谷原秀人のスイングは飛距離よりも安定重視?!嫁は元ハロプロアイドルだった!

谷原秀人のスイングは飛距離より安定重視?!パターの技術がすごい!

谷原秀人のスイングは飛距離より安定重視?!

谷原秀人は、1978年11月16日生まれ、広島県尾道市出身のプロゴルファー。ツアー14勝、生涯獲得賞金は10億円を超えるトッププレーヤーです。

父の影響で12歳からゴルフを始め、尾道の練習場「バッツ」で、後にプロとなる今田竜二らと腕を磨きました。そして、広島県瀬戸内高等学校を経て、ゴルフの名門・東北福祉大学に進学します。
東北福祉大学では1年生からレギュラーで、1998年から3年連続で日本代表チームに入り、アジア大会団体金メダルの獲得に大きく貢献した谷原秀人。中国アマゴルフ3連覇などの実績を残し、大学卒業後の2001年にプロ入りしました。2006年の全英オープンで5位に入るなど世界でも活躍しています。

谷原秀人のドライバーの平均飛距離は約280ヤードと、プロにしてはあまり飛びません。それは実は、左右の体重移動を抑えた日本人には珍しい一軸スイングをしているためです。左右に大きく体重移動をすれば飛距離は稼げますが、安定性に欠ける面は否めません。谷原秀人は、一軸スイングすることにより、飛距離より安定性を重視していると言えるでしょう。

谷原秀人のパターの技術がすごい!練習法にも工夫あり

谷原秀人は、2012年から3年連続で平均パット数1位を獲得するなど、日本ツアー屈指のパット巧者です。絶対に3パットをしないその技術は、言葉にすると簡単ですが、実践するとなると非常に難しいもの。そのメソッドの秘密は、やはり安定志向にありました。

谷原秀人のパッティングのポイントは、「ボールへのタッチを変えず、ストローク中のヘッドスピードをゆっくり一定に保つ」というものです。ヘッドとボールを同じ速さで打ち出すように左肩を動かせばタッチが合いやすく、タッチが合えば、ラインを作りやすくなり、3パットが減るという理屈になります。

このパッティングを維持するために、練習の際は重いパターを使っている谷原秀人。重いパターならば打ち急ぎにくくなる上、体の大きな筋肉で振らないとヘッドスピードが等速になりにくいからです。打ち急ぎを防ぎ、手先で打たないための工夫がつまったこの練習は、さすがと言えます。

谷原秀人の嫁は元ハロプロアイドルだった!ドライバーやクラブセッティングは?

谷原秀人の嫁は元ハロプロアイドルだった!子供は?

谷原秀人は、29歳だった2008年7月20日に、ハロー!プロジェクトのココナッツ娘。のアヤカこと長手絢香と結婚しました。結婚式は、ゴルフ界と芸能界それぞれから錚々たるメンバーが列席し盛り上がったそうです。その3年後の2011年8月29日には、第一子である長男・悠人が誕生。現在は、家族3人で暮らしています。

谷原秀人と長手絢香が出会ったのは、2007年に開催されたマイナビABCチャンピオンシップのプロアマ戦でした。谷原秀人が長手絢香に一目惚れをしてから猛チャージ。メールを頻繁に送り、一週間続けて長手絢香に会いに行き、交際に至ったと言います。

嫁の長手絢香は、14歳の時に母親とハワイに移住しました。その当時ハワイ在住だった5人で結成したのがココナッツ娘。でした。活動を日本に移してから上智大学を卒業するなど、勉学と芸能活動を両立させた才色兼備の女性です。谷原秀人と結婚するため、2008年4月30日に、ハロー!プロジェクトを卒業しています。

谷原秀人のドライバーやクラブセッティングは?キャディーを試合ごとに変えるワケ

谷原秀人のクラブセッティングは、パター以外はすべて本間ゴルフ社製のツアーワールドシリーズを使用しています。ドライバーは、TOUR WORLD TW737 460(9.5度)、フェアウェイウッドは3、5番、ユーティリティは21度、アイアンは5~10番、ウェッジは52、58度、パターはスコッティキャメロンのプロトタイプです。

とはいえ、アイアンが得意な谷原秀人だけに、コースによっては、フェアウェイウッドやユーティリティを、3番アイアンなどと差し替える場合もあります。ボールは、ダンロップスポーツ社製。アパレルとシューズは、プーマと契約しています。

谷口秀人は、試合ごとにキャディーをよく変えることでも有名です。国内のミズノオープンでは、元ハウスキャディで幼なじみの原田真由美を、2017年の全英オープンでは、東北福祉大学の1学年下のツアープロ谷口拓也をキャディーにして話題を集めました。谷口秀人は、勝つために最良な答えを選択できる柔軟な思考を持っているのでしょう。

谷原秀人が初の米メジャー大会決勝ラウンド惨敗も多忙な秋に闘志を燃やす!

谷原秀人は、2017年8月に、アメリカノースカロライナ州のシャーロットで開幕されたアメリカのメジャー大会全米プロゴルフ選手権に出場しました。この大会には、谷原秀人、松山英樹、池田勇太、小平智の4人の日本人選手がエントリーしています。

谷原秀人は、初日に首位と4打差のイーブンパー25位タイと好発進。自身初の米メジャー大会決勝ラウンドを戦ったものの、終わってみれば通算11オーバーの67位タイと惨敗しました。前週からショットが不調だった谷原秀人は、「得たものはない。ただ参加しただけ。」と厳しい表情を浮かべています。

ヨーロッパツアーでは賞金ランキング上位の谷原秀人も、すでに40歳手前。日本・アメリカ・ヨーロッパのツアーを転戦するには厳しい年齢になってきました。7月の欧州ツアー参戦中に、体の負担を軽減するスイングへとマイナーチェンジに着手していますが、試行錯誤が続き、いまだ苦しんでいる状況です。

9月以降は、米ツアーの出場権をかけた入れ替え戦や、世界選抜チームとして出場の可能性があるザ・プレジデンツカップ。欧州ツアーのビッグトーナメントや、自身の主催大会など、今後もスケジュール調整や移動に悩まされそうな谷原秀人。しかし、「上を目指していくだけ。海外が嫌いなら行ってない」と、その目はまだ光を失ってはいません。今後も、その強い気持ちのまま、世界のトップ選手たちをも追い詰める粘り強いプレーを国内外で見せてもらいたいです。

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