに、ナイツの落語の師は三遊亭小遊三師匠ということになり、小遊三一門の寄席で活躍中です。

小遊三師匠の弟子は個性派が多く、三番弟子の三遊亭春馬さんは陸上自衛隊の出身。「一門の中で一番クビになっているのが僕です。

酷いときは一日6回もクビと言われまして」。春馬さんはすぐにカッとなってしまうタイプらしく、小遊三師匠から破門を言い渡されたこと25回以上。それでも平成13年に真打ちに昇進。「失敗から多くのことを学びました」と語っています。

三遊亭小遊三、「笑点」で魅せる愛すべき七変化キャラ

三遊亭小遊三師匠は1947年生まれ。神奈川県横浜市生まれの山梨県大月市出身です。『笑点』で活躍しているイメージが強い小遊三師匠ですが、この『笑点』起用の背景には、漫才ブームが起こった1980年代にフジテレビ系で大人気だったお笑い番組『オレたちひょうきん族』に出演し、存在感を示したことが大きく影響しています。

若手の頃から物まねが得意で、中でも野球選手の形態模写には定評がありました。また落語家としては珍しく『人気怪獣パレード』(1984年)では、バルタン星人の声を担当。お笑い・物まね・声優と三拍子そろった特技で『笑点』でも様々なネタを披露しています。

中でも「イケメンネタ」「犯罪ネタ」「下ネタ」は小遊三師匠の代名詞と呼べるもので、師匠曰く「副業は裁判官で、判決を言い渡すときには『半ケツ』を出す」「座薬と火薬を間違えた」「指紋をふき取るのが大変だった教室掃除!」など、ネタなのか?本当なのか?分からなくなってしまうほど。

これも全て、小遊三師匠演じる「七変化キャラ」の成せる技でしょう。ちなみに犯罪ネタで沸かせる小遊三師匠ですが、もちろん前科とは全く無縁で、2008年には警視庁、八王子署に招かれてパトロールに参加するほどの模範市民です。

小遊三師匠、これからも師匠の愛すべき七変化キャラで『笑点』を大いに沸かせて下さい!

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