高橋みなみ「最後の総選挙」は賞味期限で惨敗覚悟?

高橋みなみ「最後の総選挙」は賞味期限で惨敗覚悟?

2022年10月4日 更新

2015年4月8日。あるアイドルのソロコンサートが、東京のお台場にあるZepp Tokyoで行われました。そのアイドルグループは一大ムーブメントを巻き起こし、今なおその人気は衰えることを知りません。そのグループで一位を一度も取った事のないそのアイドルは、一位になったことはありませんが、グループ立ち上げからグループを支え、守り、発展に尽力し、ファンのみならずグループメンバーからも慕われるアイドルです。私服がダサいと言われても、笑いに変え、不祥事や事件が起こっても、悲しく辛いはずなのに、メンバーの誰よりも先に笑顔になり、仲間の肩を抱く。そのアイドルは最後まで凛として先頭に立ち続けています。そのアイドルとは

高橋みなみ(たかみな)「最後の総選挙」は惨敗覚悟?

高橋みなみ(たかみな) アイドルとしての革命を起こしたAKBグループ

AKBグループの特徴として、CDに握手権が付いており、それを開催される会場に行けばそのアイドル達と直接会うことが出来、尚且つ喋ることもできて握手もしてもらえるという、一つのCD販売促進方法を生みだし定着させました。またもう一つの特徴として、東京秋葉原を拠点としているAKB48を始め、名古屋に拠点があるSKE48、大阪難波に拠点を張るNMB48、福岡県博多に拠点を構えるHKT48、各グループは劇場公演と言われる、ミニコンサートのようなものを毎週開催しており、終了後にはハイタッチでアイドル達が見送ってくれると言うスタイルも確立。そして今回、そのAKBグループがテレビでも特番を組まれるほど世に知れ渡らせた、自分の応援するアイドルたちにCDを購入して投票権を手に入れ、そのグループで一番人気があるかを競い、次のCDのセンターポジションを手に入れるか競う「選抜総選挙」。今回で7回目を迎えるこの選抜総選挙。高橋みなみは第一回5位、第二回6位、第三回7位、第四回は盛り返して6位に。第五回は8位、前回第六回は9位と必ず10位以内には入っており、決して1位を狙うのが難しい位置に居る訳ではありません。

高橋みなみ(たかみな) 恋愛禁止ルールを逆手に取った、岡村隆史との熱愛報道はどっきり!

2014年12月4日付のサンケイスポーツで、高橋みなみと、ナインティナインの岡村隆史の熱愛報道がありました。これは実は番宣で、2014年12月6日放送のフジテレビ系列のバラエティ番組めちゃめちゃイケてる!の「衆院選よりも一足お先に解散総選挙スペシャル」の為のものでした。その番組内で理由が語られ、AKBのプロデューサーの秋元康とナインティナインが打ち合わせし、もうAKBの企画をやりつくしたので何をしようという話になりました。そこで秋元康から、今一番新しいのはどっきりじゃない?という発言を受けてのものでした。AKBグループはアイドルとして恋愛はしない、という高橋みなみの発言もあり、原則禁止。それによってアイドルを引退したメンバーもいます。それが総監督であり、恋愛禁止の発言をしていた高橋みなみが恋愛をしたら、メンバーはどんな反応をするかという趣旨でした。予想通り各メンバーが面白い反応を見せ、番組の視聴率も12,5%と高い数字を叩き出しました。しかし新聞媒体を使った嘘の報道、番宣で世間を騒がせたことに関しては、少なからず批判の声もありました。ですが、これは高橋みなみの卒業宣言への前振りであったように思います。何も無い状態で卒業を発表するよりは、AKBグループの為に例え自分の評価が下がっても、盛り上がることをし、またそれによって少しでも卒業を受け入れやすいような心境に、卒業してもしょうがないという方向に持って行こうとしたのではないかと考えます。放送の2日後の12月8日、東京の秋葉原にあるAKB48劇場で行われた、グループ結成9周年記念公演にて、高橋みなみは1年後に当たる2015年12月8日をもって卒業をすると発表しました。涙ながらに公演の中でファンやスタッフ、メンバーに対して感謝の気持ちを伝え、それを聞いた劇場に居たファン達もその覚悟の強さに、引き止める声も最後には拍手とねぎらいの言葉を贈っていました。

高橋みなみ(たかみな) その魅力とは

高橋みなみ(たかみな) 私服がださいけど腹筋は凄いんです!

