柴本幸は大河ドラマ「風林火山」由布姫でデビュー!プロフィールは?

柴本幸は大河ドラマ「風林火山」由布姫でデビュー!プロフィールは?

柴本幸はNHK大河ドラマ「風林火山」信玄の側室由布姫役でデビュー!

柴本幸(しばもとゆき)は、NHK大河ドラマ「風林火山」で、武田信玄の側室である由布姫役でデビューした女優です。当時所属していた芸能事務所パパドゥの勧めで、由布姫役のオーディションを受けた柴本幸。このときは、大学を卒業してから2カ月で、まったく芸歴もなく、素人同然の状態でした。

しかし、結果は、約100人に上る候補者の中から、由布姫役への大抜擢。柴本幸にとっては、子供の頃から憧れていた女優の道が開けた瞬間でした。両親とは、大学卒業までは学業優先と約束していたため、柴本幸が芸能界デビューしたのは24才と、やや遅いスタートとはなりましたが、大河ドラマの主役級に新人が抜擢されたのは初めての快挙です。これも、大学在学中から演劇サークルに所属し、観劇や映画鑑賞など、常に芝居の世界に触れるようにしていた努力のたまものでしょう。

柴本幸の両親はあの大俳優だった!慶應義塾大学卒業後に女優の道へ

柴本幸は、1983年生まれで、俳優の柴俊夫と、女優の真野響子の間に生まれたサラブレッドです。慶應義塾幼稚舎に入学した後は、小学校・中学校・高校と、全て慶応義塾で学んでおり、慶應義塾大学文学部を卒業しています。幼いころから役者夫婦である両親を見て育った柴本幸は、役者の難しさも見知ってはいたはずですが、女優に憧れる気持ちを失うことはありませんでした。

「大学までは学業を優先する」という両親との約束通り、女優に挑戦し始めたのは、大学卒業後です。しかし、NHKの大河ドラマ「風林火山」で、主役級となる由布姫役に抜擢されるとは、その才能は隠しきれないほどのものだったのかもしれません。「風林火山」で大抜擢されて以後は、ドラマや映画で、コンスタントに活躍中です。

柴本幸出演ドラマ作品は?リコーダーの腕前がスゴかった!

柴本幸「風林火山」以後に出演したドラマ作品は数知れず!

柴本幸がこれまでに出演したドラマ作品は、実にバラエティに富んでいます。2007年に大河ドラマ「風林火山」でデビューした後、2016年の現在まで、途切れることなくドラマ出演を続けている柴本幸。2008年の「東京大空襲」や、2015年に放送されたスペシャルドラマ「レッドクロス-女たちの赤紙-」など、戦争を題材としたドラマにも出演し、熱演を見せています。

また、「金田一耕助シリーズ 悪魔の手毬唄」や「新参者」などのミステリーや、「相棒」「ST 赤と白の捜査ファイル」といった刑事物など、異なるジャンルで、幅広い役柄を演じることができるところも柴本幸の持ち味です。最近では、2015年に放送された天海祐希主演のラブコメディ「偽装の夫婦」に幼稚園の先生役で出演したり、2016年の「家政婦のミタゾノ」では家政婦役を演じたりと、すでにベテラン女優の貫録すら感じさせます。

柴本幸が吹くリコーダーがスゴイ!コンテスト金賞受賞の腕前だった

柴本幸は、高校時代にリコーダーにのめり込んだことで知られています。ただのめり込んでいただけでなく、柴本幸のリコーダーの腕前は、実際にスゴいものでした。柴本幸は、リコーダーの魅力に関して、「笛のほうが、しゃべるよりも豊かに感情を表現できる」とコメントをしています。そんな柴本幸のリコーダーの師匠は、日本を代表するリコーダー奏者といわれる吉澤実です。

吉澤実はウィーン国立音楽大学や東京藝術大学などで講師を歴任し、自身のCDもリリースするほどの実力者。柴本幸は、吉澤実仕込みの豊かな表現力を駆使した結果、「第21回全日本リコーダーコンテスト・高校生独奏の部」において金賞を受賞したほか、2001年には「慶應義塾塾長賞」を受賞しました。これほどのリコーダーの実力が、女優活動の影に隠れてしまっているのは少々残念な気もしますね。

柴本幸が家政婦に!「家政夫のミタゾノ」で秘密を暴く!?

柴本幸は、話題を呼んだ、テレビ朝日系の金曜ナイトドラマ「家政夫のミタゾノ」に出演していました。「家政夫のミタゾノ」が話題となった理由は、主人公のスーパー家政夫・三田園薫を演じた松岡昌宏の女装が、秀逸だったからです。物語は、三田園薫が派遣先の家庭の秘密を暴き、一度壊してから再生させるという一話完結型です。

「家政夫のミタゾノ」で柴本幸が演じているのは、むすび家政婦紹介所の派遣家政婦の1人である藤川蘭。柴本幸が演じる藤川蘭は、他人の不幸やゴシップ話が大好きで、物事の好き嫌いがはっきりしており、言いたいことははっきり言うと性格。「いかにもいそう」と感じる人物を好演しています。

大河ドラマ「風林火山」の由布姫役でデビューして以降、ドラマはもちろん、映画や舞台のお芝居や、雑誌「BOAO」の専属モデルとしても活躍してきた柴本幸。今、その演技力の幅は、さらに広がりを見せています。今後は、父親の柴俊夫や、母親の真野響子、叔母にあたる眞野あずさとの共演も楽しみにしたいところですね。

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