「ザ・クラウン」Netflixオリジナルドラマ放映中!エリザベス2世とはどんな人物?

「ザ・クラウン」Netflixオリジナルドラマ放映中!エリザベス2世とはどんな人物?

「ザ・クラウン」Netflixオリジナルドラマとして独占配信中!その製作費は100億円超え!

「ザ・クラウン」は、映像ストリーミング配信会社Netflix(ネットフリックス)が制作した、2016年11月から独占配信中のアメリカ・イギリス合作のオリジナルテレビドラマです。

イギリス女王エリザベス2世の治世を描いた作品で、1シーズン10話構成。100億円以上もの製作費を投じている大作としても知られています。2006年に公開された、イギリス王室の舞台裏を描いた映画「クィーン」で、アカデミー脚本賞にノミネートされたピーター・モーガンが製作と脚本を担当。

シーズン1の配信前から、全6シーズン構想が決定していて、年代によって役者を交代しながら、今年で90歳となるエリザベス2世を描く壮大なドラマとなっています。

「ザ・クラウン」のエリザベス2世はわずか26歳で女王に!

「ザ・クラウン」の基になっているエリザベス2世の実名は、エリザベス・アレクサンドラ・メアリーです。1952年に、父親であるジョージ6世が死去したため、わずか26歳で君主に即位しました。女王としては4代目となり、2007年には、ヴィクトリア女王を抜いて、英国史上最高齢の君主となったエリザベス女王。2015年には、在位期間が63年と216日になり、再びヴィクトリア女王を抜いて、イギリス史上最長在位の君主となっています。

さらに、2016年には、タイ王国のラーマ9世が死去したため、君主として世界最長の在位君主となり、現在も記録を更新中です。「国民に親しみやすい王室」を目指してきたエリザベス女王は、私生活をテレビで放送するなど、斬新な発想を持ちながらも温厚な君主として知られています。

「ザ・クラウン」のあらすじネタバレキャスト!

「ザ・クラウン」あらすじネタバレ!若くして女王となったエリザベス2世の苦悩を描いたシーズン1

「ザ・クラウン」シーズン1は、エリザベス2世と、夫であるエディンバラ公フィリップ王子の結婚式から始まります。それまで海軍で働いていたものの、結婚後は、王室の仕事に集中することになったフィリップ王子とエリザベス2世との間に生じたのは確執です。

しかし、それを乗り越えた2人は、体調を崩したエリザベス2世の父親ジョージ6世に代わって、海外の公式訪問を務めます。ケニアを訪問中の1952年、ジョージ6世の死去を知らされた2人は、すぐに帰国。その翌年、エリザベス2世は、ウェストミンスター寺院において執り行われた戴冠式で王位継承し、イギリス女王の座に就きました。

しかし、わずか26歳だったエリザベス2世には、ロンドン全体を襲った健康被害や、王室のスキャンダルなど、数々の試練が待ち受けていました。それでも、前を向いて進むことを厭わなかったエリザベス2世。家庭教師を雇うなどして、自らも成長しながら、女王の仕事を全うしていきます。

「ザ・クラウン」キャスト!若きエリザベス2世を演じるのはクレア・フォイ!脇を固めるのは豪華俳優陣!

「ザ・クラウン」で、若きエリザベス2世を演じたのは、「クロスボーンズ 黒ひげの野望」や、歴史ドラマ「ウルフ・ホール」のアン・ブーリン役で知られるクレア・フォイです。夫フィリップ王子は、イギリスの人気ドラマ「ドクター・フー」の11代目ドクター役で知られるマット・スミスが演じています。

保守党の首相ウィンストン・チャーチルは、トニー賞やエミー賞など数々の賞を受賞している大御所俳優ジョン・リスゴーで、ジョージ6世を演じたのは、「リンカーン」や、「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」のジェームズ・モリアーティ教授で知られるジャレッド・ハリスと、大御所俳優が脇を固めました。「ザ・クラウン」シーズン2でも、主要キャストは続投予定ですが、シーズン3以降は描かれる年代が進むため、キャストの交代が予定されています。

「ザ・クラウン」は高額の製作費を投じて再現したゴージャスな衣装も見所の一つ!

「ザ・クラウン」は、映画の大作に匹敵するほどの製作費を投じたテレビドラマです。ロケ撮影や、壮大なセット、劇場やモールの貸し切りなどだけでなく、王室らしい華やかな衣装を再現するためにも費用をかけています。「ザ・クラウン」のコスチューム部門に参加しているのは、「ゲーム・オブ・スローンズ」でエミー賞に輝いたこともあるミシェル・クラプトンを含む数十人のスタッフ。徹底的なリサーチで本物に近づけたファッションも、「ザ・クラウン」の大きな注目ポイントとなっています。

とりわけ、エリザベス女王となってからのゴージャスな衣装は圧巻で、ドラマに説得力を与えていると評判です。
エリザベス2世を演じたクレア・フォイも、徹底的なリサーチをして役に挑んだと明かしています。しかし、「結局、本当の王室のことは誰にも分からないわ。他のイギリス人と同様に、私も女王とともに生きてきたけど、分かるのは、あくまでも公共の面のことだけなの」ともコメント。

「ザ・クラウン」で描かれているのは、女王としての職務だけでなく、夫フィリップとのストーリーも注目ポイントの一つです。その点で、クレア・フォイは、マット・スミス演じるフィリップについて、「大好き。2人は愛し合っているけど、タフで、大きなプレッシャーを背負っているから、複雑で、素晴らしく、興味深いものになっているはずよ」と語っています。

「ザ・クラウン」は、配信開始前から、Netflixにとって、「ダウントン・アビー」や「ゲーム・オブ・スローンズ」に並ぶような代表的な歴史大作になるのでは?と大きな話題を集めていました。実際に配信されてみると、レビューサイトでは、高い前評判をしのぐほどの高評価を獲得し続けています。「ザ・クラウン」の物語は始まったばかりですが、全6シーズンの序章から、いきなり賞レースを賑わしそうです。

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