“たかみな”の愛称で親しまれる高橋みなみですが、芸能人を目指してオーディションをいくつか受けていました。しかし落選を繰り返したこと7度、これでだめだったら諦めようと思っていた運命の2005年10月30日。「AKBオープニングメンバーオーディション」の合格者発表が行われ、応募総数7924名の中で最終合格者は24名。見事その中の一人に選ばれ、芸能界の門を開きました。ちなみにこの合格者の中には、こじはること小嶋陽菜や峯岸みなみに板野友美、そして前田敦子が居ました。落ちた中にものちに2期生になる宮澤佐江や、3期生になる柏木由紀、2006年に劇場カフェスタッフから追加された篠田麻里子が居ます。錚々たる面々の中で選ばれた理由は「身長と誕生日が48だったから」というAKB48戸賀崎支配人の言葉に寄るように、偶然選ばれた高橋みなみ。そこから苦手だったダンスレッスンに励み、2007年1月、前任者の卒業に伴いAKB48のリーダーに就任します。ちなみに当時から私服がださいと言われており、芸能人のオーラがまるでないとメンバーにも公演等でいじられる始末。2015年3月にも峯岸みなみによってそのださい服装がアップされており、篠田麻里子にもいじられていました。相変わらず健在なようですが、その3月に放送されたミュージックステーションでのステージ衣装でお腹の部分が見えていたのですが、明らかに鍛えた腹筋でした。余計な脂肪が一切なく、綺麗なその腹筋にファンもネットで、たかみなはいつ鍛えたんだろう、と話題になっていました。

高橋みなみ(たかみな) どっきりによって演技力を絶賛される。そして絵はピカイチ!

来年ソロ活動をするにあたって朗報なのが、先のドッキリ企画の時に見せた、高橋みなみの演技力がネットで話題になりました。番組内で、掲載される予定の熱愛の写真について涙ながらにメンバーに交際を告白するシーン。その高橋みなみの迫真の演技にメンバーも涙ぐんでしまいました。それを見た各誌は卒業したらドラマを中心に行くのでは?と話題になっています。また、2013年に放送された、めちゃイケのスペシャルで行われた理科のテストにて、その昆虫の絵があまりにもリアルに書かれており、その才能を発揮していました。また、メンバーのブログなどにもたまにその模写やキャラクターなどが高橋みなみ作として出ていました。卒業しても彼女の私服以外は安泰ですね。

高橋みなみ(たかみな)の出身地、東京都八王子市はどんなところ?

高橋みなみ(たかみな)の出身地 東京都八王子市のローカルヒーロー「転成合神ゲンキダーJ」とゆるキャラ「たき坊」

いつも元気な高橋みなみの出身地八王子に、高尾山に住む10番目の烏天狗という設定で誕生したローカルヒーロー。そのいでたちは白を基調にし、緑色のプロテクターを付けたコスチュームを身にまとい、額には八王子のローマ字の頭文字「H」を付けています。デビューは2009年11月で、その後八王子の各種イベントに登場しているということです。是非見かけたら握手をしてみてください。

また滝山町にある少林寺の副住職が考案したゆるキャラで、市の公認にもなった「たき坊」はタヌキをモチーフにしており、2012年のゆるキャラグランプリでも58位になっており、東京都のゆるキャラの中でも上位のキャラクターとして人気です。

高橋みなみ(たかみな)の出身地 東京都八王子市「高尾山若葉祭り」

八王子市にある高尾山は標高599mの山で、都心から近く登山者だけでなく、観光スポットとしても人気の山です。古くから修験道の霊山とされており、西暦744年には高尾山薬王院が創建されています。また1967年には明治100年記念事業のひとつとして国定公園に、高尾山その周辺一帯を明治の森高尾国定公園として指定されました。4月から5月は自然の宝庫である高尾山では春の木々の芽吹きを祝うべく「高尾山若葉祭り」が開催されております。土日にはイベントが多く行われ、プレゼントの配布もあるようです。中でも車人形と言われる八王子の伝統芸能が西川古柳座によって公演されたり、大道芸が行われたり、大正琴演奏会が行われたりと、賑わいをみせているそうです。是非一度訪れてみては如何でしょうか。

メンバーを気遣いながらファンを気遣った彼女の、アイドルとしての最後の1年と、総監督としての最後の雄姿を、ファンの人たちはその目に焼き付けるでしょう。また彼女の勇退の道を、選抜総選挙初1位と言う花道で飾りたいというファンの人も多いことと思います。結果はどうなるか、ファンならずとも気になる所ですね。

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