趣里の父は水谷豊で母は伊藤蘭!芸能界きってのサラブレットだった!

趣里の父は水谷豊で母は伊藤蘭!バレエ留学するほどの実力の持ち主だった!

趣里の父は水谷豊で母は伊藤蘭!芸能界きってのサラブレットだった!

趣里(しゅり)は、テレビ朝日で2017年10月から始まる帯ドラマ劇場「トットちゃん!」に出演することが発表されるなど、近年、話題作への出演が続いている女優です。デビューした当初は、両親が誰もが名前を聞いたことのある有名人でもあることでも話題を集めました。

趣里の父親は、ドラマ「相棒」シリーズでもお馴染み、ダンディな佇まいで事件を解決していく杉下右京役の水谷豊です。歌手としての実力もあり、1979年に発売されたシングル「カリフォルニア・コネクション」では、音楽番組の「ザ・ベストテン」で4週連続1位を取っています。

一方、趣里の母親は、3人組アイドルとして活躍していた元キャンディーズのランこと伊藤蘭です。1978年の人気絶頂時にキャンディーズが惜しまれつつ解散した際の伊藤蘭のコメント「普通の女の子に戻りたい!」は、今でも耳にすることがあるほど有名です。

お芝居を学び始めた当初は、女優になると「二世」と言われることが明らかだったので、「生半可な覚悟ではできない」と考えていたという趣里。しかし、演技することが面白いという気持ちを抑えることはできず、女優を目指すことを決意しました。

趣里はバレエ留学するほどの実力の持ち主だった!バレリーナを諦めたワケ

趣里は、母・伊藤蘭が、クラシックバレエを得意としていた影響で、幼いころからバレエを習っていました。インターナショナルスクールに通っていた小学校5年生のときに、舞台「くるみ割り人形」で主役を演じたと言いますから、当初から光るものがあったのでしょう。以降は、本格的にバレリーナを目指すようになり、毎日のハードなレッスンに励んだ結果、高校へ進学するタイミングでオーディションに合格。イギリスにバレエ留学し、バレエ一色の日々を送っていました。

しかし、アキレス腱の断裂や、足首の剥離骨折など、度重なる怪我を経験することになり日本へ帰国した趣里は、バレリーナの道をあきらめざるを得なくなります。留学できるほどの実力を持ちながらも、閉ざされてしまった趣里のバレリーナ人生。その後しばらくは、すべてを失ってしまったかのように感じられ、生きていくことが考えられないほどつらい時期を過ごしたそうです。

趣里はNHKの朝ドラ「とと姉ちゃん」をはじめ様々な作品で活躍中!小田急のCMが可愛いと話題に!

趣里はNHKの朝ドラ「とと姉ちゃん」をはじめ様々な作品で活躍中!狂気の演技に共演者が引いた?!

趣里の女優デビューは、2011年、TBSの「3年B組金八先生ファイナル『最後の送る言葉』4時間SP」にて飾られることになりました。その時に演じたのは、武田鉄矢演じる坂本金八に恋をする中学生・柴崎葵役です。父が水谷豊で母が伊藤蘭という二世タレントとして注目されたことはもちろん、趣里の実年齢よりも5歳も年下の役でもあったことでも話題を集めました。

その後も立て続けにドラマ出演を重ねていった趣里は、2016年になると、高畑充希主演のNHK朝ドラ「とと姉ちゃん」に出演。育児と仕事の両立で悩む大塚寿美子(後に藤ヶ谷寿美子)役を演じ、「キャラと声や話し方がぴったり」「大塚寿美子は誰?」と話題になりました。こうして、親の名を借りた二世俳優ではなく、女優・趣里としての知名度を上げるきっかけをつかみます。

趣里の演技力が「狂気的!」と話題となったのは、2017年4~6月にTBSで放送されていた藤原竜也主演のミステリードラマ「リバース」です。趣里は、三浦貴大が演じる夫・村井隆明のエキセントリックな妻・村井香織を演じました。家事放棄したあげくごみ屋敷と化した豪勢な自宅に住み、夫を監禁したり、それに失敗すると自らが錯乱したりする香織役で、尋常ではない熱演を見せた趣里。狂気の演技は、彼女を良く知る友人からも「ヤバイね」と言われたほどで、視聴者に衝撃を与えるものとなりました。

趣里が小田急CMで可愛いと高評価!

ホラーな演技で世間をあっと言わせた趣里ですが、2016年に放映されていた小田急電鉄のCMでは「可愛い」と評判になりました。登場するのは、久々に集まった様子の3人の女性たち。趣里が演じる女性は、近々結婚することが決まっているようです。その話で盛り上がっている最中、CMの場面は、彼女たちの高校時代に切り替わります。

女子高生の制服姿でポニーテールにしている趣里は、まったく違和感がありません。「ずっと変わらないと思っていた」高校時代を懐かしみながらも、結婚という新しい節目に向かう女性のなんとも言い難い心情の変化を繊細に表現して見せた趣里。制服姿の可愛さはもちろんのこと、余韻の残る演技で目が離せなくなる、そんな印象的なCMとなっています。

趣里が主演ドラマ「過ちスクランブル」で橋本マナミと対決!

2016年には、映画「過激派オペラ」「秋の理由」が、2017年には、「母~小林多喜二の母の物語」「彼女の人生は間違いじゃない」と出演作の公開が相次いでいる趣里。すでに二世俳優のイメージはすっかり払しょくされ、個性派の評価も高まりつつありますが、フジテレビのドラマ「過ちスクランブル」では、いよいよ連ドラ初主演を務めることが発表されました!

まずは、2017年10月28日から1週間限定で、新宿のK`s cinemaにて劇場公開。続いて、2017年11月19日からは、結末の異なるバージョンが、CSフジテレビにて30分×5話として連続放映されます。

趣里が演じるおっちょこちょいで一本気な主人公・理沙の妄想も入り混じって展開されるラブコメディーの本作。片思い中の同僚(若葉竜也)を巡り、橋本マナミが演じる色気全開の人妻・祥子と争うことになりますが、とんでもない展開になって……というあらすじです。趣里曰く「人間の裏側の見たくない部分ものぞける」とのことなので、演技派として注目される演技力も存分に味わえそうです。

趣里は、バレリーナになる夢が挫折してしまったことで、一度は絶望の淵にまで追いやられてしまいました。しかし最近は、映画や舞台などで踊りを披露する機会にも多く恵まれるようになり、「今、私はとても幸せです」とまで言えるようになっています。

自身の力で、自分らしく輝ける場所にたどり着いた趣里を、親の七光りだと言う人はもはやいないのではないでしょうか。その心根の強さこそが、今もなお芸能界の第一線で活躍し続けている父・水谷豊と母・伊藤蘭から受け継いだものなのかもしれません。今後はどのような顔を見せてくれるのか、趣里の活躍ぶりが非常に楽しみです。

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