杉本彩の結婚遍歴!壮絶過ぎる生い立ちを乗り越えてつかんだ幸せ

杉本彩らしすぎる離婚理由!?再婚夫との現在は?

杉本彩の離婚理由はセックスレスだった?

年齢を重ねてもセクシーな雰囲気は衰えない、「美のカリスマ」こと女優の杉本彩。ゴージャスな肉食系女子としてのイメージが強い杉本彩ですが、11年連れ添った元夫との離婚理由もまた彼女らしいものでした。

杉本彩の元夫は、ミュージシャン兼音楽プロデューサー。1992年にゴールインしていて、4年の同棲期間をあわせると、15年間も生活を共にしていたことになりますが、その離婚原因に挙げたのが、「セックスレスで夜の生活が合わなかった」ことです。

しかし、元夫との離婚原因は、セックスレスだけではありませんでした。結婚している間は、実母も同居していましたが、精神的に不安定で暴言が度重なったため、元夫が精神的に深く傷ついてしまったと伝えられています。加えて、杉本彩が売れっ子になったことで生じた感情の摩擦も離婚の原因に。セックスレスが「肉食系の杉本彩らしい」離婚原因だとして面白おかしく伝えられていますが、それは一部分にすぎず、元夫に実母も加えた人間関係が修復不可能になったのが理由のようです。

杉本彩が再婚したきっかけは闘病生活での献身?再婚夫とアツアツな関係?

離婚後は、奔放な独身ライフを貫くのではと見られていた杉本彩ですが、予想を見事に裏切って、2011年に、現在の夫と再婚しました。再婚した夫は、彼女の個人事務所「オフィス彩」の副社長でもあります。再婚を決定的にしたのは、彼の闘病生活だったそうです。

大病を患った再婚夫に、献身的に尽くした杉本彩は、自ら作った料理を入院先に持って見舞いに行くこともあったと言います。こうして再婚した夫と新しい生活をはじめた杉本彩。しかしここでもなお、母親が、再婚した夫を気に入らない様子で、「家柄に合わない」「あんな男を家に入れるなんてもってのほか」と週刊紙でブチまけています。

そんな母親に対して、「まるで私の不幸を祈っているみたい」と返した杉本彩に、「お母さんと連絡をとって面倒を見たほうがいい」とアドバイスしたのは再婚した夫だとか。こうして、器が広い夫と良好な関係を築いてきた杉本彩。子供こそいませんが、いまも恋人みたいにアツアツなので、離婚することはなさそうです。

杉本彩の出身や実家!壮絶過ぎる生い立ちがあった!

杉本彩は京都の祇園出身だった!実家は服に縁深い環境!

杉本彩は、1968年7月19日生まれで、京都府京都市東山区祇園出身です。本名は、松山基栄(まつやまもとえ)と言い、母方の祖父母が着物関係の仕事をしていたという実家は、母親がテーラーで、父親が洋服の生地を扱うサラリーマンと、服飾に縁深い環境でした。

幼い頃は、内気で人見知りしやすい性格だったため、家の中で遊ぶことが多かった杉本彩。母親は行儀作法に極めて厳格で、行儀の悪いことをすると、髪の毛をつかんで引きずり回すというお仕置きが待っていたそうです。中学校進学時には、バレーボール部に入部して、1年生でレギュラー入り。

エースアタッカーとして活躍し、キャプテンとしてチームをまとめ上げる一方で、学業も優秀と、まさに文武両道でした。家に帰れば、多忙な母親に代わって毎日食事を作ってもいたと言います。しかし、そんな日々が一転してしまう出来事が起こりました。

父親が脱サラし、母親もテーラーを辞めて小料理屋を始めたのは、杉本彩が中学生の時のこと。父親が借金の保証人になっていた知り合いが蒸発したことから、壮絶な日々を送ることになります。

杉本彩の家庭は金融業者の取り立てで崩壊?自殺を図った壮絶な過去とは

父親が借金の保証人に名を連ねたものの、一家に莫大な借金を返済する余力などありませんでした。住んでいた家は差し押さえられ、悪徳金融業者のえげつない催促が毎日続いたそうです。杉本彩自身、両親と共に金融会社に連れて行かれて、事情も分からぬままに頭を下げさせられたこともあったとか。高校受験を間近に控えていた彼女の進学費用すらままならないほど、財政事情はピンチに。

父親に愛想をつかした母親は、新しい恋人に走り、家庭は崩れ去りました。その後、追い詰められた杉本彩が、手首を切って自殺を図ったことが決定打となり、両親は離婚。母親に引き取られた杉本彩ですが、「母親とその恋人が用意してくれた家に住むのは息苦しい」という理由から、16歳で家出して、高校も中退。生活費を稼ぐために、モデルやキャンペーンガールなどの仕事をしていたところ、芸能事務所スターダストプロモーションにスカウトされて芸能界入りしました。壮絶すぎる生い立ちが、現在の杉本彩を生んだのですから、人生とは分からないものです。

杉本彩は犬と猫計11匹と暮らす日々!「無責任な飼育放棄やめて」と講演会で訴え!

動物愛護活動家としても精力的に活動する杉本彩が、高松市で、「命の尊厳と和~殺処分をなくすために私たちにできること~」と題して講演し、約200人の聴衆へメッセージを送りました。20年以上も動物愛護活動に身を捧げ、犬と猫計11匹と毎日暮らしている杉本彩。動物愛護に目覚める契機となったのは、2006年に、広島で、犬の動物園が経営破たんした事件でした。

100匹以上の犬が、餓死や共食いで命を落としたことに愕然としたと言います。独自に調べた結果、動物たちの命が粗末に扱われる日本の現状を知り義憤に駆られた杉本彩は、さまざまな動物愛護に携わり、過酷な境遇にあった犬を自らも引き取って育てるようになりました。

さらに、毛皮反対のキャンペーンに立ち上がったこともありました。それが、「毛皮を着るくらいなら裸でいい」という意味のプラカードを掲げで挑んだ公開ヌード撮影です。全国的に犬や猫の殺処分は減少傾向とされる統計にも、「数字の減少だけならすぐ達成できてしまう」と指摘。「抜本的には、無責任な飼育放棄をやめなければならない。近年の安易な猫ブームはそれと逆行するものだ」とも述べています。

これほど熱心に動物愛護活動に取り組むなら、政治家になればどうかと言われたことも少なくないと言いますが、「政治家だと逆にできないことがあると思う」と、現在の立場での運動を継続する覚悟のようです。華やかで奔放そうに見える「美のカリスマ」杉本彩に、このような熱心な面があったと知ると驚く方もいるかもしれません。

弱い立場に置かれた動物の現状を見過ごせないのは、自らの壮絶な生い立ちとも無縁ではないのでしょう。動物たちと同じように、再婚夫にも惜しみなく愛情を注ぐことで、動物愛護活動とアツアツの結婚生活を両立させて頑張って欲しいものです。

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